日常から離れ、ゆっくりと自分を感じる時間を作る為、先日リトリート目的で沖縄へ行ってきました。
沖縄を訪れるのはちょうど1年振りです。
宿泊先は、南城市の小高い場所にあるモロッカンテイストの邸宅ホテル。
昨年に続き2回目の宿泊です。
私にとってここ南城市は特別な場所。
初めて沖縄を訪れた時、何とも言えない懐かしさを感じたのを覚えています。
こちらのホテルには、旅の初日に一泊お世話になりましたが、2度目の訪問をオーナーご夫妻共に温かく迎えて下さいました。
玄関の扉を開け、奥へと続く階段を一歩ずつ上がると、懐かし香りが漂い「やっとホームに帰ってきた。」というような安堵感を感じました。
2階に上がると、正面には広大な海が広がっています。
外観・ロケーション共に素敵なホテルですが、私がリピートしたくなる理由は、日常を感じさせるものが一切なく、自然と調和した空間の中で”今”だけを感じていられるから。
不思議なのですが、この場所だけシールドが張られ、まるで別次元にいるような…時が止まったような感覚になります。
そう感じるのも、この土地は「竜宮」という名前がついており、場所自体がパワースポットになっているからかもしれません。
ホテルに来て暫くはマインドが動き、落ち着かなさを感じていたけれど、部屋でゆっくり過ごしたり、テラスで海を眺めながら美味しい料理を頂いていると、次第に心が穏やかになっていくのを感じました。
今回泊まった部屋。窓から爽やかな海風が入り心地よかったです。
夜はテラスで海を眺めながら、奥様手作りの美味しいモロッコ料理を頂き、心も身体も満たされました。
入浴後は屋外テラスのロッキングチェアに座り、漆黒の暗闇の中で静かな時を過ごしました。
浜辺に打ち寄せる波の音、肌に当たる風、澄んだ空気、それらを全身で感じていると、いつの間にかマインドのお喋りは消え、静寂の中に入っていました。
社会の中にいると、外の影響を受け自分からズレてしまう事が多々あります。
そんな時、ここで過ごした時の感覚を思い出す事で、ズレた意識を内側へ戻すきっかけになります。
たまには非日常的な環境に身を置き、ゆっくりと”今”を感じれる時間を持つ事も大切だと思いました。
今は地球(身体)の目覚めの時のようで、赤側(身体側)のルートである沖縄が重要になっているようです。
最近、沖縄のユーチューバーの方々が活発に動いておられるのも、地球(身体)の目覚めと関係しているからとか。
※ちなみにイスラエル〜キルギス〜中国〜韓国ルートは青側(精神側)になり、こちらの目覚めは身体側の後になるようです。
沖縄はDNAが作られる場所であり、その土地に行く事で古い観念の書き換えがしやすくなるとの事。
しかし沖縄に行けば誰もが変容する訳ではなく、パワースポットと言われるようなポイントのエネルギーを受け取るには、完全に今ここ・ノーマインドのゾーン(アルファ波やθ波の状態)に入る事と、祈り(全世界・地球など全体愛)が必要のようです。
与えて頂いた身体や命、ご縁ある方々や全体の幸せを願い手を合わせたいと思いました。
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南城市で3日間ゆっくりする予定でしたが、事前に道場の先生から幾つかのパワースポットを教えて頂いたので訪れてみる事にしました。
1日目はホテル近くのヤハラズカサと垣花樋川に行ってきました。
ヤハラズカサ
不浄な気持ちで足を踏み入れてはいけないような神聖さを感じます。シャキッと身が引き締まります。
岩や大地にびっしりと根が張り付いて、生命力の強さを感じます。
アマキヨが最初に降り立ったと言われている場所。
潮が引いていたので岩の側まで歩いて行けました。
垣花樋川
湧水を飲んで大地のパワーを頂きました。
皆が集う憩いの場といった感じで、ゆっくり日向ぼっこできそうな場所でした。
2日目は海中道路を渡り、浜比嘉島にあるアマミチュー、シルミチューへ。
アマミチューのお墓
開放的な印象。手を合わせていると、足裏がジンジンしてきて会陰〜下腹部が熱くなりました。
シルミチューの浜
シルミチューの霊場にも行く予定でしたが、すっかり忘れてしまい浜辺の散策だけしました。
他にも宮城島を数箇所回り、その日は恩納村のホテルで一泊しました。
夜は歩いて近くのハワイアンレストランへ。
沖縄はマグロの漁獲量が全体の半分以上を占め、生のマグロを食べられる所が多いです。
3次元は気を抜いたら流されていく世界。
休まず弛まずマグロのように動けるよう、たまにマグロを食べてマグロパワーを頂いています☆
カジキマグロのソテーが美味でした♪
ホテルに帰ったらビールで晩酌。
ビールはアセンションに伴う身体の変容を助ける役割がある為、よく飲んでいます。
。:°ஐ*。:°ʚ♥ɞ*。:°ஐ*
最終日は、早起きして北部のやんばる地帯にある大石林山と龍神龍王神大神へ行きました。
沖縄は何度か訪れていますが、北部に行くのは今回が初めてです。
片道約1時間程かかりましたが、道が綺麗に整備されていて走りやすかったのでストレスなく運転する事ができました。
後半は家も少なくなり海沿いのくねくね道を延々と走って行きましたが、この辺りから空気が変わり呼吸が入りやすくなりました。
まずは沖縄最初の王統である舜天王統の第3代国王の義本王の墓へ。
次に大石林山へ。
ゴロゴロした石灰岩と沖縄の植物達とで織りなす造形美。まるで異世界にタイムスリップしているかのようでした。
トレッキングコースが幾つかあったけど、最後に行ったガジュマルコースが1番気持ち良かったです。
コースに入って直ぐに小雨が降り出し、一気に神聖な空気に包まれました。
パラパラと植物の葉に落ちる雨音に、心が安らぎました。
しばらく誰も来なかったので、気になったガジュマルの木の側でゆっくり過ごしてきました。
その後、最北端の辺戸岬へ。
岬から海を眺めながら歩いていると、沖の方でくじらを発見!
近くにもう一頭いたので親子のくじらだったかもしれません。
尾びれしか見れなかったけど、何度かジャンプする姿を見る事ができました。
クジラは一気に2〜3kmくらい潜るため、一度浸水したら30位は海面に上がって来ないそうなので、タイミングよく見れてラッキーでした。
最後に龍神龍王神大神へ。
道が分からずウロウロしたけど海へと続く獣の道を歩いていくとその先にありました。
波が岸壁に打ち寄せ、下から地鳴りのような音が響いてその迫力に圧倒されました。
さすが最北端。パワーが半端なかったです。
しばらく誰も来なかったので、ゆっくり瞑想して過ごしました。
滞在中はひとりで北から南まで300kmくらい運転したけど、殆ど疲れなかったしあまり空腹を感じませんでした。
きっと沖縄の大地や地球のエネルギーをたくさん頂いたからだと思います。
北部は初めて訪れたけど、エネルギーが半端なくパワフルで、身体に活力がみなぎっていくのがわかりました。
空港へ向かう途中、国頭村の道の駅にある自家製スパイスカレー屋さんで昼食をとりました。
食材や水にもこだわり、調理には地元の湧水・良質な調味料・宮崎産の農薬不使用米を使われているそうで、ビーガンの方向けのメニューもありました。
胃に負担のない優しい味で、生姜がピリッと効いてとても美味しかったです。
そして是非訪れたかった南城市のThe Cheese Shopというチーズ屋さんにも寄ってきました。
オーナーであるJohnさんが自ら作る、沖縄県産の材料にこだわった完全無添加のチーズ。
牛の飼料も安心なものを与え、牛舎では音楽を流し牛が育つ環境にも気を配っておられるそうです。
幾つか試食しましたが、どれも旨みが凝縮されてとても美味しかったです。
最近は、地元の食材や無農薬・添加物不使用のお店をよく見かけるようになりましたが、それだけ人々の身体に対する意識が高くなってきているのかもしれません。
全てが素晴らしい経験だったけど、印象に残るのは旅の中で出会った人達の笑顔や心配り。
行く先々で笑顔で丁寧に接して頂き、心がほっこり暖かくなりました。
一期一会の出会いだけど、感動した経験はいつまでも記憶に残り続けます。
私もそんな一瞬を届けられるような、今を刻める人でありたいです。
沖縄リトリート・ひとり旅
とても充実した3日間でした(*˙˘˙*)ஐ