皆様。日が暮れてきました(笑)

 

今回、「日本人の大腸を考える会」の会員として、色々、考えたり、トライしてみたけれども。

 

自分の食生活を振り返りながら、

 

「大腸がんが増える理由分かる気がする」んです。

 

だって、正直、「食物繊維」なんてほとんど考えてもいなかったし、野菜自体、好きな方にも関わらず食べてなかった。

 

こんな状態で

 

「便秘気味なんです」って言われてもねー。

 

ねー。

 

「大腸さん、怒っちゃうんじゃない?(笑)」

 

では。内視鏡検査の話なんですけど。

 

【内視鏡検査の当日】

 

前日、ちょっとした液体の入った下剤を服用したので、少しは便が出ている状態からのスタートです。

 

もともと、酸化マグネシウムを毎日服用していたので、「全然出ていない」状態ではなかったので。

 

先ほど紹介した、サルプレップを服用してから、何の便意も催しませんでしたが。

 

それ以上に、サルプレップの「味」で、私は服用を何度断念しようと思ったか…

 

なんか、すんごい微妙な味なんです。

 

「甘くてしょっぱい」みたいな。

 

「砂糖水に塩を入れたような、なんか酸味もあるようなないような…」

 

味わったことのない、食感というか飲用感は、「ほぼ水分なんですけど、甘ったるさが口に残る」というか。

 

それを1時間続ける方が、どちらかというと苦痛(笑)

 

で、ようやく20分を超えたあたりから、

 

「あ。トイレ行きたい!」という衝動にかられます。

 

が、もともと、腸の中に食べ物が残っていないんだと思うんですが、

 

「びっくりするほど出る」とかではないです。

 

しかも、全然お腹が痛いとかも無かったです。

 

なので、「トイレ行きたい」を4~5回くらい繰り返して、ほぼ「水分」になってきたので、サルフレップを1本飲んだところで服用は終了しました。

 

それから、少しだけ仮眠をとって、病院に向かいました。

 

【いよいよ。内視鏡検査だw】

 

病院に着くと、すぐに検査室専用の待合室に通され、術衣を着て検査を待ちます。

 

10分待たないくらいで名前を呼ばれ、暗い検査室に通されます。

 

部屋の中は意外に温かく、照明は暗いですが、逆に落ち着くかもと思いました。

 

ストレッチャーの上で、「麻酔用の点滴」をしてもらいます。

 

「だんだん、眠くなりますからねー」なんて言うので。

 

目を閉じて、眠くなるのを待つんですが…

 

「一向に」

 

「いっこうに、眠くなりませんし、目は開けます」

 

「なんなら、言葉も喋れます」くらいはっきりしていて。

 

先生とカメラマンさんの声すら聞こえます(笑)

 

そうそう。そう言えば。

 

当日ね。こちらの医院ではYouTubeをやっているそうで、たまたま、撮影日だったそうなんです(笑)

 

だからね。「撮影協力してもらえませんか」と言われたので。

 

「いいですよ」って言いました。

 

私は興味がないので、見ていませんが、必要な人にはきっと私の動画が届くと思います(笑)

 

で。

 

最初は目を閉じていたんですけど、もう、目を開けてやろうと思っていたら、自分の腸内が画面上に映っていました。

 

ちいさく、分割されて。

 

後から気づいたんですけど、検査説明用に写真を撮っていたみたいです。

 

で、私は腸の中を探索しながら、少しだけホッとしました。

 

腸内には、ウンチは残っていなくて、薄ピンク色をした腸が見えていました。

 

それでさー。

 

しばらくして

 

「これ、ポリープです」って、先生が言うからさ。

 

画面の中の様子を見るんだけど、私には、どれがポリープなのかも分からないわけ。

 

先生は、輪っかになった針金みたいなので、その組織をぐるっと取り囲んで、つまんで切っていました。

 

同意書には、「ポリープを病理検査にまわす」というところがあったので、〇をしておきました。

 

「ポリープが良性なのか悪性なのか、知りたいからです」

 

でも、まさかポリープが見つかるなんて。ちょっとびっくりしました。

 

でもねー。子宮筋腫になるくらいだから、「血栓」とか「何かの塊(かたまり)」みたいなものがあっても、全然おかしくないと思うんです。

 

「血液の循環が悪い」「血路の滞りがある」ってことなのかなーって、勝手に解釈しています。

 

で。時間は見ていませんが、本当にあっと言う間に検査が終わり。

 

「少し休みますねー」と言って、別室の休憩所にストレッチャーごと移動されました。

 

何十分か過ぎて、ストレッチャーから起き上がって、着替えを終えて待合室で待っていたら。

 

カメラマンさんから、「お話を伺ってもいいですか?」と言われたので、「いいですよ」と答えました。

 

全体モザイクとボイスチェンジをしてくれるとのことだったので、お願いしました。

 

麻酔が効かなかったことを伝えると。

 

「お酒が強い方なんですか。お酒が強い人はかかりづらいと聞いたことがあります」と言っていました。

 

弱くはないです(笑)

 

で、いくつかの質問に答え、検査画像とちょっとした説明書きを読みました。

 

そしたらさー(笑)

 

「内核痔」ってかいてありました。

 

ようするに「ぢ」ね(笑)

 

なんかねー。肛門のあたりに、「なにか」がいるような気がしてたんですよー。気のせいかw

 

でもさ。痛くないし、血もでないからさ。良く分かんないやと思っていました。

 

で。一番気になるのが、「摘出したポリープが良性なのか悪性なのか」ってこと。

 

病理検査にまわしている間、すこしだけ「そわそわ」しました。

 

【病理検査の結果と診断】

 

仕事のお休みの日に検査結果を聞きに行きました。

 

結果報告は女医さんからでした。

 

「検査お疲れ様でした。ポリープを切除しましたが、容体は安定していますか。お変わりありませんか」

 

「ええ。特に何も異常はありませんでした」

 

「では、今回の検査結果なんですけど。S状結腸(大腸の図を指で指して)のあたりに、SSA/Pと呼ばれる『腺腫』が見つかりました。カットエンドとありますが、この腺腫は取り切れましたという意味です」

 

安心なポリープはないかもしれ ない?~SSA/P~ | 横浜で大腸内視鏡による大腸検査なら、ららぽーと横浜クリニック (daichou-naisikyou.jp)

 

と続けた後に。

 

「あ。ガンではないです…」

 

「もー。先生さー。先に言ってよ。先にー」←心の声

 

「良かったです。心配だったので」と言いました。

 

次回、内視鏡検査をするとしたら2~3年後と仰っていました。

 

まぁ、機会があれば、2~3年とは言わずに、もう少し短いスパンでもいいかなーとは思っています。

 

費用はね。バカにならなくて、約3万円くらいかかりました。

 

余談:保険に入っていると、少しは戻ってくる可能性があるとのこと。

 

でも、「癌になる不安」とか「今までの健康意識の低さ」とか「将来の健幸」を考えたら、どこまでの金額が「高い」「低い」になるのかは個人によると思います。

 

私は、今回、「便秘問題」から、「内視鏡検査」までの道のりを紹介してきましたが。

 

「今、癌(ガン)じゃなくても、将来ガンになるかもしれないし」

 

「今、ガンだとしても、将来もガンであるとは限らない」わけで。

 

私が今出来る事と言えば、食生活の見直しと、もう少し睡眠をとれる生活へのシフトチェンジです。

 

今すぐには出来ないですが、来年くらいには余裕ができるはずなので(あくまでも希望的観測w)、それまでは耐えしのぎたいと思います(笑)

 

【2025年問題】

 

2025年というと、YouTubeとかでは「やれ震災が」とか「やれ戦争が」とかありますけど。

 

それは、その世界線を望む人が考えればいいだけで。

 

私は、それよりも、2025年以降、4人に1人が後期高齢者になる時代の方が現実味があると思っています。

 

お医者さんや看護師さんの人口にも限りがあるし、お医者さんや看護師さんにだって休む権利はあるんです。

 

逆に、人を助けたりする人達ほど、自分自身を労わることをしないといけないわけです。

 

「自分が倒れたら、周りの人を助けられないからです」

 

そんな時代変化の中。

 

私達、一人一人ができるだけ「薬に頼らない生き方」とか「お医者さんに頼らない生き方」をしていかないと、将来はほんと暗い(笑)

 

以前の私のように。

 

「大丈夫。ガンになったら、病院に行かないで死ぬから」と言っていたとしても。

 

病院に行かずに、ボロボロになって働けるかって言ったら無理だと思うんです。

 

お金がなかったら、野垂れ死ぬくらいです。

 

どれだけの人が「野垂れ死に」を覚悟できるんでしょうか。

 

また、自分は覚悟していても、家族が許さないということもあるでしょう。

 

行政が許さないということもあるでしょう。

 

この日本では「安楽死」はまだ認められていない状態です。

 

「安楽死」が認められたとしても、感情論争までいけば、「個人の自由」はまだまだ先の話です。

 

私は、そう思うんです。

 

だから、今からできるだけ、自分の体メンテナンスを少しでもいいからやってもらいたいと思っているんです。

 

私もタバコがやめられない人間なので。

 

お酒がやめられない。とか、甘いものがやめられないとか。

 

そういう気持ちも分かるので、その分、違う所で健康を補ってもらいたいんです。

 

その分、余計にお金がかかっても、その分、余計に時間がかかっても。

 

「自分の為にした行いが、社会の役に立つこと」だってあると思うんです。

 

あなた一人が病院に行かないことで、お医者さんや医療従事者は10分休めるかもしれない。

 

あなた一人が入院しないことで、病床が一床あいて、他の重病な人が入れるかもしれない。

 

あなた一人が介護されないことで、介護職の人がお茶を飲めたり、ほっとすることができるかもしれない。

 

あなた一人が自立して、ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、トイレに行けることが、どれだけ家族や介護従事者の人の救いになることか。

 

あなたが介護されない人生を送ることで、介護できる側の人間になれるわけです。

 

10年後、20年後、30年後。

 

先は短いようで長くもあります。

 

私はね。できるだけ、自分の力で生活できれば御の字だなって思うんです。

 

みなさんは、どう思われますかねー。みんな、それぞれ自由な感想を持って頂けたら幸いです。

 

また、次回からも、「内観」とか「こんなことあったよー」とか、色々なお話が出来たらいいなーって思います。

 

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。さきこ