子供が心配で・・・ 


というご相談をいただくことはよくあります。


そういったご相談が続いたので、


私の子育て論を少し。



私も女子・男子 二人を育ててきたので


よくわかります。


子育てって、心配が尽きないですよね。


うちは二人とも、もう社会人で


それぞれ別所帯で暮らしていますが


それでも一生、私の子供ですから


その気持ちはよくわかります。


でね、私は人に自慢できるような子育てをしてきていないから

かもしれませんが


子育ての【方法】については、あまり発信していませんし

ご相談を受けても 手法(テクニック)

 

をアドバイスすることは、ほぼありません。


なのであくまでも、【私が】

子供に対してどんな【意識】でいるか


というお話をしたいと思います。



冷たい と思われるかもしれませんし


共感する人も少ないとも思いますし、


なんなら、怒りを覚える人もいるかもしれませんが・・・



私が最低限、子に求めていること。


故意に、人殺し(自殺を含め)はしないで欲しい。

ということ。



でも、万が一 それをしてしまったとしても


親として課せられた、その罪・苦しみは


私のものとして、一生背負って生きていこう


と思っています。


欲を言えば、私より先には死んで欲しくない


とも思っていますが


万が一そうなったとしても


それは子供の人生であり


その子を持った、私の課題として


受け止める覚悟を持っています。



それでも、やはりその時々は心配になることもあります。


例えば 直近で子に強い心配を感じたのは3年前でしょうか。


息子が電気工事士になりたい と就職した先が


とても忙しくて、人手不足で


朝5時過ぎに家を出て


21時過ぎに帰ってきて


ご飯を食べお風呂に入って


そこから夜勤に行き朝まで仕事して


そのまま日勤に向かい通常の仕事。


帰ってくるのはまた21時頃


まるまる二日働き通しなのに


また翌日の朝5時過ぎに出て


同じように夜勤からに日勤があって


また二日働き通し・・・


と、続いたことが何度もあるのですね。



同じ現場で、高いところから落ちて とか


触ってはいけない所に触れてしまって


亡くなった人がいる 


という話も聞いていましたし


現場の行き帰り(高速道路を1時間以上走る)


一番若手の息子が運転する


という話も聞いていましたので


さすがに、その時は


寝不足で事故が起きるのではないか?


と、強い心配に駆られたものでした。


そして一瞬、その会社に憎しみを覚えたりもしました


でも、ふと思ったのです。


心配したり、会社を憎んだところで


最悪の事態が防げるものでもないな と。


親の私がそれに対してしてあげられることは


「辛かったらやめたらいいからね。

仕事なんて、いくらでもあるんだから」


という、「真実」を教えてあげることだけ。


まあ、もちろんその「真実」は息子も知っていましたが 笑


あとは、選択するのは息子。


結局、息子はその忙しい時期を


休まず、遅刻もせず乗り切り


一連の仕事を覚えるまで我慢し


限界まで働いた後に独立起業し、


従業員を数人雇用できる程に成長しました。


今となっては、その過酷な経験も

良い経験だったと

私も、息子も思っています。


あ、過酷な状況を限界まで我慢したことがいい 

という意味ではなくってね


途中でやめていても、それはいいのです。


本人が納得し、自分で選んだ道であれば


それはどっちに転んでも、


良い結果になると私は思っています。



私も、若いときに


がんばってみたり、逃げてみたり


外れてみたり 頭を打ったり 笑


いろいろあったように


娘も息子も、今後もいろいろ


辛い時期があると思います。 


が、親ができることって


その子が知らないことは教え

その子の選択を見守ることだけ


と、私は思っているのです。



極論を言うと

犯罪を犯してしまったとしても

その責任をとり、乗り越えるのはその子


そして、それに伴う親の責任は私が背負い

一生 この子たちの親で居続けること


私ができるのはそれくらいだと思っているんです。


心配になるのは自然な感覚だと思いますが


解決しようがないことで

自分の人生や

子供の人生を狂わせるほどの心配であれば

それは、子に対する対処法を考えるのではなく


自分の心と向き合うときだと私は思っています。


反感を持つ人も多いかもしれませんが


正しい子育て方法(テクニック)なんてない 


と思っている私の子育て論でした。


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