井出留美(Rumi Ide, Ph.D. ) 食品ロス問題専門家 オフィシャルブログ -184ページ目

東日本大震災から2年8ヶ月ー 哀しい思いを抱えながら生きている人たち

2013年11月11日。

東日本大震災から2年8ヶ月が経ちます。

震災をきっかけに前職を退職し、震災支援をはじめ、昨年5月からは毎月、全国でたった一つの避難所へ炊き出しに通い始めました。

今月は、来週、行くことになりました。

今朝のNHKニュースでは、震災で両親・妻・1歳の息子を亡くされ、長男とともに岩手県大槌町の仮設住宅で暮らす男性が特集されました。
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「あの時、自分も一緒に死んでしまったほうがよかった」と、涙を流す男性。

この土地で暮らすのがつらいからと、関東へ引っ越そうと思いましたが、長男の「皆で一緒に幸せに暮らした土地を離れるのはいやだ」という言葉に思いとどまり、この土地に新居を建てることを目標にしました。

おととい11月9日、ついに新居へ引っ越す日がやってきました。

新しい家のダイニングテーブルには椅子が6脚。

亡くなった両親、妻、1歳の息子とあわせて6人分。

「2人じゃなく、6人で生きていく」という思いが込められていました。

すでに報道も少なくなり、避難所がまだあることすら知られていないですが、悲しい思いを抱えながら生きている方たちの存在を忘れてはならないし、せめて毎月11日は、思い起こす日にしてほしい、と思っています。

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