るいちゃんが居なくなって、もうすぐ3週間になります。
るいちゃんの居ない時間が過ぎていくなか、皆さんのブログで幸せそうなワンコたちを拝見するのが楽しみになっています。

前にも書きましたが、るいちゃんが亡くなった後で皆さんのブログにたどり着きました。
もっと早く皆さんに家のワンコがこんな症状だけど、と相談できてたら と、今でも思います。

るいちゃんの様子がおかしくなったのは
8月1日月曜
仕事から帰るといつも出掛ける前にあげていたおやつジャーキーを残し、卵白のようなものを戻していて元気がありませんでした。
直ぐに行き付けの獣医さんへ
レントゲン、血液検査の結果異常なし
筋肉注射、投薬をしてもらい、胃腸の薬をもらい様子をみることになりました。
戻すのでお水は見ていられる間は、なめる程度で回数を増やすようにと言われました。

帰ると片足を引きずるように歩いていました。採血で押さえられたときに捻ったのかな?と思いそっとしておきました。

二日火曜
朝、相変わらず後ろ足をかばって歩いてました。
食欲はありませんでした。
出掛けるのでお水は普通に置いておくと、飲んでました。美味しそうに。
あまり水飲んじゃだめだよと言っても何食わぬ顔で飲んでました。
後ろ髪引かれる思いで仕事へ。
急いで帰ると、るいちゃんは玄関で丸くなり震えていました。いつもならお帰り~とバタバタ走り回り、抱っこ抱っこ‼と肉球をパーに開いてふがふが鼻息荒く万歳するのに。
玄関には下りないように教えていたのでなぜっ?と驚きました。もっと驚いたのは起き上がらなかったこと。中においでと呼んでも、ほふく前進のようにするだけで後ろ足が立たなくなっていました。直ぐに病院へ。
るいちゃんはその獣医さんが大好きだったので病院に着くと嬉しそうに、ほふく前進で動き回りました。
再度レントゲン検査。結果異常なし。
嬉しょん(おしっこ)が出たので、尿検査。異常なし。
今日も咳をして卵白のようなものを戻していて食欲がないと伝えると、精密検査をするならここではできないから紹介状を書くが、バリウムやMRI検査だと全身麻酔のリスクがある。と言われました。
でも、精密検査をするなら体力のあるうちが良いのでは?と尋ねると
昨日今日と物凄い雷で近くに落ちたらしい、近所のワンコも雷で30分以上よだれを流していた犬がいた、ずっと興奮して走り回ってた犬も居たらしいから、きっとるいちゃんも雷に怯えて腰を抜かしたんだろうと言われ、皮下注射と投薬し、再度様子をみることになりました。
栄養価の高い缶詰をもらい、足を優しくマッサージして、あまり動かさないように、お水も見ていられる間はなめる程度を、数回に分けるようにと言われました。
帰宅後、るいちゃんは缶詰を美味しそうに食べました。
いつもはカリカリのご飯だったので、産まれて初めての缶詰でした。
立ち上がれないので、スプーンで「あーん」してあげました。
スプーンごと噛みついて可愛かったです。
お腹をマッサージして、腰を支えたらトイレもできました。
その夜は咳き込んで寝れずに辛そうだったので、ソファで抱っこして寝かせました。不思議なことに抱っこすると咳が落ち着いたんです。よっぽど雷が怖かったんだな、安心したんだなと私の腕で気持ち良さそうな寝顔を見て幸せな気持ちでした。
幸せな気持ちと同じだけ、心配と不安な気持ちがわき上がりました。

3日水曜
相変わらず卵白のようなものを戻し咳をするし、後ろ足は立てませんでした。
缶詰は美味しそうに「あーん」しました。

午前中獣医に行き、日中るいちゃんを一人で留守番させるのが心配だから、実家に帰る事にした、と伝えました。病院も通えないので実家近くの獣医さんに連れていく、と。すると日中病院で預かると先生は言ってくださいました。何かあれば処置出来ると。
それなら安心と思い、朝るいちゃんを、病院に預け仕事へ行き、帰りに迎えに行く事にしました。
その日、夜ご飯は獣医さんでは食べなかったとの事で皮下注射をしてもらいました。
家でも食欲はありませんでした。
また、咳き込んで寝れなかったので昨日のようにソファで抱っこして寝かせました。

4日木曜
朝、食べませんでした。
獣医さんに食べてないこと伝え仕事へ。
夜迎えにいくと、食べてないけど、タオルの上で一瞬立てたとのことでした。
嬉しかったです。少しずつで良いから良くなっていってと願いました。
皮下注射で帰りました。
家でも食欲はありませんでした。相変わらず咳き込んで辛そうでした。
その日もソファで抱っこして寝かせました。
可愛い寝顔を見ながら、これから毎日ソファで抱っこして寝かせる事になっても構わないから、足なんて立てなくても良いから、元気になってと祈りました。

5日金曜
朝、食べませんでした。
土日に用事もあったため、るいちゃんを連れて実家に帰りました。
獣医さんには実家に帰ることを伝えました。
食べないし咳き込むし相変わらず戻してること伝えると、当初と比べると目に見えて良くなってるからと言われました。本当に?と思いましたが、私には先生の言葉が全てで嬉しかったです。
何かあれば往診します。と言われました。
実家では、新しい環境のせいか、ほふく前進で楽しそうに歩きたそうにキョロキョロしてました。実家のワンコにもドア越しにワンっと挨拶もし、あっ本当に良くなってるんだと思いました。
でも、ご飯は食べませんでした。水を飲んでは戻すの繰り返しで、なめる程度の水で管理しました。夜は相変わらず抱っこ寝でした。

6日土曜
食欲もなく、変わらないため獣医さんに往診を頼みました。咳の音がおかしい、肺に水が入ったようなゴボゴボ言うと伝えました。電話の向こうで「誤飲してるかな」先生の声が忘れられません。
往診は母に立ち会いを頼み、皮下点滴をしてもらったそうです。
夜は仲良く抱っこ寝

7日日曜
私が留守中にぐったりしたそうで、親が実家行き付けの獣医さんに連れていきました。即検査。30分程で肺炎と診断されました。バリウム検査もされ、るいちゃんはゴックンがしにくい喉だったそうです。先生には大分悪いから覚悟も必要と言われたそうです。
今回までは吐くなんて事そんなに無かったので喉の話には驚きました。
あぁ、だから横になってるより抱っこで頭が上にあっは方が咳き込まなかったのかと思いました。
寝顔見て可愛いなんて思ってる場合ではなかったんです。
どのタイミングで誤飲してるのか今となってはわかりません。
でも、この時点でも私は、これでやっと治療が出来る、これで治ると思ってました。
親に、るいちゃんは酸素の部屋で楽しそうにキョロキョロしてたと聞き安心してました。
これで元気になると思いました。
甘かった。誤飲が、肺炎がこんなに恐ろしいとは知りませんでした。

8日月曜
仕事帰りにるいちゃんのいる病院へ
るいちゃんを見るなり涙が溢れました。
ぐったりして今までで一番辛そうでした。声をかけると、少しして顔を上げて私の手に頭をのせました。
酸素のチューブがずれるのを直すとイヤイヤってして直ぐに私の手に頭をのせました。こんなに苦しい思いをさせてしまった私に甘えてくれました。
先生にるいちゃんの病状を聞きました。
連れて帰るかと聞かれました。
るいちゃんの目はまだ生きたいと言ってます。なぜこんな苦しいのか、わからないけど私と一緒にいたいと甘えてくれます。先生に少しでも可能性があるなら 、とるいちゃんを託しました。

るいちゃんに、今は苦しいけど、先生が治してくれるから頑張ってと、また明日来るからと【待て】を言い聞かせました。
あんなにピョンピョン跳ねて元気だったんだから、絶対乗り切れると思ったんです。
前の先生は見るからに良くなってるって言ったんです。

9日火曜
職場に親から電話があり、直ぐに帰りましたが、るいちゃんは天使になってました。
優しい顔で寝てました。


長々読んでくださってありがとうございます。ここまで書くのに、辛くて、涙が出て、何日もかかりました。

るいちゃんを亡くさない、辛い思いをさせなくてすんだタイミングは何度もあったと思います。
 雷が鳴らなかったら?
 直ぐ精密検査を受けてたら?
 直ぐセカンドオピニオンを受けてたら?
 あの日連れ帰って抱っこ寝してたら?
自分が本当に嫌になります。

私とるいちゃんの経験が皆さんのお役にたてたらと思います。