このところ午前中に孫息子、孫娘そして娘と一緒に
散歩をするのが日課になっているが、先日娘の家に
戻ったら彼女の夫がすでに帰宅していた。
そして夫婦共通の友人男性Tが亡くなったと教えて
くれた。
このTとは私も面識があり、4月末の孫息子のバース
デーパーティーでも顔を合わせたし、Facebookでも
繋がっていた。
とても人懐こく感じの良い人柄で、とっても綺麗で
素敵な奥さんと、まだ8ヶ月の女の子を残して逝っ
てしまった。
死因は薬物過剰摂取.......
奇しくも同日のニュースで2020年には米国で9万
3331人もの人が薬物過剰摂取によって亡くなって
おり、前年から30%上昇と知った。
コロナによる様々なストレスがあった事は想像
出来るがその対処法が何故一時的な快感の為の
薬物摂取に行ってしまうのか?
そして何故致死率の高い危険薬物がそんなに簡単
に一般人の手に渡るのか?
みんなまさか死ぬとは思わず束の間のエスケープ
のような感覚で使ってしまうのかと思うが、麻薬
の売人にしてみればそんな事はどうでも良く、少し
でも儲かるように工夫した結果、ヘロインに合成
オピオイドのフェンタニルを混ぜて売るように
なったらしい。
だがこのフェンタニルはヘロインの50倍もの効き
めがあるために、極少量で致死量に達してしまう。
何年か前になるけれど、確かMusicianのPrinceも
フェンタニルの過剰摂取で亡くなったと記憶して
いる。
もともと医者に鎮痛剤としてオピオイド系の薬を
処方され、それがきっかけで症状が良くなっても
脳がオピオイドを欲し、簡単に入手可能なヘロイ
ン使用へと移行して行く人間も多数いる。
本来ならば鬱病等が疑われる場合は精神科にかか
る事が望ましいが、何せ医療費の高いアメリカ。
ふとしたきっかけでヘロインを使用してそのまま
中毒に陥ってしまったというケースも多々ある。
もう本当にこれは経済大国のアメリカの重大な
汚点だと思う。
亡くなったTの動機が何だったのかは私に判る由も
無いが、生きたくてもそれが叶わない人達が沢山
居る事や残された家族の事を思うと本当にやるせ
ない気持ちになる。