今になって亡くなった夫の事を考えてみると、やっぱりアスペルガーだったに違い無いと思えるエピソードが多々頭に浮かぶ.........


決定的なのはDishwasher のお皿の並べ方に絶対的な拘りを見せたり、猫のご飯をあげるのに使ったスプーンを戻す時には、毎回カウンタートップの一定の位置に同じ向きで同じ側を上にしないと駄目だったり


そんな彼にとって63歳でリタイアするまで続けたラジオ局のニュースリポーターという仕事は天職だったのでは?と今しみじみ思う。


テレビ局のそれと違ってカメラマンさん達と連携する必要も無いし、その日の出来事に沿って街のあちこちに一人で車を運転して移動。

その後取材した内容を一方的にテープに吹き込んで局に送ればOK。

一日中オフィスで人と交わってする仕事より、ずっと向いていただろうと思う。


そしてそんな彼が選んだ趣味はイギリスのビンテージバイク🏍のレストレーション。

リタイアしてからは物凄く細かい作業にも朝から晩までずーーっと取り組んでいた。


ASDの特性の「こだわり」は良い意味で解釈すれば職人さんの仕事に対する妥協を許さない姿勢と同じだ。

そういえば、職人さんの「技」は手取り足取り教えて貰うのでは無く「見て盗め」というが、これは職人さんとして技を極める事が出来るような人はASD的要素を多々抱えているので、実際のところ自分から上手く口で説明出来ないというのが理由だったのではないか?とふと考えてしまった。


亡き主人が最後に手掛けていた1950年代のビンテージバイクのAJSを彼のホビ–仲間が最後まで仕上げて今朝自宅まで届けて下さった。

将来的にはMusiumに寄付を考えているが、庭の倉庫に移すまでダイニングルームに大切に置いておこうと思う。