Rish NYを閉店して2週間が経ちました。
ずっと、ダラダラとNetflixのドラマを見たり、気が向くとプラテスやヨガに行ったり、マンハッタンと週末の家を往復し、週末は娘たちとワイワイしたり、庭に遊びに来てくれる蛍を見たり、ウォーターフロントのレストランに行ったりしていたら、あっという間に過ぎてしまいました。
そんな中でやっと! 今のわたしにふさわしい家族内での役割を見つけました!
パシリです。爆
娘が中高の頃、わたしの重要なミッションは優秀な秘書になることでした。
13歳ごろからどう接すればいいのかわからなくなった娘とは、悩んだ末に彼女の有能な秘書になろうと決めたのです。
そして思春期の窮地をなんとか乗り切ることができました。
大変でしたが、その任務は完遂できたと思っています。
※小さな子供の扱いが苦手で右往左往した子育て
当時、夫は毎日激務で長時間拘束されており、アメリカで親として初めて経験する慣れない大学受験の過程はかなり複雑なものでした。
なので娘の秘書業務は第二の仕事と言っていい感じでした。
その娘も独立し、今はすっかり手がかからなくなりました。
ただ、夫はまだ完全にリタイアしたわけでなく、それなりに仕事をしています。
その彼の有能な秘書には、なれるはずもなく、今のわたしにできるのは、有能な主婦になることでしょうか。
でも、今更、付け焼き刃でなれるものでもなさそうで、それでも何かできることはないか、考えていて思いついたのが、使い走り、つまり「パシリ」です。
昨日、夫が車を車検に出して戻ってきてから、車の鍵を持ち帰ってしまったことに気づいたのはZoomミーティングの始まる5分前でした。
とても申し訳なさそうにわたしに鍵を持っていってほしいと夫。
使い走りです。
その時、わたしは呑気にNetflixのドラマを見ていました。
今は仕事もないうえ、八月までは夏休みと決めているので、みんながお仕事をしている時もドラマ見たい放題です。
当然、返事は
「もちろん、喜んで」です。
そして気づきました。
これからのわたしには家族のパシリとしての役割が加わったと。
これから家の中を片付けるという大きなプロジェクトが待っています。
わたしがイニシャチブを取れる分野です。
そうだ、週末の家の庭のお花も担当しなくては。
庭師さんと相談して秋に咲く花を植えたいと思っていました。
そう言いつつ、粗大ゴミ出しなどはやっぱり夫が担当してくれます。
彼がしてくれることはたくさん。
そして気づきました。
Rish NYを経営していた頃は、家の中のことをかなり後回しにしていたなと。
これからが挽回する時ですよね。
優秀なパシリとして何ができるか、考えてみたいと思っています。
と、そう言いながら、これから、最近ハマりにハマっている「Borgen」の続きをみようと思います。