意外すぎて驚いた義弟お勧めドクター | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

今年は救急車で2度も運ばれ

大きな手術をすることになった義弟。

 

ものすごい痛みに襲われ脂汗を滲ませて

息をするのも辛いほどだったと聞き

みんなで本当に心配しました。

 

 

癌でなくて本当に良かった。

 

 

またブルックリンの病院で

素晴らしいドクターに出会え

手術は成功。

 

 

けれど病気が治癒した後

今度は仕事で別の災難がふりかかり

彼にとって今年は散々な一年だったのです。

 

 

 
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5年前の写真。懐かしい。
 

 

 
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義弟のいいところは
どんな修羅場を経験をしても
どんな不本意な立場に
身を置くことになっても
ぐちゃぐちゃにはならないこと。
 
 
必ず、ブライトサイドを探し出し
そこにフォーカスし
笑顔を保っていられるのです。
 
 
例えば、
大きな手術をすることになったけれど
完治し10キロ痩せることができました。
彼はそのことに心から感謝しているのです。
 
 
 
 
さて、わたしは
プライマリードクター(主治医)を
探す必要がありました。
 
 
Rish NYを始めて以来
帰国するたびに年に一度の
人間ドックを受けていたので
ニューヨークでは
主治医らしき人がいなかったのです。
 
 
いえ、かつてはいたのですが
その先生には十分に
時間をとってもらっていると
感じたことが一度もありませんでした。
 
 
ある日、朝目が覚めたら
シーツの枕元に鮮血がこびりついていて
慌ててそのドクターのところに行ったことがありました。
 
 
先生は
「鼻血だとおもう」とおっしゃるだけで
それ以上の検査をしようとはなさいません。
 
 
そして別の部屋に行って
注射器を持って戻ってらっしゃいました。
「その注射器はなんですか?」
と聞くと、
「インフルエンザの注射です」と。
 
えっ、私インフルエンザの注射をしてほしくて
お伺いしたわけじゃありません。
 
 
本当に鼻血なんですか?
口から出た血ではないですか?
 
「違うと思いますよ」
 
違うなら違うでその理由を聞かせてほしい。。。
 
ああ、このコミュニケーションでは
とても納得できるお答えはいただけない。
 
そう思っていくのをやめてしまいました。
 
寄り添ってもらっているという
実感がありませんでした。
 
 
加えてその先生は
メディケアは受け付けてくださらない。
※メディケア=65歳以上で受けられる高齢者保険みたいなもの
 
 
今回、別件で血液検査をする必要があり
プライマリードクターが必要となりました。
 
だれかいい先生はいらっしゃらないかしら。
夫に相談したら、
「ポールが行ったドクターがすごく良かったと言っていたよ」
との返事。
 
 
「最初はとてもビジネスライクな感じだけど。
本当によく患者の話を聞いていくれるし
たっぷり時間をとって疑問点は全て説明してくれる」
 
「ついつい、父を思い出してしまったよ」
と。
 
 
実は夫たちのお父様は若き頃
ロンドンで公的な医療保険サービスNHSの
ドクターをしていらっしゃいました。
 
 
NHSなら無料で医療が受けられるため
必然的に中流以下の人たちが患者の中心です。
 
夫家族はロンドン郊外の
質素で小さな家を買って住んでいたようです。
 
家を買ったことを
義父が自身の父親に知らせると
その金額があまりに低すぎて
「息子(夫の父)はだまされているのでは」
と心配されてロンドンに飛んでこられたほど。
 
 
 
若くてハンサムなお父様は
患者さんたちの間で大人気だったそう。
 
 
丁寧に一人一人の話を聞き
診療することで評判が高かったのです。
 
 
そのお父様を彷彿とさせるドクター。
そんな先生なら間違いない。
 
 
「メディケアが使えるかどうかは直接聞いてみて」
ということで、
お名前と電話番号を教えてもらいました。
 
 
さて、先生のお名前で調べて見てびっくり。
 
 
お父様を彷彿とさせるということと
彼自身が白人男性だから
ドクターも白人男性に違いないと
思っていたのです。
 
 
なんと先生は
エチオピア出身の女医さんでした。
 
 
 
夫も義弟も義父も、
さらには義母さえも
彼らほど人種差別とか偏見から
自由に解き放たれている人たちも
少ないと言えるでしょう。
 
 
でも、まさか、彼が太鼓判を押した先生が
女医さんで、しかも
エチオピア人というのは本当に意外でした。
 
 
意外であると同時に
とても嬉しくなりました。
 
 
夫を通じて家族になった人が
こんなにも人種や性別に
こだわらないことがわかったからです。
 
 
私も女医さんは大歓迎です。
 
 
その、彼らのお父様に似た
患者の話をよく聞く先生に会いたくて
早速アポイントメントを取りました。
 
 
行ってみて大正解でした。
 
この続きはまたいつか。。。
 
 
 
 
!義弟のユーモアのセンス
 

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今月はキラキラ、スパークルな素材が大人気。暗い失われた3年の後で、みんな煌めきたいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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