オレオレ詐欺に引っかかったとか
高い壺にご利益があるからと買わされたとか
法外な値段のセミナーを受けて後悔するとか
どうしてそんな詐欺まがいに引っ掛かるのだろう。
ずっと不思議でなりませんでした。
けれど、あのお方も見知らぬ人の電話を信じ口座番号を教えてしまったとか。
最初は信じられませんでした。
はい、自分が似たような状況に陥るまでは😓
つい最近、インスタグラムで宣伝していた「劇的にシミが取れる」という物を購入したコモンるみ。
シミってなかなかスッキリ落ちませんよね。
ところがインスタグラムの宣伝ではさ〜と塗るだけで魔法のようにシミが取れるのです。
レビューもチェックしてみたら、いいことが書いてあります。
つい、買ってしまったのです。
で、長い話を短くすると。
わたし詐欺に引っかかっちゃったみたいです。
全然劇的には落ちない😡
届いたものを見た東京オフィスの福島にさんざん言われました。
「るみさん、こんなの騙されているんじゃないですか?」
説明書きも何もなく、ビニールに入って雑に送られてきたようです。
そういえば、慣れないスマホでオーダーする時も、最後の最後までお値段が出てきませんでした。
さて、お支払いのカード情報を入れようと、次へを押したら、なんとそれでもう「お買い上げありがとうございます」と出てきたんですよ。
で、代引きでの取引と勝手に決められていました。
ここで、やばい、と思ったのですが、それでもあのインスタグラムの動画の劇的さが忘れられず、楽しみにしていたんです。
ところが、はい、劇的には落ちません。
それなりというか効果はミニマムというか。とほほ。
やられた!という感じです。
でも、この程度で済んでよかったと胸を撫で下ろせる例を今日はご紹介しますね。
とうとうこの方↓がテキサスの刑務所に入りました。
今日のウォール・ストリートジャーナルの一面を飾っていました。
これから11年の刑期をテキサスの刑務所で過ごすそうです。
罪状は、空前絶後の詐欺行為。
一時は30歳でビリオネア。
彼女の画期的な「発明」(実は詐欺)に錚々たる人物が夢中になりました。
ビル・クリントン、
ヘンリー・キッシンジャー
ルパード・マードック
(フォックスニュース、ウォール・ストリートジャーナルの社主)
などが喜んで宣伝し、投資家として何十億というお金を投資したのです。
考えてみるとみんな有名だったり政治家だったりはするけれど、専門には疎い若い子好きなおじいさんやん。
女性で引っかかった人がいないところを見ると、彼女は騙す相手を上手に選んでますよね。
2015年にはフォーブス誌の表紙も飾りました。
その人の名前はエリザベス・ホルムズと言います。
19歳、スタンフォード大学の学生だった時に起業
31歳、2015年にはフォーブス誌の表紙を飾り、「もっとも若くて、もっともお金持ち、起業家のビリオネア」と書かれました。
31歳でビリオネアの仲間入りをしたのです。
シリコンバレーのガラス張りのオフィス兼ラボは素晴らしい施設でした。
売り出したのは「血液検査」でした。
従来なら4本、5本もの血液を採取しなければできなかった血液検査を、指に針を刺して、ほんの少し血を取るだけで何十という血液検査ができるという内容。
詳しくはこちらへ
ところが、いつか嘘はバレるものです。
嘘がバレて訴訟を起こされても、なんと彼女は5億円以上の訴訟費用を費やして、無罪を訴えて闘いました。
けれど、今回ばかりは聞き入れられず、刑期を迎えることになりました。
同じ部屋の囚人は、自宅でメタンフェタミン(日本ではシャブ、ヒロポンと呼ばれる覚醒剤)を販売していた罪で13年間刑に服している女性。
この二人案外意気投合して、出処した後さらに壮大な詐欺を計画するのではないかと少し心配なわたしは、ハリウッドや韓国ドラマの見過ぎか。
彼女に罪状を突きつけることができたのなら。
次は元大統領の番ですよね。
ニューヨーク州!
ここまできたのだからがんばってカタをつけてくださいませ!
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