環境へのダメージを軽減する服の処分 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 
 

今日もまたニューヨークは終日雪でした。

 

 

 

大雪の中セントラルパークにお散歩に行ってきました。

 

 

 

それどころか

アメリカ中が大寒波で大変なことになっています。

 

 

ニューヨーカーは寒波に慣れているけれど

慣れないテキサスでは150万人が

水道や電気の便を断たれ

それでなくてもコロナで大変なのに

ダブルパンチです。

 

 

地球が悲鳴をあげている。

そんな気がしてなりません。

 

 

 

バイデン 政権が再び

環境問題を真摯に考え

パリ合意の仲間に入ってくれて

本当に良かった!

 

 

 

わたしも何かできることはないかしら。

そう思っていたら早速寒波で被害を受けた人たちへの寄付を募るメールが入ってきました。

 

 

こういうところアメリカ人は迅速で本当に頭が下がります。

(というか国があまり頼りにならないという説も)

 

 

 

 

一昨日は急いでGood Willにコートを持って行ってきました。
重いし、寒いしと、ずっと1日伸ばしにしていたのですが、大雪が何日も降り続くとの予報にやっと重い腰をあげました。
 
ニューヨークでは毎年
ホームレスの人が凍死します。
 
 
クローゼットの肥やしとなっているコート。
まだまだ未練はたっぷりだけど
一人でも多くの人のお役に立つなら。
 
コートがなくて生死を左右する人のためにきれいなうちに早くしなくちゃ、と慌てて行ってきました。
 
!Goodwill Industories
障害者やホームレスなど働き口を求める上で社会的に不利な立場に置かれている人たちのために職業訓練を提供したり、雇用サービスなどを行うことを目的としている非営利団体。
 
 
 
 
 

 

 
メトロポリタン美術館の裏で雪だるまを作っていた人たち
 
 
 
わたしは、物をすぐに擬人化し愛着が湧いて捨てられなくなるタチです。
 
で、一度買ってうちに連れて帰ってきたものは、もうね、どれも可愛いすぎて、捨てるタイミングがわからなくなるんです。
 
特に服は捨てられない。
 
 
断捨離というコンセプトは素敵です。
 
潔く手放し、周辺の整理をすると
人生の整理まですることになります。
 
 
ただ、、、
捨てたものはゴミになります。
 
捨てることはもはや環境問題と直結です。
 
今、地球がゴミを受け入れるキャパは
どんどん狭まってきていて
とうとう悲鳴をあげ始めています。
 
 
それを考えると、さらに簡単には手放せなくなってしまうのです。
 
 
けれど、そのわたしが少し変われたのは数年前です。
 
捨てるのではなくだれかに再利用してもらう、と考えるようになって目からウロコが落ちたように服の処分の仕方が変わりました。
 
 
うちから処分するものを
いかに第三者に再利用していただくか、
直行では捨てられない工夫をする
 
 
こう発想を変えることで
処分するものそのものの選び方と
タイミングまで変わりました。
 
 
 
 
手放すタイミングをうんと前倒しし
 
必ずだれかに喜んでもらえるよう
 
きれいで流行が廃れてないうちに処分
 
 
そうです。
メルカリなどでリユーズド品を売ってらっしゃるなら同じ要領ですね。
 
 
今回、寄付リストに入れたのはどれも厳寒もしのげる暖かいコートばかりです。
しかもまだ、手放すには惜しい代物ばかり。
とてもきれいな状態です。
 
 
正直に告白すると
中には、断腸の思いで手放すものも混じっています。
 
 
そして今回、コート数枚を寄付するにあたり
夫と小さなディベートもありました。
 
 
その中の1枚は、夫が自ら娘のために買ったものだったのです。
 
「えっ、これ寄付しちゃうの。僕が買ってあげたコートなのに。まだきれいだよ」
少し寂しそうです。
 
「きれいなうちに手放さないとだれだって着たくないと思うよ。
それに、ここ2、3年これをあの子が着ているのを見たことがないよ。
クローゼットの肥やしにするより、今、まだきれいなうちに寄付してだれかに着てもらうほうがよっぽどいいと思わない?」
 
「確かにそうだね」
と、わたしと同じぐらい物を捨てるのが苦手な夫もやっと納得してくれました。
 
 
 
 
寄付するのは、まだ少し惜しいと感じるもの。
 
Rish NYの商品をお買い上げくださった方のところにお嫁に出すときと同じ気持ちで準備をします。
 
コートにはブラシをかけ、ていねいにシワをとり、ニットは毛玉をとり、汚れがあればきちんと洗います。
 
 
なぜならば、たくさんの人が利用しているGoodwillだけど、それでも売れ残ったものは、地球に埋められる運命だからです。
 
 
しかも、服は素材柄、地球に還るのに100年とか膨大な時間がかかるものです。
 
タンスの肥やし化するのは残念だけど。
 
自分が処分するものが、直行で地球に埋められることはもっと残念。
 
 
環境問題もしっかり考えてゴミとならないよう、次の人に確実に着てもらえるものを寄付しようと決めたら、手放すのが少し楽しくなりました。
 
 
まとめると
 
ビックリマーク今、出すのは惜しいとまだ未練が残る服
 
ビックリマーク今は着なくてもまだ着るチャンスはあるかもと後ろ髪引かれる服
 
ビックリマークでも、純粋なワクワクはないし他にもっと似合う人はいると思える服
 
ビックリマークどんなに古くても買って2、3年以内の服
 
ビックリマーク汚れやシワは取り、新品の商品のように手をかけた服
 
 
それを、シーズンの初めか遅くてもシーズン中に寄付。
 
 
Good Willは寄付された衣料品ばかりか
本やDVDも売りに出しています。
 
オンラインでも買えますし、クィーンズにはアウトレット店舗もあるそう。
 
 
 
娘の友だちでファッショナブルなサスキアちゃんは、Goodwillでほとんどの服を調達し早くも5、6年。
 
 
「ラグ&ボーンのアンクルブーツを5ドルで買ったよ」
「このトレンチコート新品では高くて買えないと諦めてたものなの!」
 
と、よく戦利品を嬉しそうに見せてくれました。
 
 
お客様の中には、足しげく通って、
いい掘り出し物を見つけ
それを自分でさらに
転売している人もいます。
 
 
 
そう、みんなここのリユーズド品は
ちゃんと着てもらえることを知っているのです。
 
 
今は、仕事がなくなり、
リユーズドの服を転売することで
なんとか繋いでいる人もいるかもしれません。
 
 
特にアッパーイーストのお店からは
いい掘り出し物があるらしいですから。
 
 
そんな人たちの目に止まるようなものを提供するわよ〜。
そう考えるとかなりモチベーション上がりました。
 
 
 
避けたいのはリユーズドされず、使い道もなく直行で無残に地球に埋められるものを捨てること。
 
 
これだけは避けないと。。。
 
 
 
たとえいっときでもご縁をいただいたものが、そのまま捨てられ地球のゴミと化すのは残念ですものね。
 
 
 
 
まだ未練が残るうちに旅立たせる。
 
タンスの肥やしにはしない。
 
地球に埋められないために、リユーズしてもらえるうちに処分。
 
 
 
これを目指すようになりかなり気持ちよく手放せるようになりました。
 
 
 
メモこんな嬉しいメールを頂戴しました。
 
 

突然の連絡失礼いたします。
コロナ禍でもさまざまな情報の発信いつもありがとうございます。
ブログもインスタも楽しく拝見しております。
今日は以前買ったコートのお礼をお伝えしたく
ご連絡さしあげました。

2011年にトリーナタークのパンナムというコートを購入しました。
当時、航空業界を目指しており、パンナムと名付けられたコートに一目惚れしました。
社会人一年目でお金もなく、当時の自分としては
清水の舞台から飛び降りるような気持ちで購入しました。
20代前半の自分になかなか着こなすのが難しくて、でも毎年クリスマスの気配が街にしてくる頃、このコートに袖を通すと胸がワクワクして
足取りが軽くなりました。
このコートを購入して半年後に航空会社にご縁をいただき、これを着てステイ先のパリやロンドンを歩いていると、すれ違う人に何度も褒めてもらうことができました。
30代に入り、子どもを授かり、現在子育て真っ最中で、なかなか自分のためにお金も使うことも憚られていますが、
お洒落したい!わくわくしたい!と思う時にこのコートを着させていただいているのです。
抱っこ紐で、髪もぼさぼさの情けない状態でお見せするような写真ではないのですが、写真も一緒に。
2枚目は2人目の子どもが生まれ、先日お宮参りに行った時の写真です。哺乳瓶が嫌いな子で授乳があり着物も着れない、産後2ヶ月で着れるものがないと途方にくれたとき、、、
このコートがあるじゃないか!!と涙が出るほどありがたかったです。

人生のステージが変わっても
それぞれの段階で寄り添って支えてくれる、そんな洋服に出会えたのは初めての経験です。

勇気のいるお買い物でしたが、
今考えてみると本当に長いお付き合いのできる素敵なコートに出会わせていただいたなと思います。
これからも大切に、できれば20年後に娘にも着てもらえたら、なんて思いながら。

ヘンリーベンデル、バーニーズ、エルタハリなどのクローズ、胸が苦しくなりますが、子育てがひと段落して職場に復帰する頃、
不死鳥のようにキラキラ輝くエネルギッシュなニューヨークに再び出会えることを強く信じています。

乱筆乱文を長々と失礼いたしました。
お忙しいかと存じます。
お返事は結構です。

子育てが落ち着いてすこし余裕ができたら、またRishNYでお洋服を買えるのを楽しみにして頑張ろうと思います。


もとこさん、ありがとうございます。
10年前にお買い上げくださったこのコート、今でも鮮明に覚えています。

今も大活躍してくれていてこんな嬉しいこともありません。

 

お知らせくださり本当にありがとうございます。

 
 

Rish NY 2月19日正午発売】

made in Italy

長く着られる極上クオリティのベーシック3アイテム

Zoom疲れをシャキッとさせてくれる3点です。

ずっとおしゃれから遠ざかっていて

自分が退化していると感じるなら。

ぜひオススメです。

 

お袖がふんわり立ち上がります。

 


 

 

透け感が美しいハリのあるオーガンジーのブラウス。一生モノ

(インナーは私物)

 

 

こんなに光沢があってシワになりにくいコットン

これまで見たことがありません。

カフスは折ってカジュアルにきこなしても素敵。

さすがイタリア製デザイナーシャツです。

 

カフス部分がダブルの長さ。

そのまま着るとマニッシュで洗練されています。

 

 

 

 

 

LOVEリング/Rish NY

お届けは5月になります。

シルバーの価格が高騰しています。

このお値打ちなお値段でのご奉仕はこれが最後です。

https://rishny.com/SHOP/at-s18-23.html

ニューヨークから愛を込めて。

1年がかりで3つの工房を訪ねて作ったLOVEリング。

真珠は6ミリ&スターリングシルバー

あなたのお守りにぜひ!

知らない人に必ず褒められ

笑顔が生まれる幸運のリングです。

福を連れてくるリングです。

 

 

パンデミックに入りネイルをやめた手に

女らしさを宿してくれるリングです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フォローやいいねをくださるみなさんのところにお邪魔するのが本当に楽しみです^^  

  

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