アメリカに天才が集まってくるわけ | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

2016年、ノーベル賞受賞者の国別ランキングを見るとダントツ1位がアメリカで338人です。

2位のイギリス115人で3倍近い人数です。

 

 

もちろんそのうちのみんながみんな

アメリカで育った人ではないのですが。

 

 

アメリカには

天才を引き寄せるものというか

世界から集めやすい素地があるのかもしれません。

 

で、今日は娘の友人と天才についてです。

 

 

娘の友だちが家に遊びにくると。。。

 

日本人のまともな感覚や

日本できちんと育った方の感覚だと

到底理解できないレベルで

家の中が散らかります。

 

主には娘の部屋と彼女たちが使うバスルームですが。

 

バスルームはリキッドファンデがべったりこべりつき。

真っ白なバスタオルにもベとっ。

 

 

部屋は足の踏み場もないということになり

靴がそこらじゅうに散らばります。

(ベッドの上にはさすがにありませんが)

 

 

原因は主にBちゃん。

 

朝、起きてくると

娘のセーターを裏表逆、

しかも前後ろも逆に着ています。(どんなんや)

 

 

彼女は、待ち合わせにも

30分、1時間遅れということもあり

飛行機や列車に乗り遅れることも。

 

そしてみんなで

クラビングするときの服がすごい。

 

胸は半分見え、超ミニのスカートに

真っ赤なフェイクファーのコート

 

いやはや、トラ●プ大統領がデートしていたプレイボーイクラブのバニーちゃんですか?

というノリです。

 

キャンパスでもその服装なので

クラスメートが彼女を

よく知らないうちは

パートナーを組んで

プロジェクトをするとき

誰も相手になってくれなかったそう。

 

 

「わたし、よっぽど頭悪そうに見えるんだわね。ははは」

と、全然気にする様子もありません。

 

 

彼女、もしかして天才の一種?

そう思っているのはわたしだけではなさそう。

 

Bちゃんにはコアな友だちがいて

みんなそのままの彼女が大好きです。

 

彼女のただならない「器」の大きさと

すべてが型破りのところを理解し

大きく大らかに

彼女を応援しているから、だと思うのです。

 

 

 

 

 

年末のある日、

彼女たちがNYに来ていて

うちに泊まっていた時のこと。

 

今日のように暴風雨の日でした。

 

娘はBちゃんと

アービングカフェで

鼠色に昏れなずむ外を見ながら

カウンター席でコーヒーを飲んでいました。

 

 

 

Irving Farm Cafe

こちらはアーヴィングプレイス店。

ジムの後ここでアボガドトーストを食べるのが何よりの楽しみ。笑

早く暖かくならないかな、NYも。

 

 

 

その時です。

 

風に荒れ狂う傘と格闘しながら

足が悪いのか

よろよろとお店の前を

おばあさんが通りました。

 

が、あっと思うまもなく、

おばあさんが転んでしまいました。

 

「あ、大変」

と娘が思ったその瞬間、

もうBちゃんは外に駆け出して、

おばあさんを助けおこしていたそうです。

 

その瞬発力の凄さ。

あっという間の出来事でした。

 

Bちゃんはおばあさんに

どこも怪我はないかと聞き、

「身内の人の電話番号を教えてくれたら連絡をします」と伝えました。

 

おばあさんはBちゃんにお嬢さんの電話番号を伝えました。

一人ではとても歩いて帰ることはできなさそうな様子でした。

 

が、お嬢さんに電話をしても

留守電につながってしまいます。

 

Bちゃん、次には住んでいる場所を聞きました。

そこまでタクシかウーバーでお送りするつもりだったそうです。

 

が、なんとおばあさんは次のブロックのドアマンがいるビルに住んでいることがわかりました。

 

そこで、娘がそのドアマンを呼んできて、無事に帰ることができたのです。

 

が、彼女のその判断力の早さに

娘は心底感心したと言っていました。

 

Bちゃんはプリメッド(医学部志望)の学生です。

 

外見はフッカーでも、

実はめちゃくちゃ頭がいいと

娘が感服しています。

 

エコノミクスも物理も

とにかくできる。

テストは満点だったりするそうです。

 

彼女はテストの前になると

16時間ぶっ続けで勉強します。

 

図書館で食事も済ませます。

 

そしてもう限界、となると

部屋に戻り、倒れこむようにベッドへ。

 

なんと靴を履いたまま。笑

 

 

 

が、3時間後、がばッと起きて、

半分寝ながら化学式を唱え始めたそうです。

 

それをみていた娘は、

この子はすごすぎると思ったと言っていました。

 

もともと、頭はいいんだけど。

さらに自分の限界に挑むように勉強をする。

 

 

その姿に、学年の半数がアイビーリーグにいく女子高出身の娘もびっくり。

 

彼女の友人たちを身近でみていると

いかに自分の娘が凡人かがわかります。笑

 

もちろん、親にとってはいい意味です。

 

 

 

話は戻ります。

 

わたしの母が亡くなった時

日本から戻るとお花が届いていました。

 

その時ニューヨークにいたBちゃんからでした。

 

カードには

亡くなったお母様は

ガーディアンエンジェルになって

お空から見守ってくれているよ、

のノートがついていました。

 

なんて優しい子なんだろう。うるうる。

 

その時です。

部屋が散らかることなんて全て吹っ飛んだのは。

 

お部屋の汚れは自分でできなければ

プロのクリーニングを頼めばいいのです。

 

 

 

彼女は16歳の時から

シリア国境近くにある難民キャンプで

難民の子供たちを相手に

サマーキャンプを主宰していると聞いていました。

 

が、それはもちろん作り事ではなく

彼女は信念を持って

毎年打ち込んでいることが瞬時に理解できました。

 

体は小さいけれど

彼女のハートは桁外れの大きさです。

 

 

Bちゃんにはこんなエピソードもあります。

 

ある大雪の日、

大学のある街のダウンタウンでクラビングをしたときのこと。

真夜中を過ぎ、

クラブを出ると大雪で

タクシーもウーバーも見つかりません。

 

娘は歩いて帰ってきました。

ニューヨーク育ちなので、雪の中

何ブロックも歩くのは慣れているのです。

 

が、Bちゃんたちはどうしても歩いて帰りたくなかったそうです。

 

何よりスキー場以外の雪に慣れてない。

彼女たちのことだから

9cm以上のハイヒールだったに違いありません。

 

そこでBちゃんがしたことは。。。。

 

なんとU●Sの運転手さんと交渉して

乗せてきてもらったそう。笑笑

 

ありえないっ!

 

「絶対に郵便物には触るなよ」

と、運転手さんは何度も繰り返しながらも

Bちゃんともう一人の女の子を無事

キャンパスまで届けてくれました。

 

 

 

 

 

今日は、何が書きたかったかというと。

 

 

人間ってえてして、

すべてに常識的で

まんべんなく秀でている

なんてことはありえないということ。

 

特にまだ発展途上の若い頃は。

 

一つのことに集中すると

他のすべてを忘れてしまう。

 

何も周囲の声や音が聞こえなくなってしまう。

返事もしなくなる。

 

また、部屋の片付けができないなんてのは序の口。

 

あのスティーブ・ジョブやビル・ゲイツさんたち

彼らと一緒に仕事をするのがいかに大変だったか

そのエピソードを知れば納得です。

 

ジョブ氏は自身が立ち上げた会社をクビになったぐらいですから。

 

 

 

要は、そんな天才たちを周囲がどこまで応援できるかです。

 

親としても友だちとしても同僚、部下、上司としても。

 

それが桁外れの人たちが伸び伸びと活躍するため、周囲の人間にできることかと。

 

日本にもきっと似たタイプの人はいると思うのです。

 

でも、日本ではBちゃんみたいなタイプは生きにくいんじゃないかな。

 

出る杭は打たれ、

型破りの子は煙たがられる。

 

学校でも職場でも。

 

 

だからこそ、もし皆さんの周囲に

Bちゃんみたいな人がいたら。。。

 

将来、なんだかわからないけれど

すごいことになるかも、っていう

何かを感じるなら。

 

少し常識はずれな部分は目をつぶって。

いいところにフォーカスして

そこを伸ばせるように

応援してあげようではないですか?

 

 

 

 

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しかも上品&エレガンス路線は外れません。

白と合わせれば間違いないシンプルさもありがたいです。

 

 

(左)コットンのブラウスの袖は懐かしいクラシックレース。

(右)オリーブ色のストライプのシルエットが綺麗なギャザースカートは

ポケット付き。ウエストゆるゴム入り。ありがたいです。

身長164cmで膝下10cmです。

 

 

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アシンメトリーなシャツはピンストライプ。かぶりです。

どちらも白やベージュなどと合わせてください。

 

 

 

 

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