フランスが与えた試練、知らなかったパスポート事情 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

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マレ地区のレストラン「Camille」


 

 

 

寒い。。。

 

 
いいえ、外の寒さには慣れています。
カシミアのセーターに暖かいコート
ロングブーツに丈の長い手袋
かわいい帽子で重装備すれば大丈夫
 
なにせニューヨークのマイナス10度さえ経験ずみだから。
 
問題は家の中。
 
アメリカに住んでいると
こんなにガンガン暖房して大丈夫?
と不安になるほど暖かいのです。
 
真冬でも半袖で大丈夫なぐらい。
 
いつしかそれに慣れてしまうと
日本やフランスで
家の中の寒さが身にしみるのです。
 
特にバスルームが寒い。笑
 
これはいかん!
身体がかなり甘やかされています。
 
日常を離れるとこんなふうに、
当たり前に思っていた事が
実は全然当たり前じゃない、
ということに気づけていいですね。
 
 
外はどよんとした鉛色の曇り空。
 
パリの冬はずっとこんな調子だから
冬に鬱病になる人が多いのだそうです。
 
わかる気がします。
 
ニューヨークでストレスの高い生活をしていても
なんとか持ちこたえているのは
寒くても晴天の日が多いことが大きいのかも。
 
パリ−——
 
独りでいるのは短期間。
 
ご縁あって、マレ地区に
「いい気」を感じる
ちょうどいい大きさの
明るいアパートがみつかりました。
 
だから孤独を感じることなく
快適な週末をすごせるのでしょう。
 
これで娘の問題がなかったら。。。。
もっと「自分の楽しみ」に集中できたでしょう。
 

 

 

仕事もはかどります。

 

 

 

みなさん、一つ前のエントリーでは

本当に暖かいコメントをありがとうございます。

 

ブログで知っているだけの

他人の子供のトラブルまで

親身に心配してくださるみなさま、

 

そしてじーんと心にしみる

お言葉をくださるみなさまの

コミュニケーション力の高さに

感服しています。

 

 

今朝、ロンドンの娘から連絡がきました。

彼女のスーツケースは見つかったそうです。

 

といっても、まだロンドンではなく

フランスにあるらしい。

 

エアフランスからは

何度も混乱するメールが送りつけられてきます。

 

言っていることが

英国航空と違うので

埒が開かないというか。

 

正直いって

今回、エアフランスの

カスタマーサービスには

相当がっかりです。

 

日本の航空会社を見習ってほしい。

 

でも、こういう機会にこそ

反面教師として何かを学び

つかまなくちゃ、ですよね。

 

娘は今日、

ロンドンッ子の友だちにつきあってもらい

フランス大使館に行ったり

アメリカ大使館に連絡をとって

なんとか明日パリに入国できるよう

がんばっています。

 

でも、フランス大使館はまったく

何の力にもなってくれず。

 

結果はどうなるか

まったく未定です。

 

イギリスはまだユーロ圏内なので

夫のブリティッシュ・パスポートも

だめもとで写メで送って

提示したようなんですけれど。

 

 

今回の問題は。。。

 

彼女のパスポートが3月に切れることでした。

 

現在、フランスへは入国時

パスポートが切れるまで

3ヶ月以上残ってないと

入国できないルールができました

 

 

もし、みなさんが

フランスへの旅行を考えてらっしゃるなら

まず、パスポートの有効期限を調べてみてください。

 

 

もし、有効期限が

出発日から3ヶ月を切っているなら

一応チェックし、

大使館に問い合わせるなどしてください。

 

行きは、幸いなことに

娘はパリで入国せず、

そのまま英国航空に乗り換えて

ロンドンに向かったので

ロンドンまでは行く事ができました。

 

が、明日、ユーロスターでロンドンから

パリに来ることになっています。

 

今の問題は、

 

①それまでに紛失していた荷物は届くか

 

②無事、フランスに入国できるか

 

ダメだったときのために、

すでに、水曜日の午前中、

ロンドンのアメリカ大使館と

アポイントはとったそう。

 

仮のパスポートを出してもらえるか

交渉してみるそうです。

 

 

明日ユーロスターに乗るまでに

荷物は届くのか

 

パリには入れるのか

 

可能性は低いけれど

諦めずに

とりあえずユーロスターに

トライしてみるそうです。

 

パリからは、ニューヨークへの

帰りの航空券の予約もあります。

 

政府が恐れる不法滞在を延長する可能性はない

とわかってほしいなぁ。

 

気を利かせて入れてもらえるといいんですが。

 

でもね、ダメならダメで。

 

ま、それも本人にとってはいい経験。

 

旅行って、人生の縮図のようなもの。

 

特に1人旅は

感動もトラブルも

すべて自分一人に跳ね返ってきます。

 

そこでどう対処していくか

 

わたし自身、旅行中のトラブルでは

本当に鍛えられました。

 

 

だから、この件ではあまり心配してないのです。

 

泣き言も言ってきました。

 

でも、「誘拐されたわけじゃないし」

「健康で、お金もちゃんとあるんだからなんとかなるよ」

と、励ましました。

 

 

 

パリに来られないなら

マイレッジがいっぱいある英国航空で

ロンドンからニューヨークに帰ればいいのです。

 

お友だちが泊めてくれるなら

そこにしばらくいてもいいし。

 

娘が来なくても夫は来ます。

 

夫婦水入らずの時間をもちなさい

という天のメッセージかしらん。

 

さて、昨日はAMBALI のオーナー&デザイナーのみかこさん

今日は素敵な方にお会いしました。

 

 

みかこさん。マレ地区のAMBALI のブティックの前で

 

 

パリに長く住んでらっしゃる日本人の方って

本当に素敵な方が多いですね。

 

きっとこの街で生きるのはすごくすご〜く

タフだからだと思います。

 

まずお天気が、鬱病になるぐらい悪いです。

 

これだけでも

ニューヨーク以上にタフだと思います。

 

それを乗り越えて

しなやかで優しく

強くてタフに生きる!

 

 

 

強くなくては生きて行けない

 

優しくなくては生きている資格がない

 

これ、レイモンド・チャンドラーの書く主人公

フィリップ・マーローの言葉です。

 

If I wasn't hard, I wouldn't be alive. 

If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.

 

さて、今夜もディナーは「おうちごはん」です。

 

1人の週末に備え

日本からたくさん買って来た

スープなどのレトルト食品

 

お米も持ってきました。笑

 

 

 

 

 

広ーいダイニングルームで

1人お食事中

 

 

 

 

 

さて、これからもう一仕事して寝ます!

 

 

このところ、プライベートネタが続いていますがおつきあいくださりありがとうございます!

 

そしていつもあたたかいコメント本当にありがとうございます!

 

 

 

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