アカデミー賞受賞、魂をゆさぶられる切ない映画 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

昨日はオスカーの発表の日でした。
とうとう、レオナルド・ディ・カプリオが悲願の主演男優賞を受賞しましたね^^
6度もノミネートされながら一度も受賞果たせず。
やっと悲願の受賞、遅すぎた感はありますが、本当によかったです!



ケイト・ウィンスレットと抱き合って喜ぶディ・カプリオ



レオさまといえば、みなさんはタイタニックあたりからご存知でしょうか。
それともその前の荒れていたマイアミを舞台にした現代版「ロミオとジュリエット」?

ロミオとジュリエットのジュリエット役はあの「ホームランド」のキャリーです。笑
すべてシェイクスピアの原文での演技です。

あの頃のレオさま(レオナルド・ディ・カプリオと書くのが大変なので)は本当にボーイッシュな美しさにあふれてましたね^^

が、外見だけではありません。
実は彼の才能はもっと早い時期から光っていたのです。
19才でジョニー・デップの弟役を演じたWhat's Eating Gilbert Grape(邦題/ギルバート・グレイプ)はすごかったですね。

この映画では知的発達障害のある少年を演じました。
最初みたときあまりに迫真の演技だったので、演じているというより「よく知的発達障害がある少年がこんな上手に演じられるな」と感心したものです。ちがうだろって。

続いて、ニューヨークに住む高校生を演じた「バスケットボール・ダイヤリーズ」
こちらはバスケット好きの高校生がどんどん麻薬中毒にはまっていく凄惨な姿を演じました。
これも迫真の演技で、しかもニューヨークが舞台なので、身近すぎて辛すぎて娘にはみてほしくないと思ったほどです。

あのころオスカーを取っていてもおかしくない、まさに天才的な演技でした。
この2作品はぜひ見ていただきたいです!
いかにレオさまが子役のころから天才的な才能を発揮していたかが分かります。
ホント、この受賞は遅すぎるぐらいでしたね。

チェックギルバート・グレイプ

チェックバスケットボール・ダイヤリーズ


が、彼のために考えると・・・
子役に毛が生えたような早い時期に賞を受賞しなくてよかったのかも。
あの時、大きな賞を受賞していたら、他の多くの天才子役同様、レオさまもそれで終わっていたかもしれません。

なかなか賞が取れないことが励みになって、今の彼があるのかも。
41才での受賞。

貴重な才能を若いうちにつぶしてしまわないよう、業界がこの時期を待って賞を与えた、というのは深読みかもしれませんが。笑





さて、ここからが実は今日のハイライトです。



昨日の受賞で何がうれしかったかって、実は主演女優賞でした。
受賞者はブリー・ラーソンでした。

ブリー・ラーソンと聞いても? と思う方がほとんどではないでしょうか。
ケイト・ブランシェット、ジェニファー・ローレンスという大物を出し抜いての初ノミネート、初受賞です!

実は彼女が主演した映画「Room」は昨年トロント・フィルムフェスティバルで見ました。

話しが脱線しますが、トロント・フィルムフェスティバルは9月にあります。
NYはちょうどファッションウィークでめちゃくちゃ忙しいときです。

昨年はしかも娘が大学に行ってしまい、夫婦の間にものすごいテンションがあった時期です。

最後まで行くのをやめようかと悩みました。
でも、行ってよかった。
おかげで今でも懐かしく二人で映画の話しができますもの。
共通の幸せ貯金が増えました^^

さて、数あるフェスティバル参加作品の中なからこの映画を選んだのは夫の友だちのローリーでした。
何の知識もないまま見たのです。

これはベストセラー小説「部屋」を映画化したものです。

が、小説をよんでないわたしは、正直、最初の10分ほどはわけが分かりませんでした。
ただ、「ヤバい、これは重い映画だ」ということだけはひしひし画面から伝わってきます。

「いや~、これを2時間見続けられるだろうか」
見ながらどんどん息苦しくなる一方、なぜが目が離せないのです。

トロント・フィルムフェスティバルでは1日に4、5本の映画を見ました。
そしてどれもそれなりに重い映画ばかりです。

が、重さではこれが最重量級でした。

男のやるせない悲しい性(さが)を考えさせられます。
何ともいえないやり場のない怒りもわき上がってきます。

特に最初は見ていて本当に辛い映画です。

半面、過酷な環境でしかもティーンで息子を授かったジョイ。
想像するところ、一人で産み落としたはずです。
本来なら堕胎を計画してもおかしくないところです。
が、どん底で彼女のクリエイティブな子育てが始まります。

最後は・・・
その息子のおかげで監禁された部屋から脱出できる。。。
命の尊さを考えさせられます。

子役の男の子がまたすごい演技でした。

そしてまた次なるドラマが始まります。
(大丈夫。これだと完璧なネタバレにはなってないので)

心に焼きついてずっとずっと忘れられない映画です。
日本では4月8日に公開のようです。
ぜひご覧ください!


映画「ルーム」日本語公式サイト



オスカーを受賞した後、どうしても食べたかったバーガーにかぶりつくブリー。
photo/ ブリー・ラーソンのインスタグラムより















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