みなさま、こんばんは。
先ほど、今世紀のレオナルド・ダ・ビンチといってもいい、スティーブ・ジョブズがお亡くなりになったそうです。
ジョブズ氏が過去40年足らずの間に世の中に遺した功績の大きさ、そして生み出した夢のあるすばらしいものたちを思うと、彼は天才だったと思います。
本当に残念です。
まだまだ生きててほしかった。
心からお悔やみを申し上げます。
ジョブズといえば、夏にニューヨーク・タイムズのこんな記事が記憶に残っています。
The mystery of Steve Job's public Giving
円にして1兆円近い資産を持ちながら、これまでどこかに寄付した記録はまったくないんですって。
また、ウォーレン・バフェット氏とビル・ゲイツ氏が率先して70人以上のビリオネアたちを巻き込んだ、すばらしいチャリティ活動「資産の最低でも半分以上をチャリティに寄付する」というグループに加入することも拒否していました。
けれど、Forbos誌は、ジョブズが自分のお金をどう使おうがそれは彼の自由、沈黙を守る権利があると書いています。
彼がフォーカスし、精魂を込めて大きくしてきた会社 Appleで彼が成し遂げた大きさを思うと、それも納得かもしれません。
ですが、これから、アメリカでは、良くも悪くも、ジョブ氏の遺言などが大きく世間の注目を集めそうです。
それから、一つ前の記事では、みなさんにわたしの活動をご理解いただきとてもうれしく思います。
まさに、おっしゃる通りだと思います。
Giving大国アメリカでは、年に一度は寄付金集めのパーティやイベントを開催します。
その際には、着席のディナーパーティなどが華やかに開催されます。
それに関して、お金の無駄遣いだという考え方もあるけれど、一方で、いつもいつも何もなしで、ただむしりとるばかりじゃ、続かない、だから、年に一度ぐらいは寄付をしてくれる人たちに感謝の気持ちを込めて楽しい時間をすごしていただき、よし、また来年もがんばってこの団体のために何かしようと思わせる、というのもひとつ。
また、小さい団体ほど、どんなにいい活動をしていても、経費の全体に占める割合はどうしたって高くなります。
それに、いくらNPOの職員だからといって、あまりにお給料が安すぎても長く続きません。
ホント、すべてバランスですよね。
一方で、そろそろみんながしびれを切らし、不信に思い始めたのが、日本赤十字社のお金の行方ではないでしょうか。
実は、わたしも震災初期のころは、みなさんに、ご寄付をするなら赤十字がいいのでは、とお伝えし、
自分もかなりまとまったお金を寄付してきました。
ところが、ご存じのように、とても動きが迅速だったとはいえないし、半年以上経ってもどこでどう使われたのか不信感がぬぐえません。
ということで日本赤十字のことも調べてみました。
そしてわかったのは、アメリカも日本も代表は、他のNPOなどには比べようもないほどのお給料をとっていたこと。
この辺りのこともいつか書きたいと思います。
それではみなさま、今日もよい1日を!