いきなりみなさんに質問です。
これまで、何かの形で(微力でもいいし、身の丈にあった形でいいから)世の中の役に立てたらいいな~と思ったことはありますか?
多分、たくさんの人がイエスと答えてくださることでしょう。
では、実際に、そのために具体的な行動を起こしたことはありますか?
きっとここでも、イエスと答えてくださる方はたくさんいらっしゃると思います。
続いて、これはいかが?
そのために、たとえば、年収が800万円以下の方、その3%以上を寄付したことがある方はいらっしゃいますか?
しかもそれを毎年続けてらっしゃれば尚よしです。
これが、年収1千万以上3千万円以下の方なら5~8%、
それ以上、1億円以下の方は10~15%
1億円以上の方は、15%以上ということでいかがでしょう。
これ、意外にできないことですよね。
いくらその分は、税金から控除されるとしても・・・・・。
(つまり1千万円の年収で100万円を寄付すれば、九百万円が税金の対象となるという意味です)
さてと、ここからが本題なんですけど。
いつもながら前置きが長くてごめんなさい^^
映画、「ソーシャルネットワーキング」でもすっかり有名になった、
Facebookの創設者であり、CEOのマーク・ザッカーバーグ、26歳。
こちら↓Facebookやマークに関する過去記事です。たくさんのアクセスをいただきました。
Facebookユーザーへの警告 byウォールストリート・ジャーナル
Facebookは、マークがハーバード時代、大学の寮で、女の子にフラれた腹いせに作ったサイトがきっかけでしたよね^^
この彼、アメリカのビリオネアでは、最年少^^
しかもおひとりさま!!!!!
(でも、映画が事実に近いとすると、性格はビミョーかも・・・)
今回お知らせするのは、そのマークがした、
すごい! 「お約束」についてです。
なんと、マークったら、
他の56人の大人たちといっしょに、
自分の総資産の半分を、社会事業に寄付する! と宣言したの!
これは、ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットが、ビリオネアたちに呼びかけた「Giving」で、
最初は、総資産の3分の一以上を社会に還元しましょ、というものだったの。
それが、どんどん話が大きくなって、すでに57人もの人が、
え~い、ままよ。
半分以上、寄付してあげようじゃないのっ!
ってことになったのです。
人間、お金持ちになったからって、みんながみんな、
社会に還元しようという意識をもって気前がよくなるわけじゃないことは、
きっと多くのみなさんもご存じのはず。
家族や親族はともかく、
見ず知らずの人に、しかも頭を使って、本当に役にたつ生きたお金の使い方ができる人って、
さがそうと思うと、そうそう見つかるものじゃないかもしれません。
それに、チャリティとかって、たとえ熱い気持ちはあっても、
「今は忙しいし、そんなこと考えている暇もないから、リタイアしてからね」とか、
「子供の手が離れてからね」とか、
「そんなお金があったら、お洋服がほしいわ、とか子供の教育費にまわしたい」などと、
ついつい、できない理由を探して、今しない自分を許しがちになります。
マーク・ザッカーバーグは、その点、すごいと心底思います。
「Giving って、引退した後にするイメージが強いけれど、
それまで待ってられないほど、世の中にはすべきことがたくさんある」
と、答えています。
まさに、善は急げです^^
彼って多分、それほどお金に執着がないんでしょうね。
映画からそんな気がしました。
ちなみに、彼同様、資産の半分以上を社会事業に投げ出す宣言をした人たちには、
ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、
ニューヨーク市長のマイケル・ブルムバーグ、
ジョージ・ルーカス、
テッド・ターナーなどがいます^^
いろいろと叩かれる材料も多いアメリカ人だけど、
こういう「Giving」の精神は、もっと他の国のお金持ちたちも真似ていい美徳だと思いませんか?
お礼
ニューヨークの歴史と共に貧困撲滅を目指して180年闘ってきた、NPO 「 Inwood House」は、
わたしが6年間尽力をしている団体です。
今年は180周年記念のパーティをコンドリーザ・ライスさんをお招きして開催しました。
そのInwood Houseでは市の恵まれない母子家庭200世帯以上に、毎年このシーズンになるとプレゼントを届けてきました。
昨年は、こんな感じのご寄付をたくさんの方にお手伝いいただきました。
今年も、その一環でご寄付やプレゼントのラッピング・ボランティアを募っていました。
そして、友人のベルかおりちゃん、チャウみほちゃん、そしてサンドズ延江ちゃんが、
たっくさんのプレゼントをお持ちくださいました。
かおりちゃん、みほちゃん、のぶえちゃん、
ありがとうっっっっ!!!!!!
うるうるうる。
心から感謝です。
Inwood House
がらみの記事です。
今年は、180年に一度の危機的状況に見舞われ、その存続について考えると毎日眠れない日が続きました。
けれど、そんな火事場に発揮する他のボードメンバーたちのすごい行動力、リーダーシップ、逆転にもっていく力にはいろいろと学ばされました。
わたしにとっては、仕事では到底学べないことを学ばせていただく、ものすごく貴重な機会です。