「わたしを離さないで」映画版をやっと見ました
冒頭から手術室の、最後のトミー(テレビ版の友彦)の場面で、そこで泣きそうになりました
ヘールシャム(陽光学園)も、コテージも原作のイメージを良く再現していて、映像も美しく、音楽も静かで、淡々と映像にとても合っていました
でも、提供者の提供後の様子とか、人ではないモノのような扱いなどが、とてもショッキングで、ドラマよりキツイですね
ルース(美和)の最後の場面などは、リアルで思わず目を覆いたくなるようでした
点滴などを刺す、手の甲の跡とかがまた、リアルに施されていて、本当に痛い…
トミーがマダムの家に、提供猶予を申し出に行ったあとの、希望を打ち砕かれて叫ぶ場面は、やはり胸をつかれて泣けました
最後は冒頭の、トミーの最後の場面で、ここは春馬さんの友彦を思い出して、また泣けるところです
全体に省くところは省いていて、分かりやすくまとまっていたように思います
わたしはとても好きな映画でした
キャスト&スタッフ
- キャシー…キャリー・マリガン
- トミー…アンドリュー・ガーフィールド
- ルース…キーラ・ナイトレイ
- 校長先生…シャーロット・ランプリング
- 監督:マーク・ロマネク
- 脚本:アレックス・ガーランド
- 原作:カズオ・イシグロ
- 製作総指揮:アレックス・ガーランド/カズオ・イシグロ/テッサ・ロス