驚くこころ3 | 一足の靴

驚くこころ3

たえずくりかえされるテストの点数によって
生徒を優等生から劣等性の順に一列ならべることに、
どのような根拠があるのだろうか。
その序列のもとになる点数とは何か。
また、なんのための序列をつけるのか。

序列をつけるのは競争心を刺激して
子どもたちを勉強させるためではあるが、
そもそも競争心は教育のなかで不可欠なものかどうか。

現在の社会の中には3種類の差別がある。

貴族差別ー毛並みの良さ
貧富差別ー資本主義によって形成
賢愚差別ーテストの点数に基づく

大切なのは
喜び!
問題を理解し、自分の力で解いた後のバンザイ!
生来、内包している私的な追及真が物事に向けらて、
それが成功したことからくる純粋に内発的な喜び。
そこに競争心を刺激する必要性はゼロ。
むしろ、探求心の育成をひつようとする。

遠山 啓