ちょっと、この前のブログを書いた後
なんだか書く気持ちになれずストップしていました。
強迫観念…の続きですが、
小さい頃に大人に言われた事って残っていませんか?
私は、楽しく遊んだ事よりも、大人に言われた言葉の方が残っています。
お父さんが居ないから、人より頑張らないといけない。
お母さんを助けてあげないといけない。
お父さんが居ないからだって言われないように、ちゃんとしないといけない。
お父さんが居ない事は可哀想なんだ。
そんな刷り込みみたいなものがありました。
大人は何気なしに言うのだと思いますが、子供は聞いてしまいます。
父親が居ない事を隠して生きていました。
家に友達は呼べばバレるから、呼ばない。
家の話はしない…とか、
とにかく、人の家と違う事は隠さないといけないと思っていました。
こう、昔の自分を見てみると、なんて息苦しく生きてる子供なんだ…と思います。
今は、母子家庭も珍しくないですが
周りの大人が良かれと思って言う言葉の影響力を感じました。
大学に行くようになり、母子家庭のお家は結構あって、堂々と生きてる友達に出会い
あ、なんだ…隠さなくていいのか!
と、初めて思って、そこで「うちも母子家庭」と言えた事で、とても楽になれた事を覚えています。
言う事を聞かないと怒られる…という形では無い強迫観念みたいなものが、あったんでしょうね。
自分も大人になり、良かれと思う言葉の重要性をしみじみと感じました。
そして、この強迫観念というのは知らないうちに蝕んでいって、抜け出すのに時間がかかります。
ふとした時に、身体に染み付いたものが出てきます。
正直、今もあります。
自由すぎて、人の言う事を全く聞かないのも問題ですが、息苦しくなる所まで行くと、行きすぎなんですね。ほんと。
我ながら極端な人間です。