昨日は義叔父が亡くなって6年目。


夫は13年前に父を、

8年前に母を亡くした。

 

母が亡くなった時、

叔父は夢を見たと、夫に語った。
「妻はもうこっちにいるよ。」

と兄(義父)が夢の中で話したと。

 

叔父と父は仲良しだが、12歳違い。

(ちなみに私も更に12歳下で同じ干支)

 

義父は癌で闘病中だった弟と

1人で寂しがっていた愛妻の寿命を

交換させたんじゃないかな、って

その時何となく思った。

 

弟が生き延びたのは2年半だけだったけど。

 

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夫の両親はモスクワに住んでいた。

叔父は南ウクライナに住んでいた。

 

 

叔父の妻は今、1人で家とダーチャ(郊外の”別荘”)を守っている。

 

叔父と叔母の娘とその現夫は、今アメリカにいる。孫(娘の息子)が、訪れていたアメリカ人クリスチャンと結婚(改宗)して向こうへに移住してしまい、その後、彼らを頼って一緒に行ってしまった。

 

叔父と叔母の息子の方は、モスクワで結婚してそこに住んでいる。

 

 

叔母は義甥である夫にダーチャで採れた果物の写真をSNSで送ってくる。

「あの辺は果物が美味しいんだ」とその地で生まれ育った夫は、叔母が元気で安心しつつ、懐かしがっている。

 

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夫が子供の頃に叔父と叔母が結婚し、住む所がなかったため、しばらく一緒に住んでいたそうだ。

 

私達も、約9ヶ月、義父母や義兄一家と同じ所に住んでいた。

 

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叔父は、私達が結婚した時、年末の忙しい時だったにも係わらず、娘と一緒にお祝いの沢山の食器セット(割れ物!!)を持って夜行列車で駆けつけてくれた。そしてお祝いの3日間を一緒に過ごし、お正月前に自宅に着くように帰っていった。

 

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叔父の顔も声も覚えている。

昨日は思い出していた。

 

 

叔母が元気でいてくれますように。