こんばんは
ご訪問ありがとうございます
『雁月(がんづき)』という郷土菓子を見つけました。
気になったので調べてみると…
がんづきは宮城県や岩手県で主に食べられている郷土菓子。
小麦粉、卵、牛乳に、重曹、酢、味噌、醤油、黒砂糖などを入れて蒸し上げて作る、蒸しパンやスポンジケーキのような見た目のお菓子のこと。
材料は
小麦粉
卵
牛乳
サラダ油
はちみつ
黒砂糖
黒ゴマ
重曹
醤油
酢
…
…
…
…酢？！
このレシピを考えた人は理系？！
理科の先生ならすぐにわかりますね
重曹(炭酸水素ナトリウム)と酢(酢酸)が化学反応を起こして、酢酸ナトリウムと水と二酸化炭素を発生。その二酸化炭素をお菓子作りに利用するなんて…スゴい
私だったら
「重曹だけでいいじゃん！」
ってなる、うん
よし、私も作って実験します！
酢以外の材料を混ぜ混ぜ…
重曹をいれた生地に酢を入れると…
ちょっとずつ生地がモコモコ泡立ってきました！
chemistry
おもしろ～い！
子どもと一緒に作ったら喜ぶかも？！
泡立がつぶれないうちに型に入れて蒸します。
レシピでは黒糖オンリーですが、黒糖が少ししかなかったので、黒砂糖と、てんさい糖使用で色が薄いです。
黒ゴマ入れすぎ？
表面真っ黒
完成！！
【断面を見ると、重曹と酢の反応の様子がよくわかります】
やっぱり酢を入れた方が仕上がり良いことがわかりました！
レシピを考えた人スゴい！！
ほんと『料理は科学』ですね
味は…
『マーラーカオのあっさりバージョンのよう』と言われました
酢の味も全くなし！
ふわふわモチモチで美味しいです
とっても素敵な郷土菓子を見つけました
素朴で美味しいお菓子がある岩手県、宮城県に、行ってみたくなりました