昔、英会話学校で働いていた時、オーナーがグローバル化を唱っており、
今で言えば、多様性、つまりダイバーシティの事だ。
何があったのかと言うと、
英会話講師として、3人を新しく迎えることになった
一人は、両親は中国人だけど自分はカナダで生まれ育ったのでカナダ国籍という先生。黄色人種
オーストラリア人だけど、アメリカでの生活が長いし話してみてもオーストラリアのなまりがないオーストラリア人。白人
アメリカテキサスで生まれ育ったアフリカ系アメリカ人。ピンと来た人はいるだろうか?テキサスは、アメリカの中でも方言によるなまりが強いのである。おまけにアフリカ育ちの両親に育てられたのでそのなまりもある。黒人
元々、アメリカ人の若い白人男性が一人と、イギリス人の年輩白人女性が一人いたので、合計5名の外国人講師の体制となった。
その他、留学経験や帰国子女の日本人も合わせて、総勢10名の先生が在籍する。
さて、問題は、オーナーが開いた、グローバルとはなんぞやという講演会。
皮膚の色が違う、なまりがある、外国人の話す英語等など、
個性は様々だが、それも全て英語に変わりはない。
今後はグローバル化が進む。
その中で逞しく生きていける生徒を育てたい。
講演会は盛況だった。
感激して握手を求めるお母さんもいた。
参加者の殆どは、小学生から高校生の子供の母親。
だが、耳を疑う事があった。
母親「先生、感動しました!これが本当のグローバルなんですね。共感しました。支持します。陳さん(カナダ国籍の中国人)の英語の発音も素晴らしくて問題ないと分かりました。でも、うちの子は、イギリス人の先生のクラスに入れてください。」
別の母親「うちの子にはアメリカ人が良いです。視覚的に、初めての先生が白人でないのは子供が可哀想」
肩肘落としましたよ。
共感していたら、こうは言いませんよね。
理念は理解した。でもうちの子は、アメリカ人やイギリス人に教えて貰ってください。
母親とは、こういう生き物なのかと、勉強させられた一件でした。
そして、最近、保育園で、同じようなことがありました。
近所にダイバーシティを唱っている保育園がある。障害児との共存も、そのうちのひとつとのことで、わがこも一時預かりしてくれる事になった。
預かるに当たり、面談が必要との事で、行ってきた。
すると、病院からの診断書を取得して送ること、
そして、それについての面談をすること、
さらには、それには書かれていない事を誓約書とするので、用紙を取りに来るようにとのこと、
家族でそれを熟読してサインをして、又、届ける必要があること。
また、預ける日は、預ける時間の半分以上は一緒に部屋にいて欲しい。
障害児を預かるのだから相手が慎重になるのも分からなくもない。
だがしかし、正直しんどい、、、。
そして、違和感を感じたのは、
保育園の看護師さんから、
喧嘩している子供の対応をしている所に、医療ケア児の痰の吸引が必要になった場合、両方対応できない。
との事。
時系列で先に発生した順番に対応していくのか、
ドレナージュ的に症状の重い子供を優先的に対応していくのか等、
保育園によって考え方はそれぞれあると思いますが、
症状の重い子供を優先的に対応するというのは、難しいものなのでしょうか?
症状の重い子供を優先すると父兄から苦情があるのでしょうか?
ひいては、障害児に手がかかると、父兄から苦情があるのでしょうか?
それでもダイバーシティと言えるのでしょうか?
