畑をする理由 | 自然が教えてくれること

自然が教えてくれること

流美農園のブログ

もともと

私自身が健康になりたい

 

というところからスタートしたのが10年くらい前のこと。

それから農業法人で働いて、

農業学校に行って、

自分の畑を持てるようになったのが4年か5年くらい前。

 

その頃、

伊勢の「野人エッセイす」というブログを書いておられる大塚さん(通称ムーさん)と出会い、

その野人エッセイすで、食の本質を学ぶことができ、学びは今も続いています。

 

何によって健康な体が支えられているのか?

それは、自然のものが持っているエネルギー。

ムーさんはそれを「完全な生命エネルギー」と表現しておられます。

ようは、人間が作ったものではなく自然が生んだものがもつエネルギーですね。

 

だから、野菜じゃなくても、野生の動物だって、その完全な生命エネルギーは持っているはずです。

もっと言えば野菜じゃなくても、草でもいいんです。

(人間の食性を考慮するなら、野菜や草は消化にエネルギーがかかるけど、生命エネルギーは摂れる。野菜や草は主食ではない。)

 

で、私がなぜ主食ではない「野菜」を選んだか、というと、

自分自身がやる場合、豚や牛を飼うのは想像がつかないほど大きなことだから。

畑だったらちょっと場所さえあればできるから。

 

そうして、協生農法(自然の仕組みに沿った農)をはじめました。

 

でも、畑は住んでいるところからすぐ近くってわけじゃないし、

私のやり方は相当、楽チン農であることを考慮しても(実際、クワなし、肥料なし、水やりなし、草刈ほどほど)、

労働をすればちょっとくらい疲れることにはかわりない。

 

完全な生命エネルギーを得るという目的だけを達成するなら、

そのへんから草をとってきてエキスを抽出して飲んでもいいし、

ムーさんのところで売っておられる「ムー茶(人に育てられていないお茶)」や、その他天然のものや天然の加工品でいいのです。

むしろ、お手軽だし超美味しいし、いいのです。

 

でも、でも、

なぜ畑をしているかというと。

 

野人エッセイすで学んで頭で理解したと思っている自然の仕組みを、

畑を目の前にすれば事実として確認できることがあるからです。

 

理解 と 現実

が重なったとき、とても強固な理解として私のなかに宿ってくれます。

 

 

それと、

やっぱり美味しいものが採れるから、というのは大きいですね。

 

さらには、

流美農園はコミュニティファームにしているので、

同じような志をもった人たちとの交流が生まれるのはとても嬉しい。

 

そんな理由で畑をしています。

 

 

10月・11月は、気持ちのいい季節。

畑で冷たい風に吹かれながら汗を流すのもいいですよ。

秋冬野菜の間引き菜もとれるころです。

 

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