必要なこと【花粉症お別れトーリー9】 | 自然が教えてくれること

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流美農園のブログ

花粉症お別れストーリーの続編です。
思いがけず、連載が長くなってしまいました。
あと3編くらいで終わると思いますので、お付き合いよろしくお願いいたします!

連載一回目はコチラです>>クシャミ30連発はあたりまえ【花粉症お別れトーリー1】


今日は「必要なこと」について。


野山を走り回っている野生の動物、海や川でゆったりとそして機敏に動き回っている野生の魚、青空を気持ちよさそうに飛んでいる野生の鳥。
「野生グループ」には、糖尿病も高血圧も冷え性もありません。

食と健康を研究しまくっている人間と、人間に飼われているペット、家畜、養殖の魚。
いわば「人間界グループ」は、病気や不調が蔓延しています。

この事実は、食の本質そのものなのです。



野生グループが食べているものは何か?
それは「自然が生んだ生命」

人間グループが食べているものは何か?
それは「人間が作った生命もどきとその加工品」
(言い方が悪くて申し訳ありませんが、人間が生命を作ることはできないので、生命もどきと表現しました)

この違いです。


地球上のすべての動物は、
自然から生まれてきた動植物を食べることで、命の連鎖をする。
これが、自然の原理原則です。
食べているものは「命」つまり「生命のエネルギー」です。

人が誇る賢い頭脳は、加工という技術で野菜も肉も魚も美味しくし、便利なものや日持ちするものまで作れるようになりましたが、それは「人間が作った生命もどきとその加工品」であり、自然が生んだ生命のエネルギーには、逆立ちしてもなれないのです。

いくら栄養素を計算してサプリで補っても、
病気や不調が減らないのは、それが間違っているから。

「自然が生んだ完全な生命エネルギー」をとることで、地球上のすべての動物は、健康に命を全うし、また自らも次の世代へと生命エネルギーをバトンタッチしていく。
この原理原則に反しているのは、人間グループだけ。
そして人間グループだけ、病気と不調に悩まされているのは、ある意味当然のことです。原理原則に反したのですから……。


これは「畑」でも同じ。

私は自転車移動が多いので、いろんな畑を見ることがあります。
99%以上の確率で、畑の野菜は、人間が作った「エサ」を与えられています。
化学肥料もそうだし、有機肥料もそう。

そして、化学肥料で育つ野菜も有機肥料で育つ野菜も、ほぼほぼ虫や病気に悩まされ、予防をしたり対処をしたりする必要があります。しょぼん

でも、草原はどうでしょう?
誰に肥料を与えられるわけではなく、イキイキとしている。ニコニコ
特定の病気が流行ることもない。
それはなぜか。自然の循環の中からできた養分を吸収しているからです。人が作った肥料ではなく。

人や動物はエサを口から食べるけれど、野菜や植物は養分を根から吸収する。
どこから食べるかの違いはあっても、本質的にはまったく同じです。


産業や技術の進歩は、確かに食文化を豊かにしました。
私たちは、その豊かな食の上に暮らしが成り立っています。
でも、そういった食ばかりで、本来必要な「自然が生んだ完全な生命エネルギー」をとる機会がまったくないことにより、別の問題を抱え込んでしまったのです。


必要なものとは「完全な生命エネルギー」
完全な、とは、「自然が生んだ」という意味。

簡単に言えば「天然」ということですね♪


次は「余計なこと」です。お楽しみに♪








巨大化してしまったキューリ。
いいんです、どんどん巨大化してください。
中をくりぬいてお肉詰めて煮れば、メインをはる逸品に^^
でも、こういうのは輸送性が悪いから流通では取り扱われません。だから農家さんはサイズをそろえてお野菜を「作る」のです。