お昼を「釜めし むつみ」で食べた後、
浅草演芸ホールの前を通り、出演者を見てみました。
喬太郎さん、一之輔さんが高座に上がられると聞き、
ちょうど第3部が始まったころに入ってみました。

落語はテレビで時々見るのですが、寝てしまって
失礼してしまうのではないかと怖くて、
寄席では見たことがありませんでした。


急いで入り昼間の写真を撮るのを忘れてしまったため
写真はいずれもホールを出た後、閉演後の様子です。

いま振り返ると、3部のトップバッター
鈴々舎鈴之助さんがやっている最中入ったので、
午後2時40分に入ったんだな。


入場料=木戸銭は、本日正月興行のため3,500円。
お正月の初席は一部~二部、三部~四部と分かれ
この間ならば、入れ替えなしでずっと見ていられる
のだそう。そう考えると3,500円は安いですね。


何の知識もなく入りましたが、高座に立たれる方が
皆さん口を揃えて「今日は初席と申しまして落語協会
のメンバーの顔見せ興行になります。」と教えて
くれたので、理解できました。

それで噺家さんや芸人さんが時間がないと慌て、
落語はやらずに小噺や雑談が多かったのも頷ける。


演目中は撮影禁止のため、中入のホールの様子です。
席好きな場所に座れます。2階席もあったみたい。
いろいろな席に座ってみれば面白かったかも。

いらっしゃる皆さん、
さそや落語通なんでしょうね。


面白かったり、そうでもなく寝ちゃったりで、
その合間に漫才や手品、曲芸、三味線、紙切りなど
織り混ざり楽しくて、結局午後2時40分から9時、
四部主任の柳家さん喬さんまで見てしまった。(笑)

さん喬さんの「幾代餅」は、花魁の錦絵に恋した
正直な職人の人情話。じんわり来た。
最後まで見て良かった。


喬太郎さんの今年の干支、竜が出てくる「夕立屋」、
ハーゲンダッツの一之輔さんの小噺、菊之丞さんの
「初天神」小ゑんさんの「ぐつぐつ」面白かった。

途中からホールが寒かったのと、
6時間ぶっとおしで見て疲れたのか
食あたりならぬ「落語あたり」に。(笑)
楽しかったのに、終わったらどっと疲れが出て
気持ち悪くなっちゃった。(笑)
何事もやりすぎはいけません。


初席は初席でいろんな方を見れて楽しかったけれど、
次回はもっとじっくりと時間をかけた
落語を寄席で聴いてみたいです。