籠神社から海岸線を北上してバスで30分。
伊根に行く予定ではなかったのですが、
天橋立の遊覧船乗り場の方にすすめられ予定を変更。

伊根は、とても美しい情景の町です。
男はつらいよのロケ地にもなっています。


このあたりは飲食店が少なく営業時間も短いので、
観光は後にして、先にお昼ごはんを食べに行きました。

『INE CAFE(イネカフェ)』
町から少し離れたところにある「舟屋日和」の一角
にあるカフェ。海を眺めながらランチができます。


目の前は伊根湾。
テラス席もありますが、どこの席からでも
海が見れるので、ロケーション最高です。

「かんぱーーーい‼️」
逆光で写真が暗くなってしまいましたが、
とてもいい雰囲気。


「京都丹後クラフトビールマイスター」
丹後産コシヒカリを副原料に使用していて、
お米を使っていることから、米(マイ)スターと
名づけられたそうです。(笑)

優しいさっぱりと飲めるお味です。


こちらが「アヒポギ風海鮮丼」
ランチは、この1メニューのみで14時までです。
周辺のお店でお魚定食などもありましたが、和食に
飽きてきたところだったので、この日はお洒落な
ハワイ風の丼ぶりに…。


使用するお魚は季節によって異なり、
この日は「カンバチ」と「真鯛」。

このあたりのお魚はホントに美味しい。
こちらのお店でも最高のカンバチでした。
さぞや冬の伊根ブリも美味しいでしょうね。


アボカドなどと一緒に和えている
少し甘めのわさび醤油が丼ぶりに馴染んでいて
紫蘇やきざみ海苔との相性もいいかんじ。
ごちそうさまでした。


ごはんを食べたあとはこの辺をぶらり。


途中、舟屋の中を見学できる施設があったので、
入ってみました。


中を見たいなって思っていましたが、
民家に入るわけにはいかないので、
こういう施設があるのは、とても有り難いですね。


なるほど!こういう風に船が家のなかに
止められているんだ。船をひき上げるところに
傾斜がついてる。


このあたりは、波がとてもおだやかなので、
海の波打ち際ぎりぎりまで建物を建てることが
できるんですよね。


お隣さんとの距離が近い。
お仕事があればこういうところで過ごしてみたい。


船に乗って、写真を撮ることもできます。


昔はみんなここから船で漁に向かったんだなぁ。
今は漁師さんは少なくなり、ほとんどが
サラリーマン漁師になっているのだとか。


中は舟屋の歴史の資料も展示されていて
鯨漁の半纏や昔の舟屋や漁の写真などが見れます。


このあとは「向井酒造」へ。
1754年創業。地元で愛されてきた、年間生産量が約500石の小さな酒蔵です。


前日ホテルで飲んだ「伊根満開」が面白かったので
お土産に買いに行ったのですが、商品はすべて
卸してしまっていて完売とのこと。
お土産ものやさんに売ってるのは見かけましたが、
酒蔵から直に送りたかったのですこし残念。

代わりに京の春の無濾過生原酒とにごり、
酒造オリジナルの酒器と手拭いを買いました。


こちらの杜氏を務める向井久仁子さんがいらっしゃり
お話する機会に恵まれました。とても豪快で楽しい方。
帰る際にルミルミたちにも厄除けの火打ち石を
打ってくださり、旅のよい思い出になりました。

ありがとうございました。(^-^)ニコニコ。♥️♥️♥️