1泊目の宿は、「民宿 沼袋」さん。

湯野上温泉にはたくさんのホテルや民宿があって、
どこに泊まるのかすごく悩みましたが、会津の地のものや
郷土料理が美味しそうなこちらの宿に決めました。

『民宿 沼袋』

宿までは歩いて15分ぐらいかな。

宿までの湯野上温泉の雰囲気知りたくて、ルミルミたちは
あえて歩きましたが、宿の無料送迎も利用できますので、
何の不便もありません。


宿の前は駐車場になっていて、
雄大な山の景色が開けています。

宿に入ると女将さんが明るく元気に迎えてくださり、
旅行支援の手続きが誤っていたため、気持ちよくてきぱきと
修正してくださいました。とても心強かったです。


この日はルミルミたちだけの宿泊で、貸し切りとのこと。

「民宿沼袋」はお部屋は5部屋、グループ単位で
貸し切り利用できる露天風呂と内風呂が3箇所あります。
民宿なのでトイレと手洗い場は共同ですが、館内は改装
されていて快適。お風呂は24時間、いつでも入れます。


早めのチェックインでゆっくり露天風呂に浸かり、
夕飯は18時からお食事用のお部屋で。

いくつか宿泊プランがあり、
ルミルミたちは、「地酒プラン」を😃✨
一人に1本300mlの地酒がつきます。

福島県南会津町 国権酒造
「国権 純米大吟醸 てふ」と「あらばしり」
やわらかな口当たり、後味スッキリとした飲み口です。 


「自家製 干蕨」
この時期は山菜は取れないので、ご主人が山でつんだものを
塩漬けしたり缶詰にしたりして保管するのだそうです。
とても保存しておいたものとは思えません。


「椎茸としめじの茶わん蒸し」
お出汁がきちんととれていて、きめのこまかい上品なお味。


「地物山うどときのこの炒め煮」
「奥山のこごみ」と、福島県民の味 「イカ人参」

うどがしゃきしゃきした食感でおいしい。
こごみは冷凍保存したものとの事ですがとてもフレッシュ。
会津の皆さんは食品保存の知恵が光りますね。


「会津名産 馬刺」
会津で肉食が始まったのは、戊辰戦争の頃から。
馬肉は貴重なたんぱく源として会津若松で親しまれるよう
になり、馬刺がこの地方で食べ始められたのは、なんと
プロレスラーの力道山が興行のあとに持参のタレをかけて
生で食べたのが始まりなのだそうです。知らなかった💨


「福島県豚【ケントン】のすき焼き」
癖のないやわらかな豚肉です。
生卵をつけていただきます。身体が暖まりますね。


「会津伝統 鰊の山椒漬けと炙り鰊」
ご主人が作った自家製。この土地の伝統食です。
みがきにしんに山椒の葉をかぶせ、醤油や酢、酒で浸けて
つくるようです。日本酒にばっちり合います!


「下郷産 岩魚の塩焼き」
川魚大好きです。やっぱり塩焼き最高!


 「旬の食材 季節の天ぷら 」
何かの葉の天ぷらときのこの天ぷら。
葉ものは、大葉と春菊しか揚げたことなかったけれど、
今度いろんなものを揚げて試してみよう♪


「自家栽培 かぼちゃのグラタン」
和食づくしでなく、洋のメニューが入るといいですね。
日本酒がすすむ、すすむ。かぼちゃがほっこりしてる。


「田舎そば 」
すごく透明感のある味わい。お出汁は少し甘めだけど
とてもすっきりしてる。昼間、大内宿でいただいた
浅沼食堂のおそばも透明感がありました。
会津のお蕎麦もおいしいねー♪


この後、写真を取り忘れてしまいましたが、
デザートは、お手製の「プリン」。

ちなみに、こちらは朝ごはん。
鮭の粕漬け、大きな大根の煮物、珍しい緑の大根の
しらすおろし、茄子の煮浸し、納豆、梅干し、味付海苔。
お味噌汁とご飯もおいしかったです。


福島の伝統食とご主人の沼袋の味が合わさり、
とてもおいしい時間を過ごすことができました。

また「民宿沼袋」に泊まりたいなー。
今度は桜か紅葉の時期がいいかな。

ごちそうさまでした♥️♥️

つづく☺️