長崎旅行④です。
長崎旅行が決まって、ふたりで一番悩んだのは、
どこで長崎ちゃんぽんを食べるか問題🌀💧
お店はたくさんあるし、ちゃんぽんのほかにも
現地の珍しいものをたくさん食べたいと考えながら
やって来ましたー!思案橋!!
ちゃんぽん発祥と言われてる「四海楼(しかいろう)」
という店もあるんですが、もっと地元に密着している
お店で、トンコツ不使用、灰汁麺使用の
鶏ガラだけのお店のなかから、選びました。
『中国料理 康楽(かんろ)』
思案橋は、長崎市内の繁華街。このお店などがある
駅に近いところは、美味しいと評判のお店ですごく
賑わっていますが、通りをひとつふたつ奥に入ると、
なかなかのディープスポット💦
こちらのお店は、夜は18時からとすこし遅め。
ガイドブックによると、行列の出来る店とのこと
でしたが、平日だったのでちょうどよい入り具合。
まずは、紹興酒で、
「かんぱーーーーい!!」
こちらのお店はちゃんぽんだけでなく、
中華料理も美味しいんだそうです。
ダンナリサーチ済み。ハンター登場の気配💧
「チンゲン菜炒め」
スープに透明感があり、きちんととれているので
とろみのある餡で、とても優しいお味でした。
化学調味料も感じません。
そして、きた!きた!来ましたよ‼️
高級食材ハンターの触手が‼️ 「なまこがある!」
長崎まできているので、後悔のないよう
食べたいものをいっぱい食べよう。(笑)
「なまこの醤油煮込み」
ダンナの実家の皿と一緒。(笑)
なまことイカ、タケノコ、長ネギなどが入っています。
味付けもよく、なまこの食感が面白いです。
「おいすいー‼️」
「うん!いいね~❗」などと
美味しさをこの上なく体現したいふたりでしたが、
なんせ、初めてのお店。
ふたりとも意外と小心者なんで、
小声でおいしいね~って。(笑)
テレビでは「崇福寺」というお寺の中国盆会の中継が
流されていました。
この日は、死者の霊を慰める中国盆会の最終日。
ルミルミたちもこの後、崇福寺に向かいます。
遠くから来た常連さんと、お店のお姉さんが、
「エビチリ」と「春巻」がこの店の看板メニューだと
言っていましたが、頑固に「麻婆豆腐」!(笑)
ダンナも
ルミルミも、
麻婆豆腐が、だ~い好き!
すごく花椒がきいていて、とても爽やか。
このお店は、どれを食べてもおいしい。
そして、これが本場の「ちゃんぽん」‼️
とっても透明感があり、あっさりしているのに
クリーミー。これが灰汁麺なんだねー!
皿うどんも食べたかったのですが、
これからお寺に観光にいくので、腹八分目に。
お店のお姉さんに、美味しいですね💕と言ったら
素敵な笑顔でニッコリ!長崎の方ってやさしい!
超ファンになっちゃった!また来たーーい!
今度長崎に来ることがあったら、
自慢のエビチリと春巻きも食べてみたいー♪
思案橋は、江戸の吉原、京の島原とともに
日本三大遊郭のひとつとして知られていた長崎の
丸山につながる橋を渡り、遊郭に行くか行かないか
思案したことからついた名前なのだそうです。
丸山には当時の遊郭「引田屋」、現在の「料亭花月」も
あり、当時の方はかなり散財したようですね。
今も長崎の歓楽街として、生き続けていますが、
歓楽街という言葉とは似つかわしい、人生の足取りの
怖さを感じさせてくれる場所でした。
昔も今もこの思案橋には、ままならなかった
自分の人生に悩む人、なにか満たされない気持ちを
抱えている人のため息みたいなものも感じます。
今日もごちそうさまでした!