9月に長崎に旅行に行ってから、
すっかり長崎料理がお気に入りのふたり♪





長崎でいただいた「夫婦蒸し」が忘れられず、また
食べたくなって、銀座の系列店に行ってみました。
『長崎料理 銀座吉宗』
“よしむね“ではなく、よっそう”と読みます。

長崎の本店の暖簾わけです。
創業者である江戸時代の伊予松山藩士の吉田宗吉信武
は、肥後の国長崎で出合った「茶碗蒸し」の虜になり
商いで身をたてることを決心したのが始まりだそう。
ここは四代目の弟さんが独立した店とのことで、
本店では提供していない皿うどんなどのメニューが
揃っています。ランチはチャンポンも食べられます。

ビルのB1にあるお店なので、目を止めてもらうために
入口に一見チェーン店のような看板を掲げてますが、
階段を降りると一転し、赤い提灯や暖簾があり、
本店の雰囲気を感じることができます。

本店では靴を脱ぎ下足板をもらうという昔ながらの
座敷のお店ですが、銀座はさすがにテーブルですね。
ここは通し営業で、15時までランチメニュー。
以降は夜メニューになります。15時過ぎに入店。

お酒は、やっぱり焼酎でしょう!
ルミルミは芋しか飲めないので、「五島灘」。
長崎でも飲みました。

「かんぱーーーーい!!」






お通しは、「まぐろの中落ち」だそうです。
これがね、すっごく美味しかった✨
下味がついていて、お醤油などつけなくても十分。
最後までもったいぶってチビチビつまんでました。

「お刺身三種盛り」
この日は、鯛、蛸、勘八でした。
お刺身も新鮮でもちもちしてておいしかったです。

「鯨ベーコン食べ比べ」
左側が長須鯨、右側がミンク鯨です。ルミルミは、鯨ベーコン苦手ですが、長須鯨は、
おいしくいただけます。でもこちらのお店のは
ミンクでも臭みが少なく美味しく食べられましたよ。

「はとし」
名前がかわいいですよね♪トーストにエビのすり身を
挟んで揚げたもの。こちらも長崎の郷土料理です。
さくさくして、揚げたてで、美味しい♪

「豚の角煮」
長崎の郷土料理「卓袱料理」の一品です。
長崎は、オランダやスペイン中国等との貿易の入口を
担い、日本の食文化に和食、中華、洋食(蘭料理)が
取り入れられてきました。
卓袱料理(しっぽく料理)については、また今度、
改めて長崎旅行のレポをアップしたいと思います。

茶碗蒸しは、大きなどんぶりで作られていますが、
見てください!このとろんとしたやわらかさ!
白身、鶏肉、筍、銀杏、椎茸、かまぼこなど
9種類10個の具が入っています。ふるふるとしていて
汁物のようにすっと胃に吸い込まれます。
そして、こちらが「蒸ずし」。
少し甘めの酢飯に牛蒡の笹がき、はんぺんを刻み入れ
錦糸玉子、焼穴子のおぼろ、海老のそぼろをのせ
茶碗ごと蒸しています。3色がとても美しい佇まい。
茶碗蒸しとの組み合わせは、抜群です!
やはりこれは一対で召し上がっていただきたい❗

んでもって、ぜひ試していただきたいのは、
お店の方に「生卵をください」とお願いしてみて!✨
生卵は、メニューにはありません。
そうすると、「全卵ですか?黄身ですか?」と
聞いてくださいますので、これはお好きなタイプで。
ちなみにルミルミは全卵、ダンナは黄身派です。

まずは、そのままのお味をあじわっていただき、
そのあとで、溶いた卵を入れて食します。
これは、この吉宗の社長さんが推奨している食べ方だ
そうです。長崎のお店で教えてもらいました。



お醤油はお好みで♪ルミルミは入れる派!
↓
ダンナはお醤油いれない派。

おまけに黄身を落とす前に、ほぼ具を食べてしまう
というスタイル。酢飯の卵かけご飯やんか!

お店の方から「長崎出身の方ですか?」と声をかけられた
ので、最近旅行にいった際に教えてもらったこと
を伝えると長崎の方は皆さん卵をかけて食べるのだと
教えてくださいました。
ちなみにお店のお兄さんは、「全卵派」❗
おお!やった!ルミルミと一緒だーー!!
卵を入れたあとは、自分好みのアレンジです。
吉宗の長崎と銀座の社長さんは、どっち派かな?
醤油いれるのかな~?とか、考えるのは楽しいです。
とっても美味しかったです♪
今日もごちそうさまでした!








