ラムネとサイダーの違い・・・・ご存知ですか?
実はこのあいだ仕事でお付き合いのある方に
何気にきかれて・・・
びくっ!!
「基本的にはともに炭酸水にお砂糖を添加したもので、
外見等の栓の違いはありますが、中身はほぼ一緒です。
製品によってはガス圧の違いもあると思います。」と答え、
その場は難をのがれましたが・・・・。
あとでになって「なんで名前が違うのかな~」
な~んてチラリと頭をよぎり、
そのあと、自分でこっそり調べてみました。
サイダーは、リンゴ酒のシードル(Cidre)が祖先。
砂糖、香料を加えた炭酸水で、日本には明治40年に登場。
一方ラムネは、炭酸水に砂糖とレモン水を加えた
レモネードが始まりで、登場は明治よりも以前。
長い年月を経るうちにシードルはサイダー、
レモネードはラムネと変化してきたということです。
ところで、ラムネは戦時下の日本でかなりの量で
製造され飲まれていたのをご存知ですか?
戦争中は水の汚染による伝染病の危険も多かったので、
飲料として、ラムネが取り扱われることになったそうです。
なぜ? 「ラムネ」その理由 ![]()
①炭酸ガスは、菌類の増殖を抑えて腐敗変質を防ぐから
②ビー玉が割れない限り、瓶がリサイクルできる
(王冠(鉄)やコルク栓が手に入りにくかった)
特に海軍はものすごく力が入っていて、
軍艦や潜水艦の中に「ラムネ製造器」がありました。
常に相当の高温状態の中で艦内で働く水兵らは、
喉の渇きも激しかったので ラムネのような飲み物への
欲求は強く、嗜好的な飲み物としてではなく、
むしろ保健飲料として利用されていたそうです。
癒し飲料として、なんと「飲み放題
」だったんですって。
へえー
知らなかったなあ・・・。
疑問に思うココロって、改めて大切だと思う。
いろんなことに疑問を感じたり、気づきができる
感受性の高い人間になりたいと思った一瞬でした。

