今年は夏休み短縮が決まっているため…
「塾の夏期講習をどうしようか?」
と悩まれるご家庭も多いでしょう。
※今回は中3受験生向けの話とします
今年の夏期講習の課題3つを検討して
夏期講習へ行くべきかどうか?
検討するヒントにしてください!
課題①平日昼間に夏期講習ができない
通常なら7月20日前後から夏休みが始まり
中3受験生は
部活の強豪校の子は個別で補習を受け
部活引退した子たちが7月末あたりから
平日昼間に授業を受けます。
しかし今年は学校の授業があるため
どの子も平日昼間に塾へいくことができませんよね
数少ない夏休みの日にちに
夏期講習を詰め込むか、
夜に授業を開催するしかなさそうですね
しかも
愛知県なんて
隣接する市町村でも夏休みの日にちが違いますので…
夏休みが少ない地域ほど
夏期講習を「こなす」ために
スケジュールを詰め込まないといけなくなります
課題②学校の宿題に追われる
夏休み短縮で学校があるなら
当然、宿題もあるでしょう。
平常時と同じような
学校ワーク、小テストの勉強、副教科の課題…などを
帰宅したら取り組む必要があります。
ここで宿題出さなかったら
内申が下がりますからね…
気が抜けません!
ということで
夜間に夏期講習を詰め込もうとしても
学校の宿題との両立ができる子が少なくなるでしょう。
器用な子は全部こなせるでしょうが
多くの子は参ってしまう可能性があります…。
課題③夏期講習の復習をする時間がない
例年のように、平日昼間に授業があれば
授業後にすぐ復習、
夜に学校の課題に取り組むことでペースが作れますが・・・
今年は学校メインになれば
とりあえず、夏期講習をこなすだけで精一杯
復習する時間をとることは
もっと困難です。
でも夏期講習とかの特別授業は
復習してナンボの世界。
「こなす」だけでは
非常にもったいなく、成績が上がることは望めません。
夏期講習を申し込むなら、目的の再確認を
これから各塾の夏期講習が
募集開始されると思います。
今年は不安な保護者さまが多いでしょうから
「とにかく、子どもには夏期講習でがんばってもらおう」
と応募殺到するかもしれません。
しかし
お子さまが夏期講習の
目的・講習内容をよくよく検討されて
お子さまと話しあって結論を出してください。
今年の受験生の精神的負担も
大きいと思われます。
「受験だからがんばろう」
と詰め込もうとしても
お子さま自身が限界を迎えてしまっては
意味がありません。
お子さま自身が通えるか?
夏期講習の内容が活かせるかどうか?
保護者さま主導になりすぎず
親子で話し合って、前向きな結論を出しましょう