安くてうまいお店!!  でいいのか? | フェイシャルレメディ®︎ デザイナー 岩崎るみ rumi iwasaki ❤︎スクール講師&エステサロン R'VIVO(ヴィヴォ)神戸三宮・東京六本木❤︎

安くてうまいお店!!  でいいのか?

岩崎るみです。

世の中に、安くて美味しいお店ってたくさんあるよねー

あなたが個人サロンをしてて、

「安くて美味しい(うまい)お店」

みたいな、

その位置付けをあなたのお店、

されていないですか?


実は私は昔、そうだったんよね。


技術力も接客スキルもめちゃくちゃ高いと、

自信があったにもかかわらず、


お客様に対しては、

どんなひとも来てくれる喜んでもらえるサロンにしたい!

どんなひとにも来やすくて続けてもらいやすいお店にしたい!

良心的なサロンって言ってもらいたい! 


お客様は皆様、神様です!


と思ってたので、

単価を、誰でも気楽に通える価格設定にすることがそれに繋がるんだ、


と考えてました。


そりゃあ、実際、
安くてめちゃくちゃ美味い(上手い!)わけだからさ、



常に私のサロンはご予約で溢れてて、
すぐに、実質、

いわゆる予約のとれないお店となりました。


常に定休日なし、
スケジュールに空きがない。
早朝も夜間も、ついつい、お客様の要望に応えて予約いれちゃう、
(営業時間内に回らないから)

そんなやり方になっていて…

誰にも何にも縛られず、

自営業になって全てが自由に設定できるはずなのに、

会社勤務時代のエステティシャンだったとき以上に毎日施術してるのに、

いつまでも会社員だった頃より多い収入にならずで、、、( ;  ; )

(会社員のときは、営業歩合で、私はお給料は多分他の人よりもたくさんもらっていたのもあります)

それが、

ん??お客様が、
たくさん、きてくれてとても幸せだけど、

なんかこのずっと続けられるんかな?


なんかおかしいかも?



と気づいたのは、

妊娠、出産してからの事。


100パーセント
365日、24時間、

仕事、大好き!

施術は、やりがい!
いや生きがいだー!

と、いう生き方だった私、が、

自分一人だけの
時間を自由にできなくなってから。


あれ?子供を育てるために
働く時間をこれまでより削ったら、この単価じゃ、やっていけないよな…


これって、
自営業じゃなくても、
勤めたほうが、休みあるし、
福利厚生あるし、使えるお金と時間、


断然会社員の時のほうが多いやん?

って、施術バカで、
仕事中毒のわたしも、

やっとこの矛盾に気づいたわけ。


そして、値上げした瞬間に

安い!が一番で、そのうえで
美味しい!(うまい!)から、
という理由できた人らが

この価格であれば、まぁ、ありだよねー


という、実は【条件付き】で、
ご贔屓されてたんだってことに気づいた。



例えば、

数百円で食べれるランチのお店がある

確かに、安くて美味しいから
流行ってるかも?

しかし、

その価格があるとき、

3000円ランチとなった場合

果たして変わらず美味しい!と言えるか?

ということ。

もし、そのランチが3000円であれば


いやいや、いやいや〜
これを3000円とるんなら、


もっと頑張らんかーい!となるはず…

安くて美味しい!といのは
その価格だから許される話であって
いくら実力あったとしても、

実際はそういうことになる。


お客の声をまともに受けてはいけないということを理解してー。

決して
勘違いしないでね。


なんやかんや、

お客様はこの条件をくずしてほしくはないから、いい事ゆうてくれるかもやけど、


結局は、どういわれても、

この価格ならありよね〜】

という、理由で、来てらっしゃるんやってことを。




私も低価格でやっていた当時、
お客様からは、


ずっとやめないでね〜
他のサロンには行けないわ〜
すごい楽しみにきてるのよー

なんて言われてたのに…
お客様とは両思い❤️だと思ってたのよ。

でも、
そんなふうにいわれるお客様は
みんな去っていったわよ。


あれ?

(安くなくても上手いから、ずっと食べ続けるわって思わないのね…💔)


でね、
仮に、安く美味しい!で、そこから大流行りしたとしても


安い、を売りにする戦略は大手企業以外、

続けていくことってね、
実は個人ビジネスではとっても難しい。


薄利多売とは、


大量発注する?とか
1日、とにかく数をさばいていかねば

利益どころか採算を取ることができず

儲けどころの話ではない。


経営ビジネスをちゃんと学べば、

それってまるでボランティアじゃないの?

ってことに気づくはず。


けど、エステティシャン、セラピストは、

商品は仕入れるものじゃなく、技術。

売り上げは、

自分が時間と身を削って施術をする、という動力でまかなえちゃってるから、

商品が無形で原価がかからないため、
それでは、儲けてないんだ、ってことに気づきにくい。

目先の収入に騙されてしまうから。

経営自体が、それでは長い目でみて、

全くなりたってないことに、
早く気づかなければなんですよ。


本来なら、忙しい割には儲かってないやん、って

まぢで早く、理解せなあかんのよ。


なぜなら、商売だから。
あなたは経営者だから。



そしてね、さらにやがて、気付きます、
お金より自分の人生の時間の重要さに。

私みたいに、気づくまでに時間かかっちゃあ、

もったいないんです。


サロンをして、セラピストとして、
たくさんの方に、喜んでいただいて、

良くなって欲しいのは当たり前。

でも世の中の全ての人を喜ばせる必要はないからねー。



さらに、大手ですら
安売りを打ち出すお店は
【安い】
が好きな、低価格ありきなお客が集まってしまうため、

例えばそこで働く従業員も仕事に対し
誇りを感じることができない場合が多いので、
なかなかそこから繁栄しづらいことがあります。

なぜなら、

そこで提供する価格=自分自身 


と錯覚するのが、人間だから。



心理学では、「同一視」といって、
安いお店で働くということは
自分自身も安い人という認識に
なってしまう、ということです。

私は、ホテルステイの機会が多いので、そのあたりは、特によくわかります。

同じグループ会社のホテルであっても、
ホテルのランクで、
働くひとのグレードが全く違う。

やはり、ハイクラスホテルのかたはスペックが高いんですよ。

自信とプライドを持ち、抜かりないサービスをされ、わたしも非のつけどころがないとホントに感じてしまいます。
サービス頂点な職種のホテルマンですら、そこは顕著。



ですので、私たち施術者でもある
サロン経営も、

安くて美味しい(うまい)という、ワードに振り回されないためにも

価格以上の本物の価値をしっかり提供できる

価格以外の価値を届ける努力とマインドセットが必要です。

だから、しつこく話してますが、

セラピストたる者
自己肯定感と自分軸、ここも重要だということ。


何より、個人サロンは、


自分のお店
イコール
自分自身、だもの。


お客様はね、

安いだけでお店を選んでいる方ばかりなわけではありませんからね。

価格以外にも、
お店の雰囲気やスタッフの対応
商品力、サービスとして細かな配慮など総合評価で選ばれているんです。サロン以外、どんな種別でも。

価格を優先し、安いから得する、安い!お得!が好きなお客様は、個人サロンでは、引き寄せないで。

あなたの本質を本気で理解してくれる人だけを選んで大切にしていくことが、
個人サロンの最終成功型。


私の経験から思うこと。


そこが変わらない限り、

集客の苦から抜け出せず、

全てがもたないから。


これまで私のことを大事に思ってくださる

私のお客様で、

最初オープン当時から、どれだけ値上げした今でも、25年間、ちゃんとついてきてくれているかたが数名いらっしゃいます。

これが、全てのお客様がそうだったら、常に人生すごーくしあわせな働き方でしかないと思いませんか?

いまはそんな状態で、相思相愛の顧客だけを安定させ、稼働時間を短くして、大きく収入を上げ続けています。


安くて上手いからといわれたとこからスタートした私は、今では、予約枠を決めてしまっているので、

15万という価格をつけてくださり、

なんとしても予約をとらせてくださいというお客様もいらっしゃいます。



価格を上回るあなたの提供できる価値、をちゃんと伝えていく。


これが本気のお客様に巡り合える
大事なこと

この考えが根付かないと、
お客様が払える価格設定を売りにする悪循環
から解放されることはありません。


ということは
技術的にもサービスも価格を超える価値提供できる自分になること。は必須。

自分自身の在り方生き方を見直すことも大事。


やっぱりラクしてテキトーではそうはなれない。

努力が必要なんです。
本物のプロってそういうこと。

私は、生徒にはずっと、スクール創業当初から、
フェイシャルレメディ®︎で本物のセラピストになってほしい!

お客様には本物の価値提供をし、
本物の自分の人生、を最後まで生きていってほしい!


心から願い続けています。

し、なれます!

話は戻りますが、

もちろん、高単価設定をしていたとしても
その価格と見合ってない
サロンは問題外です。

まずくて高い!
当たり前ですがうまくいくはずはないので…

ただ、
安くて上手い!

でも、最初はよいですよ、最初はね。
修行からだ!と始めたらよいです。


けど、この思考、マインドだけは
今後飛躍していく自分のために、
最初から置き去りにはしないようにして欲しいなと思います。

なぜって?

あなたにはすごい価値があるから。  


その、あなたの価値がちゃんとわかる人に伝える努力をしてほしい、

そして、フェイシャルレメディ®︎は、

とにかく単価アップが叶う条件が全て組み込まれているすごい技術だということは揺るぎない。



●自己肯定感
(自信を持って提供できる技術とフェイシャルレメディストとして誇りをもてる受講カリキュラムシステム。)

●悩み解決できる市場の広さ
(価値提供できる見込み客が多い、さらに今後の世の中に必要とされる、美容だけでない予防医学、心理学)

●技術差別化
(世界中どこを探しても他にはない特殊な技術であり、セラピストがオリジナルとなる)


●認知力

(長年信用を積み上げ、実績を出してきた)




まだまだ言えますが、そんなわたしの

思考から作り上げた

フェイシャルレメディ®︎ そのものと、学ぶ過程から、高単価にできる絶対条件がたくさんだから。



しかし、

実際、フェイシャルレメディストたちも全員が理解出来ているか、といわれたらそうではない。



いつまでも、自分には無理、世の中そうじゃない、地域的に無理、自分のとりまく環境が無理、

色々理由をつけて本気を出しきれない、マインドが変わらない、変わろうとしない、拗ねる、諦める、責める…

様々なやらない理由を言い訳に変われないひとはいて当然です。


自信をつけるための努力ができず、決めた事を継続できないひと、

お客様が求める価値提供と、見合わない商品提供しかできてないレベルが低いひとも、正直、います。


そこは本人とお客様(消費者)が決める話なので、わたしは必要以上介入しませんが、



本気でお客様を思うのであれば、

無責任な思考はさっさとやめるべき。


しっかり、いただきたい金額の

価値提供できる自分になろうと努力すること。


本気で、自分のお客様のなりたい状態に導ける、責任ある対応ができるセラピストとなるために

とにかく自分の全てを磨くぞ!と覚悟を決めよう。


とはいえ、今はまだタマゴだから、と甘えられる環境のうちに、どっぷり、周りに支えてもらいながら、誰ものでもなくなりたい自分道に進んでいって欲しい、と、巣立っていってほしいと感じるのも事実。


そう思いながら、自分の人生をかえていけるやれる人と、やれない人の違いを考える今日この頃です。



さぁ、あなたはどんなオーナーセラピストになりますか?



自分を犠牲にし、

食べていくためだけの働きかたを一生するのか?

ライススタイルのためじゃなく、


自分を大切にし、


ライフスタイル


満喫して過ごしながら、人生を謳歌させていくのか?



考えてみてね!




岩崎るみ