コートの裏地ほつれ。

大体「重っ!」てなるのは、

Made in Scotland

のような気がしている。

 

この前も「重っ!」てなったピーコートも

Made in Scotlandであった。

 

そして大体お直しにやって来るMade in Scotlandは

結構年季が入っていて、ほどいてひっくり返すと劣化しててボロボロとなんか出てくる。若いお兄さんが中古?ヴィンテージ?で買ってくるのでしょう。

 

ひっくり返して

手まつりしてある所や手作業の痕跡を見ると

「スコットランドの地でいつ頃、どんな人が手まつりしたんだろう・・・」

とか、

 

「糸の色、裏地の色と全然違うけど、糸変えるの面倒だから、そのまま使っちゃったのね。分かる分かる」

とか、

色んな事を勝手に想像しながらお直しをしている。

 

以前、イタリア製のワンピースのほつれを直すのに、ほどいてたら小っちゃい待ち針が出て来て「今までよくぞ誰もケガせずここまで無事辿り着いたね」とビックリしつつ、「イタリアの地で、どんな人がこのピン使ったんだろうか・・・」

と妄想にふけっていた。