私が20歳になってから父が死ぬまで一度も会うことがなかったが、

気が付けば、2~3か月毎位にお墓掃除に行っている。

 

小さい頃から夫婦喧嘩の絶えない、DV父であったが、

なんでお墓掃除に行くようになったのか、とゆーきっかけは、、、

なんだったっけかな??

 

とにかく、初めて父のお墓掃除に行った後、叔母から

「ひょっとしてお墓掃除してくれた?」

と電話があった。

 

なぜ疎遠になっていた父の妹が私の電話番号を知っていたかというと、

父が祖父(父の父)より先に亡くなり、その後祖父が亡くなる。とゆーことで

父の取り分だった祖父の財産が私へ。

なんだけども、叔母から私の母へ連絡があり

「ルミさんに財産放棄お願いしたいから、電話番号教えて」

となり、私の連絡先を知っていたので、

「お墓掃除してくれた?」と電話がかかってきたのである。

 

因みにこの時の財産放棄は父の時のような負の財産ではない。

金額も聞いてないし、そもそも父方の祖父母とは仲良くなく、どーでも良かったので

すんなり財産放棄してあげた。今から10年前位の出来事である。

ま、叔母さんは頭良い人だし、私は好きです♪

 

叔母さんは、私がお墓掃除した事にとても喜んでくれた。

そして、それきっかけで何十年も行くことがなかった父の実家へ。

叔母はもともと東京に住んでいたが、親の介護で実家(=父の実家)を2世帯に改築して住んでいた。

父の実家は、車で30分も走れば着く。

 

父の実家なんて、嫌な記憶しかないのであるが、それでも少しは懐かしかった。

 

で、まー久々に叔母とお茶を飲みながら雑談してたら、

突然。

テレビが。

ついた。

 

叔母と二人で凍り付いた。

いや、凍り付いたのは私だけかもしれない。

「ご先祖様が会いに来てくれたのね!♪」

とは、私はならない。何故なら、仲悪かったからw

会いにくるとか、合図とか、マジでそーゆーのいいから、と思う。

 

あ、今思い出したが、実はその前に私は叔母と会っていたのだ!

その頃手芸店に勤めていて

「カット(生地の)お願いします」と言われて振り返ったら、

そのお客様が

「・・・ん?お、ば、さん??叔母さんだわ!」とすぐ私は気が付いたが、

叔母さんは気が付いてなく、私はとっさに知らないふりをしたのであった。

 

とゆーことがあったんですよ!と、お茶してる時に言ったら

「全然気が付かなかった!」と叔母はビックリしていた。

 

とそんなこんなで「お墓参り行くときは連絡してね、お花用意しとくから」と言われたが、それもなんか面倒だったので、フラッとお墓参りに行くと、大体お花が腐っている。叔母も定期的にお墓参りしてるらしい。

そこで、綺麗なお花は叔母に任せて、私は掃除役に徹することにした。

ので、私にとってはお墓参りではなく「お墓掃除」なのであった。

 

そして、私は叔母に声を大にして言いたいことがある!

お墓に人数分のコップ置く必要ありますか!?

なんですか??10人このお墓に入ったら、10個コップ置くんですか!?

コップ洗う人の身にもなれっつーーーーの!!!

 

父のお墓には、父、祖父、祖母、伯父の4名いらっしゃる。

そして、毎回、ヘドロ状になった水が入ったコップ4個も洗うのは私であった。

 

そういえば、叔母の話によると、父が亡くなった際、祖父が

「自分が建てた墓なのに、先に入りやがって。許さねぇ」と怒っていたらしい。

これは親不孝なやつめ!という愛ある怒りではなく、本当にマジで怒っていたと私はにらんでいる。

 

あー、長崎旅with次男の記録の続き、また書けなかった。。。