ネモを連れてnoaちゃんのおウチへ!
着いた瞬間、目ざといネモはnoaちゃんのおもちゃ箱を発見!
おもちゃ箱に身体を突っ込んでまで取って・・・
床には何もなかったはずなのに写真のとおり散らかしました。
noaちゃんが触ると、新しいオモチャをどんどん出して
全部自分の物。
強欲ジャイアンめ!
それでもnoaちゃんところのお姉ちゃん達から大歓迎。
noaちゃんが暮らしているお家なので心配は特になかったけど
お家にあがらせていただいてネモにとって危険な所はないか?
そうした確認ができたことで預かってもらう方の気持ちとしては大きな安心に繋がったと思います。
私はネモが行きの飛行機に乗って体調不良になった場合を考慮し
池袋近辺のホテルでもう一泊する日程を組んでいました。
こんなに元気で落ち着いているならヒロシと一緒に帰れたね。
「ネモをよろしくお願いね。」
翌日帰るのでこの最寄り駅でしばしのお別れ。
ネモは別離不安になる子じゃないだろうけど。
あまりベタベタしては私が別離不安になったら困るので
「じゃぁね~」
あっさりお別れ。
この時もそうだったけど今回の行程すべてが
万仭の石壁より母これを投ぐるに・・・という太平記な気分でした。
翌朝、東京は54年ぶりの11月の降雪。
そのおかげで、早い便に振替て早く帯広へ帰ることができたので仕事に行けました。
ネモはと言うと案の定、飼い主がいなくても平気なようで。
可愛がってもらっていました。
noaちゃんママは親切に写真とネモの状況を定期的に送ってきてくれました。
左がお泊まり翌日の昼。右がその数時間後。
ガウガウからは考えられない距離。
なんだか近い。
同じ行動。
べったりなんでしょ。
本当にネモちゃんですか?
これも信じられない行動。
写真には収められていないけどnoaちゃんがネモの耳を舐たとのこと。
舐めさせるなんて考えられない!!!
なんだこれ!
くっついてる。
一緒に寝てる・・・・
いつも家でやっているノックも30本してくれたようで、その時にウレションしたそうな。
トイレはどうにもダメだったようで外かオモラシ。
なかなか神経質みたい。
この写真見てすぐオモラシしてるのがわかりました。
ソファカバーが無いんだもの!
オシッコ我慢してたらしく
「ネモちゃんオシッコしていいんだよ。」
言われた瞬間ソファでオシッコしたらしい。
ごめんね。
noaちゃんの家族みんなに可愛がってもらって一緒に遊んでもらって
お散歩もたくさん連れて行って貰ったんだね。
今までこんなに長く他のわんちゃんと過ごしたことがなかったから。
いい経験ができたね。
ネモが意地悪してもnoaちゃんがしつこくネモの側に行ってくれたそうな。
それでだんだん仲良くなれたようです。
残念なことに楽しい時間はあっという間。
せっかく慣れてきた頃なのに。
お別れの時間。
羽田空港のJALCARGOまで送ってもらい空輸の手続き。
noaちゃんちのお姉ちゃん
号泣しちゃったそうで・・・・
お家でお別れしたnoaちゃんもガッカリしてたみたい。
また会えるから。
今度はnoaちゃんと一緒に遊びにおいで。
noaちゃん家族にお別れです。
本当にありがとう。
一方、私は帯広空港でそわそわ。
到着時刻が遅れるんだ・・・
「これだから地方空港は!チッ!」
フライトレコーダーを見ながら
今度はヒロシも一緒に文句を言っていました。
地方空港は、羽田空港の滑走路の優先順位が低いようで滑走路の横でいつも待機させられるんです。
ようやく飛行機が到着!
すぐ迎えに行きたい気持ちを抑え、受け取り場所にはすぐ行かないで
後学のためにもどんな感じで降ろされるか見届けるために展望室で観察するこにしました。
飛行機の荷物を乗せるところは前方と後方にあるのですが、てっきり後方に乗せられているとばかり思っていたら。
なんと前方から1番先にネモが出されてきました。
まさかの「前方」
これはエンジンより前にある場所なんです。
つまり後方の貨物室はエンジン付近で騒音がものすごいらしいのですが前方は後方に比べ静かなんです。
いまさらながら安心。
ネモが出され、職員が手で運んでいったのを確認した後、私だけまた猛ダッシュ。
空港とは別棟にある貨物受取場所に行きました。
ポカポカした事務所の中にネモのキャリーが置かれていました。
キャリーが外気に晒されていた時間は5分未満でした。
ハァハァもワンワンも聞こえないので気絶した?と焦り
職員に「いま開けていいですか?」と聞くと「どうぞ!」
ヒロシが抱っこ!
ネモは普通にしていただけでした(笑)
外に出すと横綱歩き!
オシッコもしたし。
超元気。
興奮すると身体が熱くなるのですが、行きの飛行機も帰りの飛行機もそうした症状も無く
心拍数もあがっていませんでした。
おかえり♪
「ただいまでちゅ」
家に着くとお水を飲んで、得意のプープーで遊びだしビックリ。
土産話を聞こうと思ったら、いつものとおりネンネ。
ゆっくり休みな・・と思いつつもこの抱っこがガウガウの原因だったりして。
この数日の体験が思い起こされ感無量。
飛行機に乗せ知らないお家にお泊まり。
飼い主の都合と言えばそうなのかもしれないけれど
獅子は子を産んで三日を経る時
万仭の石壁より母これを投ぐるに
その獅子の機分あれば
教へざる中より身を翻して
死する事を得ずといへり
ネモの飼い主は獅子の子落としをしたつもり。
可愛い子には旅をさせよ。
よく頑張りました。
おかげさまでネモは元気に無事に帰ってきました。
家についてからも普通にご飯を食べ、オモチャで遊びオシッコもウンチも普通通りでした。
旅行で持っていったものを洗濯しましたが、ネモが敷いているブランケットはnoaちゃんの臭がついていると思うから洗濯はしませんでした。
こればかりはネモに聞いてみないとわからないのですが、車で函館に6時間かけて行った時より疲れていないようです。
行きの飛行機に乗った日の夜は3時過ぎに目が覚めて吠えたりする行動をとりましたが、よく考えるとホテルの部屋が気に入らなかったのかもしれないし(笑)
初めて乗った行きの飛行機と帰りの飛行機では「慣れ」ることができたのかもしれないし。
飼い主が心配していることが取り越し苦労に感じるくらい元気でした。
もし今後飛行機を使うか。
と聞かれたら「使う」と答えたいと思います。
ただし、それは犬の健康状態、年齢、疾病などその都度医師の判断を仰ぐべきだと思うし、季節的な問題や対策も考えなければなりません。
慎重と万全を期す必要はあります。
私も今回の飛行機でかなり悩みました。
ネットで調べても、空輸の成功が載っているのがありませんでしたから。
ネモの飛行機の状況について詳しく記載したつもりです。
絶対大丈夫というものでは決して無いということをご理解いただき
もし同じように空輸で悩んでいる方がいらっしゃれば参考にしてください。
今回の姉妹会に行くために知恵と力を貸してくれた人たち。
ネモを預かってくれたnoaちゃん家族。
願いを叶えてくれるために頑張ってくれたネモに心から感謝。
ほんとうにありがとう。
おわり