病院にネモを連れていき先生に相談しました。
先生はネモを診察し、自分が先月ネコと一緒に飛行機に乗った経験と感想を踏まえて
「ネモちゃんはとっても元気だし飛行機に乗せるには何の問題もありませんね。でも1泊2日は辞めてください。いくら元気なネモちゃんでも飛行機の騒音や不安はストレスになるので、4〜5日は間隔を空けて乗せてください。」
「じゃあペットホテルに預けて休ませるってことも有りですか?」
「この性格ならどこに行っても喜んでいるようなので全然問題ないと思いますよ。」
と聞きたいことや健康状態を確認してもらいました。
しかしやはり不安は解消されないし・・・・・
ヒロシは引き続き反対・・・・
でも乗ってもいい事はわかりました。
飛行機の問題は不安がありつつもクリアしたことにしました。
問題は1泊2日はダメ。4~5日開けなきゃいけないことでした。
私が考えていたのは、11月22日に行き、23日or24日に人間だけ帰る。
ネモは東京のペットホテルに泊まって26日にネモを空輸してもらおうと思っていました。
ペットホテルには一度泊まらせたことがありホテルの人から
「ぜんぜん寂しくなかったみたいですよ。」
と言われていたし、ネモは飼い主命♥って感じの子ではないので、ちょっと可哀想かなぁとも思いましたが、その辺は抵抗がありませんでした。
それでも、もし行の飛行機で具合が悪くなったら?病院は?ホテルで具合が悪くなったらどうする?
そういうことを議論していくと期待は膨らみつつも「心配」は払拭されませんでした。
そんな中、救いの手が!
9月6日のサントリー公演の前に会いにきてくれたnoaちゃん&noaちゃんママ。
その時に「ネモの姉妹、杏ちゃんこみみちゃんに一度は会いたいと思っている。」という気持ちを話しており、今回の「ネモ東京飛行機ペットホテル計画&諸々不安」を話したところ
「ペットホテルじゃなくてうちで預かってあげるよ。」
本当にありがたいことを言ってくれました。
noaちゃんママは一度しか会ったことがなかったけど、すごく真面目な人で、noaちゃんの骨折という災難を家族で乗り越え犬を大事に育てていることが伝わってきました。
だから、ネモを預かってくれるなんてすごく嬉しかったし、預かってもらうことについては何の心配もありませんでした。
こうなれば私は「連れていく。」ヒロシは「反対0(しても無駄)保留3、賛成7」。
そして、心配の素のネモは飛行機に向けて特訓開始。
赤ちゃんの時からゲージには入れず自由に育ててきたため極端に何かに入るのを嫌います。
まずは、さほど嫌いではないバギーのコットに入る練習。
まぁ不満そうな顔。
ドームを半分閉めて、半分開けるところから。
毎日、毎日繰り返し、ドームを完全に閉めて30分放置。60分放置。90分放置。
誰もいない部屋に閉じ込める。
スパルタ特訓です。
バギーのコットに慣れてきて、その中でウトウトできるようになったら、2代前のヨーキーから使い続けているハウスに入る練習。
ここは小さいせいか嫌がりました。
入ってくれるように奥にオヤツを仕込んでも、胴が長いせいで、身体と首を伸ばしてオヤツだけを取ってしまいます。
強制的に入れて特訓。
2時間放置。
こんなことを繰り返し・・・・・
そして、そのまま車に乗せて週末は2時間くらい乗車させます。
こうして訓練を継続。
それなのに、10月24日に足ヒビ事件が・・・・!
ここでもヒロシ 「今回は諦めよう。こうなったらもう無理だよ。」
ヒビが治らなかったら諦めるしかないと思っていた矢先・・・
ただの誤診&レントゲン逆撮影 ♪♪♪
原因は爪が痛かったらしい。
安静を言い渡されている隙に、諦めの悪いカナちゃんは、ヒビが治ると信じて、ネモが最も恐怖を感じている掃除機を目の前でかけて、恐怖に打ち勝つ精神鍛錬を実施。
「鬼!悪魔!」
いいや日々鍛錬!!
5月にNoriさんのお家に行ってすこぶる態度が悪かったネモ。
どうやらわんちゃんと仲良くできない性格なのか・・・・
すると11月に入り、なんとタイムリーにフレンドリー訓練も実施!
ヘタッピィ工房の実地指導にきてくれたNana先生&ベルちゃん
フレンドリー訓練はネモのガウガウにより失敗・・・・
記念撮影は衝立つき・・・・
それでも、他のわんちゃんと触れ合えた経験が+1になりました。
こんな流れで、ブログを通じて知り合った人たちが手を差し伸べてくれ
筆舌に尽くしがたい親切によってネモの東京行き&飛行機が決まり
念願の姉妹に会いに行くことになるのでした。
つづく