ネモはケガや病気もしたけども、飼い主として出来得る最善の方法でケアもしたし病院にもかからせた。
治療に関しても納得のいく方法だった。
時間が取れない。お金がない。とか、そうした理由で諦めたり可能性を捨てる事はなかった。
普段の生活においても、お留守番は犬の宿命だからそれは別にしても、たくさん遊んだし、どこにでも行った。どこにでも連れて行った。
ネモは賢くはなかったかもしれないけど、とても従順でイタズラや悪さもしない良い子だった。
飼い主に依存することなく自分の生活リズムがあって独立していた。
だからお互い、いい距離感を保つことができたし楽だった。
カメラの中のネモはほとんど笑顔だ。
楽しかったんだとおもう。
私も楽しかった。
あの時、もし…たら…れば…という後悔は一切ない。
悔いの残らない飼い方ができたと言い切れる。
飼い主冥利に尽きるんだと思うけど、置いて行かれた感がある。
だから
さようならなんて、ふざけるな。
ありがとうなんて、絶対いわない。冗談じゃない。
そんな気持ちになんて全然ならないんだよ。
わかるかい。ネモ。
寂しいんだよ。





















































































