氏も50代に入り、そろそろ還暦が見えはじめた頃。
むしろ活動がどんどん活発になられていくよーでしたね。
今回のシリーズ（？）では基本、ソロにフォーカスしてきたのですが、
（そーじゃないと、とり散らかり過ぎますもん汗）
その一方で、常に何かしらのプロジェクトに関わってきたのが氏でした。
YMOはもちろん、
この頃でいえば、ミカバンドの再々結成もありーの、
BEATNIKSや
アコースティックユニットなどなど・・・
あ、この時期で言えばpupaもありました。
何かに働かされていたのか、何なのかは、
ワシには到底知る由もないのですが、笑、
・・・でも、とても充実された壮年期に、ハタからは見えましたね。
羨ましい。汗笑。
・・・ま、
これは、
それまでの人生の貯金の利回りなんでしょーね。きっと。笑。
若い時に苦労されたことが、
やっと実ったと申しますか・・・汗汗笑。
・・・ま、ワシのようなクズには縁遠い話ですワ。笑。
羨ましい限りですワー。笑。
（妬むな、僻むな笑）

そんな忙しい中、充実した中、
リリースされたのがこちらのアルバムですね。

「Page By Page」（2009年：album）

♪
モンスタンを見た。飢えた狼の群れ。
歴史をたどる。
破壊して、戦って、楽しんできた。
一晩中楽しんだ。
彼ら自身で。
まったく彼らだけで。

（助けて・・・助けてとあなたは言う）
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。

彼らの王国は過去となり、過ぎ去った。
ただの遺跡と砂漠。
全ては焼き尽くされ、ボクらが残るのみ。
ボクたちは何か楽しもうとしてみる。
全てボクたちで。
まったくボクたちだけで。

（助けて・・・助けてとあなたは言う）
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。
（助けて・・・助けてとあなたは言う）
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。
（助けて・・・助けてとあなたは言う）
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。
（助けて・・・助けてとあなたは言う）
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。

助けて・・・助けてとあなたは言う。
助けて・・・助けてとあなたは言う。
助けて・・・助けてとあなたは言う。
助けて・・・助けてとあなたは言う。

（助けて・・・助けてとあなたは言う）
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。
（助けて・・・助けてとあなたは言う）
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。
（助けて・・・助けてとあなたは言う）
夜がやってくる頃、
ボクたちはそこにいる。
いつものように。

助けて・・・
助けて・・・
助けて・・・
助けて・・・助けてとあなたは言う。
助けて・・・助けてとあなたは言う。
助けて・・・助けてとあなたは言う。
助けて・・・いつものように。
助けて・・・
助けて・・・助けてとあなたは言う。
助けて・・・いつものように。
助けて・・・助けてとあなたは言う。
♪

作詞はヴァレリー・トレベジャーさんという女性ですね。
氏がかなり入れ込んでいたよーですね。
ドイツのエレクトロニカ・バンド（？）LALI PUNAの人ですね。
ワシはこの歌詞を聞いて（見て）、
何故か「春望」（国破れて山河あり・・・っていう、有名なアレね汗）
それを勝手に想起しちゃっいました・・・汗汗笑。
（あー、恥ずかしい・・・笑）
個人的な感想です。笑。

「Our Inventions」（2010年：album）

そちらにもこちらの曲は収録されている。
氏のバージョンとはちょっと・・・いや、だいぶかな？　違う。
むしろそちらの方がオーセンティックな（？）エレクトロニカにも感じます。
つまり、逆に言えば、
その違いが氏らしさというか・・・
ポップさ、繊細さ、ウェットさ・・・それが氏とも言えますよね。

氏は最晩年期、K町に隠らしながら、
その頃に聴いていたのはエレクトロニカ系の音楽だったそーですね・・・。
静かなK町。
雪がつもるK町の中で、たしかに似合いそうですよね。
・・・それが氏が最後に見ていた景色なんですね・・・。

Out There