「T・E・N・T」を解散し、東芝EMIへ移籍しての最初のソロアルバム。
ワシの肌感覚だと、ここからCD時代に入ったという記憶があるね。
それ以前はアナログのレコードを持っていた（買っていた）んだが、このアルバムはCDで今でも手元にあります。
それ以前保有していたレコードは、その後のある時点で全て売っ払っちゃっいました。汗。
（今でも持っていれば良かったカナ？）

余談だが、そのころの中古屋なんて、今みたいに愛想なんて良くなくてさー、
で、YMOのレコードなんて、売りに来る人がたくさんいたらしく、
（一時期、スゲー、ブームだったからね汗）
そこにまたワシがYMO関係（氏のソロアルバムを含む）のレコードを持ち込んだもんだから、超イヤーな顔されて、
こっちもスゲー、ムカついた覚えがある。笑。
んまー、そーいった「街の中古レコード屋」っつーのも、すっかり淘汰されっちゃたけどね・・・汗。
（客をムカつかさせるんだから、仕方ないか・・・汗）
ま、店主も決して客に媚を売らない時代。それが昭和か。笑。
（実際に手放したのは平成に入っていた時期だったけど。汗。多分平成の初めの頃。汗）

話を戻して、
当時の感覚としては・・・ホント、１年くらいで、パーっとレコードからCDに切り替わったカンジ。
それだけ、日本も、消費者もパワーがあったんだろーねー。汗笑。

「EGO」（1988年：album）

↑こちらが88年だから、
87年〜88年の１年間くらいカナ。（？）

♪
言葉がないまま話すくちびる。
それは今だにボクの心を石から鳥へと変える。
重力に逆らってでも・・・
この沈黙の中、
天国は運命が辿った道を示されるのを待っている。
ボクの夢は叶えることができなかった・・・

心だけはわかっていた。
心だけはわかっていた。
天使が舞い降りてくる気配。
心だけはわかっていた。

最高の才能の背後の嫉妬。
変装を暴く視線。
ボクたちは同じ空気を吸っていた。
理想はやって来ては去っていくもの。
未来は過去に流れていく。
豪雨の中で翼を広げる。

心だけはわかっていた。
心だけはわかっていた。
天使が舞い降りてくる気配。
心だけはわかっていた。

何も変えなければ、どこにも隠れやしない。
車輪が回れば、衝突が起きる。
それが世の習いみたいなものでしょう。

古いものが新しくなる。
どうしてか間違いが真実になる。
まったく何も変わっていないのに・・・
ボクたちはそれについて語る。
僕たちは言葉という餌で罠をしかけながら話す。
そして会って炎を燃やし合う。

心だけはわかっていた。
心だけはわかっていた。
天使が舞い降りてくる気配。
心だけはわかっていた。

背後のシグナルと溜息。
古い亡霊たちが、いまだに奇妙なことを企てている。
お互いが交換する。
愛の優美さこそ、自らの報い。
私の人生は修羅の道となる。
それぞれが愛を傷つけたんだ。

心だけはわかっていた。
心だけはわかっていた。
天使が舞い降りてくる気配。
心だけはわかっていた。

心だけはわかっていた。
心だけはわかっていた。
天使が舞い降りてくる気配。
心だけはわかっていた。

心だけはわかっていた。
心だけはわかっていた。
天使が舞い降りてくる気配。
心だけはわかっていた。
♪

作詞は・・・あ、あ、あの方です・・・汗。
その意味では、もしかしたらこの曲は今では「タブー」なのかも知れませんが・・・汗。
実際、当時・・・ワシは、
このアルバムが大好きだったし、
この曲も・・・
曲順で言うと、この曲の前の「Left Bank」からの「流れ」でよく聴いていた。
・・・ま、想入れもあるんで、取り上げさせていただきました。どうかお許しを・・・。

歌詞もよく聞き取れないところや・・・
アルバムアートの歌詞を見ても、↑上記のカラフルなアートを背景に文字が載っていて、非常に読みにくくなっている。（可読性が悪い）
なので、読み取りも難しい部分もあり、
訳詞としては、かなり不正確だと思うのですが、
そこは「だいたいそんなイメージで」ということで・・・これもまた、お許しを・・・汗汗。
まー、意訳っつーか、解釈だね。・・・いや、半分は創作ですかね・・汗汗。（言い訳がましいですね汗）
当時も断片的にしか歌詞はわからないママ、
わからない部分は勝手に補完（妄想汗）して、聴いていたカナ・・・汗。
今回は、これでも、一応、頑張りました。汗汗。

それでも、ちょっと判りづらい歌詞だけど・・・汗、
これはもしかして、あのお方から氏への・・・とも取れる？？　汗汗。
いやいや・・・汗。

東芝EMIへ移籍後の氏は、
いろいろとプレッシャー（ノルマ？）が厳しかったのか、
お忙しそうでしたね。
このアルバムは今ではあまり語られることが少ないよーですが、
力作だったと思いますよ。
力作だし、好きだけど・・・何か、こー、空回りしているのかなぁ・・・汗。
氏も混迷の時代の入り口だったのかも知れません。汗。

このアルバム、曲を聴いていると、
いろいろと思い出します・・・。
個人的には、
・・・いろいろとね・・・汗。

Only The Heart Has Heard