ランブルガレージ店長です
先月に久しぶりに仕入れに行った帰りに、思わず2度見してしまったお店のショーウイ
ンドーに、シルバーピジョンC230を発見
思い切って見せて貰いにお邪魔させて頂きました
ランブルの様な、飛び込みの珍客 にも関らず、「興味あって、、」
という旨を説明すると、お店の気さくな店員さんが、「奥からオーナー呼んできますね
」と、仰って下さり。
シルバーピジョンピーターC240兼、3代目の社長さんがいらして下さいました
オーナーさんと、しばらくピジョンの談議に華が咲き、あれこれと、ピジョンオーナ
ーの あるある話や、改良個所のお話、、、お互いの共通の話になれば時間が あっとい
う間でした
詳細なC240の詳細を見て行きたいと思います。
強制空冷4サイクルOHVエンジン。
ランブルのシルバーピジョンピーターC110と同じコンポーネンツですね
こちらがシルバーピジョンC110のエンジンレイアウトです。
ですがC230には、シャフトドライブの後輪のジョイント位置には、三菱のマークが
入った銘板が付いていたり、キャブレターのφの差異、エンジンアクセスの
ボンネット状に開くC110や、C111に比べて、シルバーピジョンC230は、
ラビットS301等に類するような 左右パネルオープンでアクセスとなる等、
時代に即した改良を加えているようで、差異を探すのは興味深いです
オーナーさんのお手製の、キャブの油面位置、点火時期のメモなどのつぶさな改良、
修繕箇所等がエアクリーナーに貼られ、大切にされている様子を車体のあちらこちら
から感じられます
外観は、シルバーピジョンピーターC110、C111に比べて大きな改良が加えられて
いるのは一目瞭然ですね
こちらはランブルのシルバーピジョンC110です。
メーター周りのデザインも、ピーターC110が59年、C230が64年ですので、
5年でこれだけ改良が加えられ、モダンに生まれ変わってきた変遷を感じます
こちらはC110のダッシュボード です
富士重工のラビットが2サイクルエンジンばかりなのに対して、新三菱重工は一貫して
4サイクルのスクーターに拘り続けたのは、互いのメーカーの意地と言いますか、
プライドを感じます
次回も仕入れの帰りに寄り道した大正時代から続く老舗の酒屋さんと、
三菱シルバーピジョンのお話は続きます
●ランブルガレージ 店長ブログでした。
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