ツクトリ自主コン2023
ニンゲンさん作
「殺人鬼が愛したNY」
クリアしました!
圧倒的ビジュのピクチャ芸にマップ芸!
主人公と作者さんに便乗して
なんか頭がいい気分になろう!
エログロハードボイルド活劇‼︎
シナリオ
主人公の探偵「最悪 明日(サイアク ミョウジツ)」は、
ニューヨークの情報屋マムの依頼を受け、
勝手についてきたクレジットカード
道明寺と共に飛行機に乗りこむ。
1月1日、NYでは航空機が
ランドマークタワーに追突するテロが起こっており、
主犯とされる「I♡NY」がこの日を境に暗躍していた。
模倣犯、類似犯、都市伝説まで持ち出され
複雑に連鎖する複数の事件…
警察、マフィア、CIAに大統領、果てには「キリスト」も
参戦する騒動…
その中心へ中心へと入り込んでいく最悪。
問われる過去の罪悪。
最悪の明日はどうなる!
なお、感想を言う前に私の
ずのうちすうについてお伝えすると、
NYがアメリカのなんなのかも
摂氏も華氏もよく知りません。
明日はどうなるとか言っておいて恐縮ですが
事件の内容あんまりわかってません‼︎
難しくて…ハリーポッターもわからない私です…
そもそもなぜ感想ブログで作品のあらすじを
書いてるかと言うと、後からブログを見返したとき
ストーリーを忘れてても思い出せるからなんですが、
本作はいくつもの事件と登場人物の動向が
(長尺の中で)絡み合っており、
「あの時のアレはソレだった」とか言われても
ホレェ?( ᐙ )って思ってました。
推理ゲーって時点で作者さんが
クレバーな事は間違いないですが、
他にもアメリカのローカル知識とか、
推理パートや日常シーンに差し込まれる
雑学・うんちくとか、英訳とか…
分厚い教養を感じさせることうけあいです!
そしてキャラのアメリカンな言い回しと
知的ジョークがずっとうるせえ(褒め言葉)。
推しは警部ですね。潔い権力の犬…
ラスボス戦の展開はバカでもわかるヤバさと
みんなが協力するアツさが
ひしひし伝わって最高でしたし、
こんなやらかして何がしたいんだ?
というI♡NYの目的についても
そういうコトか〜ッ!と膝を打ちました。
規模がデカすぎる…
主人公チームが最後まで手のひらの上で
使われていた1人勝ち逃げ感が
キャラを神格化させていると思います。
被害がデカくて道中血生臭かっただけに
どう収拾つけんだ?と思ってましたが、
大団円で良かったです!
ハッピーエンド過激派もニッコリ!
システム
選択肢推理読み物ゲーム。
やはりと言うべきか
事件の内容あんまりわかってません‼︎
難しくて…容疑者Xの献身もわからない私です…
台詞が詰められがちと言うか、
解説がはしょられがちというか、
僕には状況説明が2倍の文量必要かもでした。
濡れ場はあんなじっくりねっとり丹念に描写するのに……
ただ、選択ミスをしてもペナルティはなく、
ミニコント付きで最悪が解決に導いてくれるので、
推理苦手でも大丈夫でした✌️( ᐙ )✌️
特筆すべき表現は戦闘背景を使うためだけに
(戦闘なしの)戦闘イベントを使っていること。
これにより都市の遠影を遠くから眺めるとか、
夜景をビルの上から眺める描写をしており
ビジュアルノベル的こだわりが感じられます。
この手法はなかなか思いつかないというか、
ここまで潔いこともできるんだなぁとツクトリに
詳しくなりました。なったところでwith出るってよ
グラフィック
こんなにわかってないのに
最後までプレイできたのは
グラフィック面の目覚ましさに
「もっと続きを見たい!」と思ったからで、
最初の航空機突っ込みシーンから虜でした。
前述の通りオサレ空間作りが目白押しで、
ピクチャ色彩変更を使った暗めの色作りが
NYの冷たい空気やいっときの深閑や
重たい空気を感じさせます🏙️
マップもサンプルとは無縁の猥雑な作りで、
一部はガチャついててどれが何か
分からなかったりしたんですが、
NYの混濁さとして受け止められました。
アニメーションを使ったネオン看板の表現や
それに群がる蛾の表現は
目を見張るものがありました!
ちなみにI♡NYのマークは
作者さん自筆のイラストを見た感じ
黒い帽子を被り赤く目を光らす黄色い人の
象形なんですかね?
どうしてこの色なんでしょうね……🔮
作者さんの作品はツクフェスの
「約束の木の下で」「生存者」を触りましたが、
クリアしたのは本作が初なので、
手合わせできてよかったです!