本記事は、第3回ツクフェス自主コン

ペロンペロン隊長」さん制作の

短編「タマ夫、6歳最後の旅行前

極短編「カプセル怪獣小決戦!!」

クリア記事、


および

長編「タマ夫、6歳最後の旅行記」

クリア記事への導入記事です。






カプセル怪獣小決戦!

(極短編)


僕は勝手に「ペロンペロン3部作」

呼称していますが、初めに触ったのは本作。

感想は、一言で言えば、なんだこれ……(困惑)


タイトルと説明文で誤解していましたが、
自作戦闘ミニゲームとかでは無くって、

カオスなギャグラノゲもの。


カプセル怪獣(ポケモンみたいなもの)

3体を持ち寄って勝負する

危ない人2人の話なのですが、

まともに戦うことをしないのでもうコント。


条理が無い世界なりにルールがあって、

筋道は立てていくタイプのギャグだと思います。

わたしは開始5秒で振り落とされました。


やはり特徴がストーリー分岐の多さで、

3択選択肢の選び方でオチが変わるというもの。

全回収したら10分以上かかります。


エンディングは2種見ました。

(友を買われるエンド→白いレガッタエンド)

「サブタイトル回収したしクリアかな」

とか思ってwikiの作品ページを見たら、

エンドが23種類あってほんのり絶望しました。

全部追うと胃もたれしそうだったので

プレイはとりあえず終了しました。なので

回収率でいうと10%未満とかだと思います。


見たルートの中だけで感想を言うと、

すっげぇバカでした。

うんうん、お地蔵様は殴っちゃいけないよね!


人形劇としても、分身させてみたり

半透明うまく使ったりで凝ってて、

それが展開を説明する材料になってるので

カオスにも関わらず呑み込みやすいです。

とりあえず、生きた牛を見てウマソ~

思えるのは感性が野生生物だと思います。


なにを言ってるかわかんねーという

未プレイの方がいたら、この不条理バトル、

ぜひ追ってみてください!モチモチ。





タマ夫、6歳最後の旅行前

(短編)


2番目に本作をプレイ。

こちらは完全に読み物で、

矢継ぎ早のギャグは健在。

一品食ってる途中で皿を下げられて

次の料理が出てくる気分でした。

オムニバス、群像劇というのか、

キャラがたくさん出てきて

次々とストーリーを展開していく作り。


なので、タマ夫本編は

別々の境遇のキャラが

一つの目的の元に集う話なのかな、

とか思っていましたが……

感想は後ほど。



奇妙な展開の前に

プレイヤーを終始置いてけぼりにするスタンスで

読み終えてみると、笑えたのは覚えてるけど

「何を見せられたんだろう……」

手元に何も残っていないことに

気づく感じが最高です。


ベーダー卿は子煩悩だし良い上司だしで

素敵なキャラですね。

旅行記に登場しないのが残念でなりません。

まぁどうだっていいか!

置いてけぼりにされた分、

続きが気になってしまうという点で、

旅行記のイントロダクションとしては

軽快に機能していると思いました!

いろいろとどうでも良くなれるのでオススメ!







……さて、これらのプレイ経験を踏まえて、

作者さんの持ち味を知り、

例の矢継ぎ早ギャグを3時間以上やるという

狂気のテンションについていけるか?


と、正直プレイするかどうか迷ったのですが……



タマ夫、6歳最後の旅行記

(長編)


最後には本作を手に取りました。


文字数制限に達してしまったので、

続きは別の記事に引き継ぎます!