先日ブログに書いたバリ島で本格的な瞑想をする事になった続きです・・・
全然軽い気持ちで来てしまった瞑想ですが、まずこの瞑想合宿の間守らなければいけない約束がありました
1.いかなる生き物も殺さない
2.盗みを働かない
3.いかなる性行為も行わない
4.嘘をつかない
5.酒や麻薬など摂取しない
6.正午以降食べ物を摂らない
7.娯楽を行わず、身体装飾をしない
8.ぜいたくな、あるいは高い寝台で眠らない
私が教わった瞑想は2種類
1つ目は座り瞑想
2つ目は歩き瞑想
この二つを合宿期間中自分のペースで繰り返し行う。
キンタマーニで行われているヴィパサナでは歩き瞑想は無いと友達に教えてもらいました。
初めての瞑想合宿・・・とにかく自分の中にこんな考えとかあったのか?とビックリするような事が頭の中に出てきたり、過去の心の傷を鮮明に思い出して泣いてしまったり・・・
産まれてはじめて、こんなに長期間人と会話しない、目を合わせない生活を体験しました。
合宿中に2回講師のお坊様と直接話す時間が一人づつ設定されていて、その時間は瞑想中に起こったことを正直に話します。
私は本当にくだらない事が頭に浮かんだりして瞑想が出来ていないと思うと話している最中に、遠くから見る時に感じるお坊様の厳しい感じでしたが、近くで見ると何だか包み込まれるような温かさを感じ、自分がどうしていいか分らないと瞑想と関係ないことを聞きながら泣いてしまいました
お坊様はただ、最初からうまくいく人はいない、このまま瞑想を続けなさい。それからkokoは合宿期間中何か聞きたければいつでも私の元にいらっしゃいと言ってもらいました。
通訳してくれていた作家さんが後から、このお坊様があんな事を言ってくれるなんて初めて聞きましたと言っていました。
分らないけど、お坊様に私のボロボロ状態の心が見えていたから、そんな事言ってもらえたのかな?
もちろん、規則通り2回のみお話させていただきました。
お坊様とお話した後、リラックス出来たのかいつもより瞑想にちゃんと向き合えました。
最終日の前日、1度だけ瞑想中に穏やかな風がしばらくふいて急に自分がフワッと浮いた感覚になり、亡くなった父と会えた感覚がありました。
大丈夫そのままでいいんだよと言ってもらえたように感じました。
最終日の夕方外で歩き瞑想をしていたら急に声がして参加者達が急に話し出しました。
えっ何???と思っていたらそこで瞑想合宿が終了でした
みんなで記念写真を撮って色々おしゃべりタイム。やはり女性は私以外すべてインドネシアの方達でした。
インドネシアの各地から参加されていてリピーターの方がほとんどでした。
その日の夜はいつも利用していた食堂で夜遅くまで皆さんと語り合いました
翌朝施設を出る前に作家さんが瞑想で利用したお寺の住職様に一緒に挨拶に行きましょうと私もついていきました。
私は後ろに座っていたのですが、住職様が私の名前を聞いてきました。
それから、このお寺までどうやって来たのか聞いてきたので、ガイドさんを雇って連れて来てもらいましたと返事をすると、電話を前日にくれたらお寺からバスが出ているから安い料金で来れるという事と、瞑想合宿が無い時もいつでも瞑想しに来ていいですよと言ってくれました。
お礼を言ってお寺を出る時に住職様がずっとお見送りしてくれました。
これも帰りの車に入ってから作家さんに言われたのですが、作家さんも何度もココに来ているけどそんな事言われた事ないし、あんな風にお見送りは初めてだよと言っていました。
つくづく私はあの頃ボロボロだったから見えていたんでしょうか?
行きに連れて来てもらった知り合いのガイドさんの車で帰りも作家さんと一緒に。
帰り道で瞑想後人間関係で変化があると思いますよ。
多分必要でない人は去っていくと思うし、イイ人が周りにいっぱいになりますよって・・・
そして、私はこの産まれて初めて体験した本格的な瞑想合宿後に本当にすごい変化が・・・
夫と急接近する事になったんです・・・