来週は姉の一周忌。


去年のちょうど7月11日に救急車で運ばれて、あれから早一年。



去年のこの時期、やはり梅雨でこの湿気のせいで息をするのが余計に苦しいと言い、実家のリビングのクーラーを除湿モードでガンガン冷やして生活していた事を思い出します。(親は寒くて長袖を着て生活していた程ゲッソリ


痩せて骨と皮だけになっていたのに、寒くなかったのでしょうか。

もしかしたら死を間近に体の機能も低下していたから体温調節も衰えていたのかもしれませんね。


そんな事を思い出しながら、先日、母と一周忌の事で確認の話しをしていたら、母がこんな事を言い出しました。


「あの子もね〜、なんかパッとしない人生だったわね〜」的な事を呟くように言いました。


私はその場は


「しょうがないよ、アスペルガー的な要素も多くあったし、だから子育ても結婚も普通の人より何倍も大変だったと思うよ。そのせいで変わっていたし、人より出来ない事が多かったんだし…」

といいましたが、、、



その場の会話の感じでは特に悪気があって言っているからわけではないのは分かっていたし、親としては子に早くに死なれ、その子の人生を親目線で振り返っての話しだという事は分かっているのですが、なんかちょっと腑に落ちないものが私の中に出てきて、その後アレコレ考えてしまいました。


私も2人の子の親なので、子供のことを親目線で見ると、「ああなって欲しい」とか、「勉強がもうちょっと出来て欲しい」とか、まあまあ、色々な子供に対しての想いって有りますよね。



なるべく

「子供は子供」

「子供は自分のものではない」

「自分とは全く違うひとりの人間」

「今からから色んな体験を通して学んでいく」

と、心に強く思いながら、親としてはそれをサポートするだけだ、と頭では分かってはいるのですが、なかなかやっぱり周りと比べてしまったり自分と比較してしまったり…

多々あります。



うちの父親は独立してお金を稼ぐようになり、言わば人生の勝ち組だと自負しております。


そして母もそれが人生の成功だと同じく思っている節もあり、頑張って人より上に出るとか、他人と比べて自分の価値を高める考え、というか。


戦後の貧しい時代を育ってきた世代で、とにかく競争競争で、暴力や男尊女卑、学歴社会は当たり前と、そんな高度成長期時代を駆け抜けてきた世代ですから、自分の子供が自分より劣っているだとか、出来が悪いだとか、子の人生がパッとしないものだったとか、そう思ってしまうのは致し方ないのですが、そこにとても違和感を感じたワタシ。



早く死んだ人の人生を、残された者が振り返ってジャッジするなんておかしくないかい?



ワタシは、姉がこの世に生まれ、人より早く死んでいった意味とか、病気になった意味とか、姉が周りに与えたモノは何か、


って事を色々考えて、


すると今世、姉妹で生まれてきた意味とか、互いに与えた影響とか、色んなものが見えてきて、分かってきて。


分かった最終結論を一言でいえば

「魂の成長」だったんだけど。



だから人間が「生きる」ってことには全ての人に必ず意味があって、


大したことない人生を送っている人なんて1人もいるわけが無く、


各個人個人の人生の中で「気づいて→成長して→気づいて→成長して」の繰り返しの中で右肩上がりに魂が成長していく事が大切なわけで、


そこに他人の人生との比較は一切必要なく、


「己の中の比較」で成長していければいいのであって、


その「成長」の為の【経験】や【体験】は人それぞれ全く違うのは当然なわけで、


だから、他人がその人の人生をジャッジするのは本当におかしい事。



姉が人生を途中放棄せず、あんなに辛かったのに最期まで生き抜いただけでも物凄い立派な事だとワタシは思ってるのに。

だって、途中で放棄する(自殺する)人だって沢山いるんだから。


病気を通して最期に色んな気づきを与えてくれて、姉はワタシにとっての人生のキーパーソンで、ワタシ的に言うならばワタシの人生の「気づき要員」の1人。

それもかなり大切な要員。



だから、母がそういう視点で姉の人生を見て欲しいなと思ったのです。


人生で何か華やかな事をしたとか、

社長になったとか金持ちになったとか、

功績を残したとか、子供を有名人に育て上げたとか、そんな事どーでもよくて、


その人なりにどんな成長があったのか、とか、人にどんな良い影響を与えたかとか、そこにどんな意味があったのかとか、そういう事を見て欲しいと思ったのです。



例えば、子に先立たれる親の気持ちを分からせてもらったとか、看病する立場に立って想像以上の大変さに気づかせてもらったとか、最期まで一生懸命生き抜いた凄さを目の前で見せてもらったとか、そういう風には思えないのか…⁇  とか、少し残念な思いもあり、、、




残された者がそれを感じ取ることが出来たら、死んだ人も報われるし、すんなりと成仏出来るんだとワタシは思います。




真顔余談


「気づき要員」の事を書きましたが、「ホントに嫌なんだけどこの人ー‼︎‼︎」って人も実は「気づき要員」の1人なんですよねー(それに自分が気づくとその人は自分のところからいなくなる…とか、その人が優しくなったとかよくあるあるですウインク


ありがとうございましたちゅー