皆さんこんにちはニコニコ

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45歳でこの世を去った姉の「乳がん闘病記」をそばでサポートしてきた視点から見えた事、感じた事、分かった事などを綴ってます。


さて、今日のお話は、、、

闘わないガン生活

というお話。


近藤誠先生の「患者よ、ガンと闘うな」という本があります。
私は近藤誠先生の本は何冊か読んでますが、いずれもとてもしっくり来る内容です。

興味ある方は是非読んでみてください。
賛否両論ありますが、マスコミがどう言おうが周りがどう言おうが、自分の心に響き、直感で感じ取り、腑に落ち、自分が「そうだ!」と思えばそれが自分の正解だと私は思ってます。

近藤誠先生の「ガンと闘うな」とは少し違う目線で書きたいと思います。

そもそもいつも【闘病記】って書いてる時点で毎回違和感ありながら書いてるのですが…



ガンが発覚すると皆その日からガンとの闘い…みたいになりますよね。

手術で切って、抗がん剤で叩きまくって良い細胞まで壊して、放射線でやっつけて、ホルモン剤で抑えて、、、などなど。

ガンを無くすことを目標として闘います。

闘うという事は【勝ち】を目標としてるわけですよね。

【勝ち】とは【治る】という事ですよね。

では治らなかったら【負け】という事になりますよね。

「死」が掛かった勝ち負けですから、そこにこだわり過ぎると負けた時は後がなく、悔しさとやり切れない気持ちしか残りません。敗北感と絶望感しか残りません。

今まで闘って頑張ってきた時間を「有意義な時間だった〜」とか「一生懸命になれたから〜」と思える人は少ないと思います。

姉を見てきて思いました。

頑張ってガンを無くすんだ!と意気込んでいて、最後まで諦めていなかった、、、
それは素晴らしい事だと思いますが、結果「負け」たので、なんかその時間がとても惜しいものと私は今感じています。

姉の場合は進行ガン。
小林真央ちゃんと同じタイプだったと思います。
何をしても身体中にガンが巡っていて対処しても追いつかない。

だから姉は標準治療を一切やらずに無治療を選択したわけですが、でも自分なりにガンと闘っていました。今思えば、そこも(自分なりにも)闘わなきゃ良かったのになと。

姉の場合は発覚と同時に近藤誠先生のところに行ってタチの悪い進行ガンだと告げられたわけだし、自分の意思で無治療を選んで、普通の病院で治療漬けにならずに済んだわけだし、だとしたら、そこで好きなことを思い切り楽しめば良かったのに、、、と。
ずっと田舎暮らしがしたかったと言っていたのだから、すぐにでも田舎に物件探して行けば良かったのに、、、
残りわずかな時間、やりたいことやって楽しく生きていれば、、、

結局【負け】が決まっていたも同然なのだとしたら、逆に残された時間をもっともっと楽しいものに使ったら良かったのに、、、と。

そうすれば少しはガンが頭から離れて、不快感や諸症状の感じ方も変わっていたのかも、と思いました。

と、全ては後の祭りですが、つくづく思うのです。
言うのは簡単ですよね、後からなんだって言える、確かにそうです。

でも、その一言で片付けてしまったら何ににもなりません。
本当にやりたい事を貫こうと強い意志があればできます。

姉は「ガンだから…」とか、「治ったら…」とかよく言ってました。

そして私も「ガンだから無理だよ」とか「今はそんな事言ってられないよ」とか、ガンを中心にして全ての事を考えていました。


私が思うのは、ガンに照準を合わせ過ぎて、生活のほとんどがそれになってしまう、、、

例えば自分が新しいクルマを買ったとたん、走っていると自分と同じクルマばかりやたら目に入り「なんか最近これ乗ってる人多いな」と感じたりする現象のように、
あと、自分が手を怪我をしている事に気がつかなかったのに、血をみた瞬間急に痛くなりだしたりする現象のように、
そこにスポットを当てると人の意識はそこにばかり目がいくもので、これが自分にとって最大ネガティブな要素【ガン】となれば、常にネガティブな意識が頭を巡っている事になります。
そして、闘いとなれば、気を休める事はなかなか出来ません。
常にガンと向き合う事になり、少しどこかが痛いだけでも「あれ?もしかして」と不安になったり、不快な症状も意識しすぎて不快感が増したりもすると思います。

ですから、その意識が余計に【負の要素】を引き寄せてしまうのです。

ラジオの周波数を合わせるように、自分の周波数も【ガン】という事にチャンネルを合わせ、見えるもの聴こえるもの感じるもの全て【ガン】の事で占めてしまいます。


だから、好きなことをやっていたら、ガンによる不快な症状もさほど気にならないかもしれないし、好きな事をしてたら気が紛れて免疫力も上がるから進行を抑えられるかもしれない。

そうは言っても、そりゃあ誰だって諦めたくないですよね、、、
諦めたら終わりって感じもしますし。

でもどうせ今の西洋医学ではガンを治せないのだし、治るも治らないものその人の運命なんだとしたら、、、

全てを受け入れて、残されたこの地球生活を思い切り楽しむ!
体が動けるうちに好きな事をして、1日の中でひとつでもワクワクドキドキする事を見つけて生きる!

↑はい、私の理想です。

姉を見ていて、実際にはこんなキレイ事の様に上手く意識を持って行くのは、けっこう大変なのは分かっています。
健康な体の人ではないですから、難しいですよね。
でもそこを乗り越えて「意識を変える努力」をする方が、「ガンと闘うエネルギー」と同じか、もしくはそれよりは楽だと思うのです。

私の友達の旦那さんで、姉より前にガンと闘っている三十代の方がいます。今でも健在で元気です。歯の奥にできる珍しいガンで、顔面が一部えぐるような手術をしています。
治療も継続して受けていますが、抗がん剤はやっていないようです。
でもその方はサーフィンやハワイが大好きで、ガンになっても治療中でも好きなことはやり続けています。
犬も大好きでまた1匹増えました。
とてもよくお世話しています。

好きな事に重点を置いて、ガンは生活の一部、、、といった感じでしょうか。

ガンのタイプもあるでしょうが、私は彼の「好きな事を絶対にやめない」姿勢、ガンと好きな事の両立が見ていて気持ちが良いです。

姉も、考えようによれば、しこりがありながら病院には行かず、普通に生活していた訳ですから、わざわざ早期発見し、治療生活、ガン生活を早めず、数年を普通に過ごせたのですから、そう考えると放置しておいたが為に、苦しんだ期間が2年半で済んだのです。

義母は同じ乳がんで、8年間も抗がん剤を繰り返しながら闘病していました。



ガンと向き合い過ぎず、闘わない。
意識の在り方です。
難しいようですが、ガンと闘う事より簡単です。
意識の問題ですから。

健康な人だって同じですが、人生なんてあっという間です。
明日死んでも良いように毎日を楽しんで生きていきましょう♪
楽しむ為に生まれてきたのですから!


最後まで読んで頂き、ありがとうございましたウインク