皆さんこんにちはウインク


45歳でこの世を去った姉の2年半に及ぶ乳がん「無治療」闘病生活を通して分かった事、見えた事、感じた事などを書いております。

今ガンで頑張っている方、ガンの家族を支えている方が気持ち的に楽になってくれたら良いなぁという思いで綴っております。


さて、今日のお話は、、、


姉はガンによる疼痛がありませんでした。

緩和ケアの先生いわく、7割くらいの人はガンによる疼痛があるようなのですが、残り3割の方はガンによる痛みがないのだそうです。
痛いのが大嫌いな姉でしたのでそれは幸いでした。

転移した骨のガンも肺のガンも、乳がんも全て、その部分の痛みというのはありませんでした。
ただ、肺転移による咳や呼吸の苦しみや胸水などはありました。
それに、気持ち悪さや食欲不振、色んな諸症状はありました。


そして、姉がまだ緩和ケアを受けている時に、胸の下の1番下の肋骨の辺りが痛くなり、結構な痛みだと言いうことで、耐えられず姉は急遽、時間外で担当の先生に電話し、診てもらうことになりました。
そこで出されたのが、オキノームというモルヒネと同じような作用を持つ薬でした。
これは飲み始めたら今後ずっと最後まで飲んでもらわないと…と先生は言いました。

ガンによる痛みではない、と姉は言い切っていましたが、この先飲み続けないといけない薬をもらい、薬嫌いな姉はそれがどうしても納得できず、でも痛みもあったので、その場は仕方なくもらって帰ることに。

私が代わりに薬局で薬をもらってきたのですが、劇薬に指定されているので取り扱い方法などを指示され、それを姉に伝えたところ、姉はそんな劇薬だったとは知らず、それを知った怒りはピークに…
「なんで?一時的な痛みなのになんでこんなモルヒネ今から飲み続けなきゃならないの?」
「こんなの飲み続けたら余計おかしくなる!副作用だってすごいだろうし、毎日飲み続けるなんて!痛みは今だけなのに!」とすごい剣幕でした。

要するに先生はその頃、姉がガンよる疼痛が出てきたのだと判断した訳ですね。

姉は納得がいかなかったものの、私はとりあえず「我慢してても余計にストレスでガンにも良くないんじゃない?」と言い、痛みもあった姉はやむを得ず一回だけ飲むことにしました。
でも飲み続ける事はなく、最初で最後、その一回で終わりました。

その夜は少しだけ楽になったのか、急激に良くなった訳ではなかったようですが、次の日はだいぶ良さそうでした。
でもやはりオキノームを飲み続けることに違和感を感じていた姉は、「やはり波動医学でお世話になっている先生に診てもらいたい」との事で、すぐ診療してもらいに行きました。

そしたら、姉の言う通り、ガンによる痛みではなく、痛みの原因は「帯状疱疹」でした。

帯状疱疹のウイルスを殺す抗生物質をもらい、姉はすぐに良くなり、胸の痛みは消えました。

姉の直感は当たっていました。

さすが自分の体です。


痛みの原因が何であろうが、とにかく痛みをすぐにでも取り除きたい人もいると思います。
私もその状態で痛みがあれば、薬を飲んで毎日少しでも楽な気持ちでいられるのなら、それを選択すると思いました。

でも姉は薬による副作用で体がおかしくなるのをすごく嫌がりました。
モルヒネを毎日服用する事で頭がボーッとしたり、最後の最後、寝たきりになり、病院のベッドの上で管をつながれながら排泄も自分で出来なくなり、そんな状態で生きながらえるのは絶対にヤダ!という強い考えがありました。
最後まで本来の体、本来の自分の意識のままでいたい!という強い願いでした。

自分の体のガンによる諸症状は我慢できても、その他の治療や薬による副作用の痛みや不快感は絶対に嫌だったのです。
自分で発生させたものなら受け入れるけど、そうでない他の何かが自分の体に作用または影響したりする事は受け入れられなかったのですね。

最後まで自然な形のまま、自然の体の作用のまま死んでいきたい、という事です。
手を加えていじられて本来のものではない体の状態で死にたくなかったのです、たとえ命が短くなっても…

そういう考え方の人もいるという事ですね。

私だったらどうするか…

その時になってその時の直感で自分軸で選んでいけたらいいなと、思ってます。

稀だと思いますが、緩和ケアが必要でない人もいるのですね。

周りに理解されるには大変苦労しますし、皆が歩くべき道を歩かないという事は、開かれてない道を自分で探しながら切り開きながら歩くので、支えて行く家族も大変でしたが、見事、自分の道を行った姉でした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございましたおねがい