曇天の空
澱む空気は鈍く重い

吹き飛ばされるほど弱くない
立ち向かえるほど強くない

中途半端な平凡

雲間の光に刺されても消えない

鈍い重みだけが周りを囲む
気怠い心地よさ
抜けない魔法

抜け出せない

冷たく嘲笑い頬を掠めて消えてゆくのに
焦がすほどの日差しを刺す

ずるいよ 

手を伸ばしても届かない
形なき温もり
蒼く青く碧く

高く。。。

目も眩む眩しい光に透かされて
幻は現実世界へ戻される

夢でいい
幻でいい

闇に心置き忘れ
動く身体は操り人形