「薦季直表」の臨書に取り組んでいます。
薦季直表については、〝書道臨書の練習〟に
載せています。
来月の締め切りに向けて、練習から清書に
切り替えることにしました
このタイミングで、墨を変えます。
大きな作品を前にして、
「墨って、どれくらい磨るのですか？」と
聞かれることがありますが、
私は墨汁派で、墨は磨っていません
本当は、固形の墨を優雅に使ってみたいの
ですが、それをしていると時間が足りないの
です…。
練習中は墨んぼの濃墨を使っていました。
とろ〜っとしたテクスチャーが、何とも
言えず、筆が進むのです。
練習には、オススメの墨汁です。
この濃墨はファンも多く、清書用に使う方も
いるので、練習中に、これぞ！というのが
出来たら、そのまま提出する事もできてしま
います
清書には、玄宗を使っています。
玄宗の濃墨は、墨んぼよりもドロッとして
います。
私のように筆使いに自信のない人が使うと、
変なカスレができて、伸びやかな字が書け
ません。
なので、玄宗の普通墨を適量混ぜて、好みの
濃度を作ってしまうのです
これが、楽しい‼︎
今の時期は、乾燥が激しく、日によっては、
筆がカチカチに乾いてしまいます。
パンやケーキを作るように、水分量を調整
するのです。
学生時代、好きな科目は理科。
実験をしているようで、ワクワクしながら
書いています。
技術をひけらかすのではなく、道具も含めて
いろいろ実験して試してみる
それが、作品に挑戦する醍醐味だと、思って
います。
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