連休明けの登校は…

思春期以上不登校未満のお子さんのいるご家庭は、連休明けの朝は、緊張感で包まれるのではないでしょうか。

我が家は、一人息子が中学生の時、
過敏性腸症候群(IBS)にかかり、辛い経験をしました。
過敏性腸症候群の定義は
腹痛を伴う下痢や便秘などの排便障害で、
日常生活に支障が生じるので、深刻なんです。

息子は、横浜市内の自宅から、
都内の学校まで、電車通学をしています。
中1の時、お腹が痛いと言って、駅から引き返して来ることが数回あって、
小児科医からIBSの診断を受けました。
(学校は好きなので、不登校ではないけれども、登校困難であるのではないかと…)
中2の夏休み明けから、電車に乗れなくなり、それは中3の始業式まで続きました。

そのときの事
・学校行きの電車に乗れないのであって、家に帰りたくないと思われなくて良かったと、自分に言い聞かせた。
・主人に、一緒に病院に付き添ってもらった。
・他の学校の生徒さんはどうしているのか、小学校の頃に通っていた塾の先生から話を伺った。
・主人が、毎日学校まで送ってくれると言ってくれたので、素直にお願いした。
・担任の先生の他に、学校カウンセラーを頼った。私の場合、行かない方が良かったと思っています。
・まずは、下痢を治すことを優先する事として、私は腸についての勉強会に参加し、エステサロンで腸マッサージを習った。
・体質改善には、大人でも半年かかると、長い目でみるよう、自分に言い聞かせた。
・思春期外来を勧められたが、断った。
・健康系のTV番組を観ていて「この先生に診てもらいたい」と病院を調べて、初診予約をとった。
・IBSの原因が分かり、ホッとした。
・精神面では、不安定な感じもしたが、息子自身の乗り越える力を信じた
・食事を見直してから2〜3ヶ月経った頃、下痢がなくなってきた。
・中3のGW明けには、電車登校ができるようになった。
・中3の夏休み前には、一人で登校できるようになり、医師から「これで卒業だね」と治療が終わった。

一番辛かった時は、大学附属、進学校という事もあり、もったいないという気持ちから焦っていましたが、他の道があってもいいと、私が覚悟をきめてからは、上手く事がまわるようになりました。
また、この経験は、夫婦関係を見直すきっかけになりました。お互いを気遣うあまり、遠慮をしてしまって、本音で物が言えなくなっていました。当時は口ゲンカもしましたが、改めてわかる事もたくさんあったと感じています。

息子の卒業文集(一部分)から…
『中2の時に僕は当時のクラスの雰囲気が合わずに学校に行くことがストレスになり、過敏性腸症候群というものにかかってしまい、毎日登校中の電車内でおなかが痛くなり途中で下車してトイレに駆け込んで遅刻するようになった。とても辛かったけどあきらめずにどんなに遅れても絶対学校へ行くということを心掛けながら学校に行っていた。その時に一生懸命支えてくれた両親にはとても感謝している。』

筆跡診断を知ったのは、息子が思春期を抜けた後のことでした。
もし、あの時に知っていたなら…、
だんだんと口数が少なくなり、上手く自分を表現できなくなっている息子の
今現在を知る、一つのツールとして活用したと思うのです。
「人が変わるには行動あるのみ」と言いますが、内に篭っている時に動くことは難しいと思います。
でも、文字を書くことで、人生を変えていく事ができるなら、簡単ですぐに始められると思えませんか。
まずは、お母さんから、筆跡診断を受けてみませんか。
筆跡チャネリングcafe
「charming tail」
ykami.pompom@gmail.com
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