ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「はぁ、はぁ、はぁ、、、除闇さん達は、ビッグヴァーダのみんなは、無事かな？｣

「さっき、向こうの方で物凄い爆発があったけど、、、｣

夜道をひたすら走るスパーダ。

数時間前、怒りよる膨大な熱量で、

『追加装甲を展開』、窮地いたアグナスとネルを救出する事に成功。

10000000分1秒を超える光の速さで敵を撃退出来る究極のチカラを解放したが、

怒りの頂点の熱量のコントロールは難しく、一瞬にして追加装甲は散開してしまった。

そ、装甲が！

「みんな!! 無事で居てくださいね！｣

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ーーフム、静かだな、、、

ーーそうか、ここは、無の世界か、、、1度は現世へと甦ったワシじゃが、、、どうやら現世でチカラを振るうのも、、、ここまでの、ようだな、、、

ーー恋華、、、除闇、、、無事に2人を逃がす事は出来たであろうか、、、

「おじいちゃぁぁん！｣

「マスタァァァァ!!｣

ーーフム、恋華、、、そして、除闇の声も聞こえてきおった、、、

「ラキキラキキラキキ、、、アァァァァ、、、｣

ーーフン、聴こえの悪い、ミズキの声まで、、、奴め、、

－シュウジ·クロス!! シュウジ·クロス!! 目覚めなさい！-

ーーム、ワシの本名を呼ぶか、、、何者？

ー除闇の母、美津姫(みずき)でございます。

ーーム!! ワシの魂に話かける、神通力の高さ、、、しかも、名がミズキとは、、、

ー我が子をJab利休に託し、己の神通力でミズキに挑みましたが、逆に身体を奪われてしまいました、、、

ーーフム、なんと不運な、、、スマンが、今のワシでは、除闇のチカラになってやる事は出来ん、、、

ーいえ、貴方にはまだ闘志が残っています。最終最後の拳の意志が！

ーーフッフッフ、、、拳よ、、、

ーーワシにもう一度闘えというのか、、、

ーーいいだろう。これが最後の拳だ。

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「ラキラキラキラキラキ、、さぁ、もうこれでオワリだ！人間ども。この地獄神社から、一人も生かして帰さん！｣

「絶望しろ！恐怖しろ！驚嘆し、泣き叫べ!! 我が名は、羅将神ミズキ!! この世を暗黒に染める者ぞォォォォ!!｣

ミズキは、力一杯エネルギーを塊を両手に貯めた。

「やっべぇ、、、今までで一番デカイ、攻撃術を仕掛けてくる気だ、、、｣

「これで、終わらせる気だな、、、｣

ネロ、黒鴉は、ミズキによるここ一番の最強の一撃を警戒した。

「俺の名は、除闇!! この世の世界の闇を全て、退ける者!! 魔槍術!!攻撃バフ全開!!!｣

除闇は、ミズキに向かい槍を構え、全ての"気"を槍に込めた。

「よせ、除闇!! ｣

黒鴉は、除闇を止める。

「除闇最大の奥義!! 魔槍虚空ざぁぁぁん！｣

除闇は、全身全霊のチカラで槍を横になぎ払い、気の力の衝撃波を放った。

しかし、ミズキにあたるどころか、煙を通過するように除闇の斬撃はすり抜けてしまった。

「くっそォォ、、、ダメか、、、｣

除闇は膝をつく。

「消えよ！人間!!｣

ミズキが、最大の一撃を除闇達に放とうとした、

その時

「とっとと、逃げんかァァ!! ノロマなガキどもォォ!!｣

「キサマ、死にぞこないの死人風情が！｣

「マスター!!｣

「おじいちゃん!!｣

「フン！まったく手間をかけさせおって、、、｣

マスターアジアが、襲いかかろうとするミズキの前に立った。

ーーマスターアジア。恩に着る、、、

ーーおじいちゃん、ゴメン！

除闇と恋華は、一度眼を合わせ、マスターアジアにその場を任せ撤退した。

「逃がすと思うか、、、｣

ミズキは、逃げる除闇と恋華達に向けて攻撃を放とうとしたが、

「ラキッ!!?｣

「ミズキよ！ワシの最後の一打(いちだ)!! 冥土の土産にくれてやるわ！｣

「、、、、、ラキラキラキラキラキラキ、良いだろう、、、｣

「来い！死人風情!!!｣

自分の魂全てをかけ、金色(こんじき)に輝くマスターアジアを無視出来ず、マスターと闘う決心を固めるミズキ。

マスターアジアを始末した後でも、瞬間移動で除闇達に追い付く事が出来るからである。

ーー聴け除闇よ!!。

ーーキサマは知らぬと思うが、キサマの母親は、いつもキサマ自身を見守っておる、、、

ーー除闇、間違っても、親を悲しませるな！どんな時でも幸せに生きよ！

「滅べ!! 死にぞこない!! 天地魔鏡陣!!｣

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ーー恋華ァァ!!

ーー必ず、自分のキモチを大好きな除闇に伝えよォォ！

ーー思い続けるだけでは、意味が無いのだァァ!

「必ず伝えるのだぞ!!｣

おじいちゃん

とのォォ

「グェェェェェェェェェ、、、｣

約束だァァ!!

ーー解りました！マスター、、、俺、どんな時でも、幸せに生きます！

ーーもぉ、2度と負の感情に捕らわれません！

「あ、、おじいちゃん??｣

「おじいちゃん!!｣

おじいちゃァァァん！

つづく

次回

ラストバトル

「キサマ人間に、負の感情がある限り、、我は消えんよ、、、ラキラキラキラキラキラキ｣